(C)サステイン
2021年9月20日(月・祝)後楽園ホールで開催されるプロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.6 Supported by ONE Championship」の追加カードが発表された。
▼バンタム級 5分3R
後藤丈治(同級世界8位/TRIBE TOKYO MMA)
石橋佳大(ZEEKジム)※元環太平洋王者
ベテラン勢の安定した強さと、新世代の台頭で“黄金のバンタム” と呼ばれるほど強者が並ぶ同級。その階級に、勝っても負けてもその激しすぎる試合内容ゆえ“激闘王”と呼ばれる石橋佳大の10カ月ぶり復帰戦が決まった。
元環太平洋王者の石橋は、2019年5月に“もっとも戦いたくない相手”と言われる藤井伸樹と対戦し、3R右フックでKO負け。約1年半振りの復帰戦となった2020年11月の前戦では、論田愛空隆を相手にブランクを感じさせないキレッキレの身体で打・投・極を駆使して、判定勝ち。再起を果たしている。強い組みを軸に、魂の拳を振るう石橋は連勝なるか。
対するは、北海道大学卒の“インテリファイター”後藤丈治。サウスポー構えからの左の打撃を武器に、2020年は2月に力也に1R TKO勝ちで4連勝をマークすると、4月に祖根寿麻にギロチンチョークで一本勝ちで5連勝。
その後、9月の修斗初参戦では藤井伸樹に判定負けを喫したものの、最終ラウンドまで攻守が入れ替わるノンストップファイトを繰り広げ、修斗ファンの心を掴んだ。
続く12月「TTF Challenge」で服部賢大に1R 左ストレートでKO勝ちし再起を飾ると、2021年3月の前戦では魚井フルスイングに判定勝ち、2連勝をマークしている。後藤は激闘、乱打戦にも対応出来る能力と、相手を分析しながら攻め時を見極めるインサイドワークも兼ね備えているクレバーなファイターだ。
ただし、試合間隔を空けざるを得ない程毎試合全力で戦う“激闘王”石橋の猛攻を避けて通ることはかなり難しく、後藤がどこまで冷静に戦えるかが勝敗の分かれ目になるだろう。