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【K-1】MOMOTAROをKO撃破した11勝11KOの西元也史が、元フェザー級王者・村越優汰にも番狂わせ勝利を宣言

2021/08/09 21:08
【K-1】MOMOTAROをKO撃破した11勝11KOの西元也史が、元フェザー級王者・村越優汰にも番狂わせ勝利を宣言

「相手の良さを消す」村越(左)と「倒して勝つ」西元の対戦が決定

 2021年9月20日(月・祝)神奈川・横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~』の第2弾決定対戦カードが発表された。

 スーパー・フェザー級の3分3R延長1Rで、第2代K-1フェザー級王者・村越優汰(湘南格闘クラブ)と西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が対戦する。


 村越は2011年4月にプロデビュー。2014年7月には第5代RISEバンタム級王座を獲得。K-1には2017年12月から参戦し、2018年6月の第2代K-1フェザー級王座決定トーナメントで優勝して王座に就く。2019年3月に卜部弘嵩の挑戦を退け初防衛に成功すると8月にスーパー・フェザー級転向のため王座を返上。11月には武尊に敗れるも武尊を苦しめた。2020年3月にレオナ・ペタスに敗れて連敗を喫したが、12月の両国大会で山本直樹からダウンを奪って再起。今年3月には芦澤竜誠も判定で破っている。戦績は30勝(11KO)9敗。


 西元は伝統派空手をバックボーンに持ち、2019年9月大会からKrushに初参戦。友尊をハイキックでKOするインパクト大のKrushデビューを飾ったが、朝久泰央、松本涼雅、TETSUに泥沼の3連敗。しかし、2021年3月のKrushでSATORU成合をKOして連敗から脱出すると、5月のK-1ではMOMOTAROをKO撃破した。戦績は11勝(11KO)6敗2分。


「今回、対戦相手を聞いて、正直そこまでモチベーションは上がらなかったんですけど、油断してると痛い目に遭うのは自分は実感してるので。しっかり仕上げて勝ちたいと思います」という村越に対して、西元は「K-1の大会に連続参戦できることが純粋に嬉しいです。一昨年のよこはまつりのとき、僕は先輩の山崎秀晃選手のセコンドとして横浜アリーナの花道も歩いたし、リングの横でその姿を一番近いところで見てたし。そのときに絶対、自分もこの舞台に立とうと誓ったんですが、こうやってできることになって本当に嬉しいです」とモチベーションはかなり高そう。


 心境を聞かれた西元は「こうやって自分がSNSとか、試合と関係ないところで言ったことで組まれた試合じゃなくて、自分が実力で出してきた結果で組まれることが純粋に嬉しいです。これから先、自分にとって大一番じゃない試合なんて一つも来ないと思うので。全部、しっかり倒して勝っていきたいと思います」と、格上との対決を喜ぶ。


 村越は「純粋に試合も観て、凄い一発もあるし、凄くいい選手だと思いますね」と西元を評した。

 MOMOTAROに続いて番狂わせを起こす自信はあるかと聞かれた西元は「もちろん自信はありますし、観てるみんながそれを望んでいると思うので、僕が倒して勝ちます」と、次も格上を喰うと宣言。村越は「自分のいいところは相手の良さを消すところなので。まあ、相手のいいところをまったく出させず、自分のいいところだけを出します」と、いつも通り相手の光を消すと静かに答えた。

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