2021年7月28日(水)東京・後楽園ホール『RISE 151』の前日計量&記者会見が、27日(火)都内にて14:00より行われた。
(写真)RISEには2度目の参戦となる元ラジャ王者の竜哉 今大会では第6試合から第8試合のメインイベントまで、エイワスポーツジム勢がずらりと並ぶ形となった。セミファイナル(第7試合)のバンタム級(-55kg)3分3R延長1Rで対戦する、同級2位・良星(FIGHT CLUB 428/Team Bull)は54.85kg、WMC日本バンタム級&フェザー級王者・知花デビット(エイワスポーツジム)はリミットちょうどの55kgで計量をパス。第6試合の-52.5kg契約3分3Rで対戦する、元ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者の竜哉・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム)は52.25kg、数島大陸(及川道場)は52.30kgで計量をパスした。
(写真)番狂わせを狙う及川道場の新鋭・数島 続いての会見で竜哉は「明日はエイワスポーツジムから3人も出るので、僕がその最初なのでしっかり勝って2人につなげます」と宣言。対する数島は「急遽の参戦ですが試合を組んでいただきありがとうございます。相手は格上で普通やったらあり得ないマッチメイクですが、せっかくやらせてもらえるので僕の執念、死ぬ覚悟で勝ちに行きます。キックボクサーは泣かないぜ」と言い放つ。
(写真)とにかく明るいRISEの元気印・良星 知花が「自分も調子がいいのでバチバチに打ち合って倒しに行きたい」と言えば、良星は「前回は2月で5カ月ぶりの試合ですが体調もバッチリでコンディションもいいので、明日は倒して勝ちたい」と両者激闘予告。
(写真)良星撃破で一気にランキングを上げたい知花 相手の印象を聞かれると、竜哉は「若くて勢いのある選手なので、しっかり勝ちたいと思います。ムエタイの王者なのでしっかりムエタイを見せつつ、勝ちます」、数島は「ムエタイの王者ということで蹴りが強くてバランスがいい、身体の軸がブレない感じがします。派手に倒すとかではなくムエタイ王者なのでテクニックの攻防が出来たらいいなと思います。その中で最後に僕が倒せたらと思います」と評する。
良星は「いかついです。怖いです(笑)。一発の右フックが強いので、自分が有利になっている時にもらうと怖いのでその対策だけはしてきました。打ち合うところは打ち合って、僕らしさのスピード感を出して倒したい。バチバチ打ち合いましょう」、知花は「凄いスピードもあってテクニックもあっていい選手だと思います。自分の得意な攻撃、得意な距離、そこをしっかりと試合の中で作っていって何が何でも勝ちに行く姿を見せたいです」と、それぞれ話した。
エイワスポーツジム勢は3人とも勝てば明日の大会を“エイワ祭り”とすることが出来る。竜哉は「3人でいい勝ち方をして、最後の(竹内)将生さんがベルトを獲れば中川さん(会長)に恩返しができるので3人でしっかり勝ちたいですね」、知花は「自分も一緒で、しっかり自分がメインの竹内君に繋げて3人で勝てれば一番ハッピーなエイワ祭りになると思います。僕もしっかり勝てるように頑張ります」と、それぞれ意気込む。
知花は神奈川のエイワスポーツジム所属だが、普段は「基本、群馬在住なので練習も大半は群馬で元K-1ファイターの中澤純さんのジムで練習とトレーナーとして務めさせてもらっています。たまにではありますが、エイワに行ってムエタイのテクニックを練習しています」と、他のエイワ勢とは違うスタイルである理由を説明。
今回は急遽対戦相手が変わったため、新設されたフライ級の試合ではなく契約体重での試合となった竜哉だが、「とりあえずしっかり勝って、次回はフライ級で出させてもらえるように勝ってフライ級では僕が主役になれるように頑張ります」と、フライ級のエースの座を狙うとする。
その竜哉を相手に数島は「強い選手とやっていくのが強くなっていく一番早い近道だと思うので、ここはしっかり番狂わせ、勝ちを獲りに行きたい」と番狂わせを起こすつもりだ。
知花と対戦する良星は、今回から所属にFIGHT CLUB 428が加わったが「練習環境が変わったわけではなく、以前から面倒見てもらっていました。サポートだったり、試合対策とかをマネージャー含めてやってくれるので所属にさせてくださいとお願いします」と説明。
また、「53kgと55kgの選手ってみんな強くないですか? 今回の試合をしっかり落とさず勝って(バンタム級王座に)再挑戦するのもそうですが、僕が2位で志朗選手が1位なので、志朗選手と鈴木真彦選手の2人ともめちゃくちゃ強いので、そこに挑めるようにコンディションをもっていければと思っています」と、1位の志朗、王者の鈴木に勝てるような状態を作っていきたいとした。