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【RISE】石井一成との4度目の対決に臨む大崎一貴「勝つのは当たり前で、いい内容、いい勝ち方をして優勝へ弾みをつける」

2021/07/04 12:07
 2021年7月18日(日)エディオンアリーナ大阪・第一競技場『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA』で開幕する「DEAD OR ALIVE -53kg トーナメント」。その一回戦でKING OF KNOCK OUT初代フライ級王者・石井一成(ウォー・ワンチャイプロモーション)と対戦するRISEスーパーフライ級王者・大崎一貴(OISHI GYM)の公開練習が7月3日(月)愛知の所属ジムにて行われた。  大崎はタイ・ルンピニースタジアムで8連続KO勝利を飾り、同スタジアム王座に挑戦したこともある。2018年には「KING OF KNOCK OUT初代フライ級(51kg)王座決定トーナメント」で準優勝。RISEには2020年2月に初参戦し、9月に田丸辰を破って王座を奪取。今年2月大会ではWBCムエタイ日本統一バンタム級王者・一航を破り、現在5連勝中で戦績は33勝(17KO)5敗2分1無効試合。  弟の大崎孔稀が持つミットに、ジャブ、ワンツー、ワンツー・左フック、ヒザ蹴り、後ろ蹴り、左ミドル、ワンツー・左ボディとスピードのある技を次々と叩き込んでいった大崎。  ミットを持った孔稀は「調子はめちゃくちゃいいですよ。それは自信を持って言えます。相手が一成選手で4回目の対戦。前回負けていますが、今回はRISEなので現RISE王者として負けられない戦い。王者としても、トーナメントの1回戦ということでも余計に負けられない。いい感じに追い込めています」と兄に太鼓判を押した。  5月17日に行われたトーナメント組み合わせ抽選会には出席できず、「どういう組み合わせになるか、自分が誰とやるか気になった」という大崎。現王者の特権で最初にトーナメントの枠を選んだ大崎との1回戦を望んだのが石井だった。 「最初はビックリしましたが、勝てると思われているのかなと思ったのでそこは絶対に見返してやる。ナメられてるのかなって気持ちはちょっとありました」と、石井の真意は分からないが、選んだことを後悔させるつもり。  4度目の対決で3戦目は石井が勝利しているが「ルールが3回ともムエタイルールでしたが、今回はRISEルール。僕の方が打撃の部分に関しては全然上回っていると思うので、過去3回とは違う結果になると思います」とRISE王者としてのプライドがある。  石井に関しては「試合結果とかは見てましたし、孔稀と同じ大会に出て試合をしていた時も見ました。映像も見ました。自分と試合をしてから全然負けてないのもあって上にどんどん行っているので意識はしていましたね」という。 「まだ勝てていないのもあるし、今回勝つのは当たり前だけど勝ち方にこだわって、僕の方が上だぞってところを見せたいと思います。一番はRISEで僕の方が試合をしている経験。RISEルールだというのもあるし、会場の雰囲気も僕の方が何回も試合しているので分かっている。そういった部分で上回っていると思う」と、経験値が違うとする。  石井に穴はあるかとの質問には「ムエタイルールを主戦場にしている選手ですが、スタイル的には首相撲&ヒザの選手ではない。でも近くなった距離、ムエタイなら首相撲で組める距離では僕は空手出身なので、僕の方が強いと思いますね。3回試合しているだけあって、どういう感じで来るかはお互いに分かっている」と、接近戦では自分の方が上回っているとした。  トーナメント全体を見渡せば志朗(BeWELLキックボクシングジム)が最も強敵になるであろうと予想。「僕がムエタイで戦っていた頃から本場タイで一線で活躍されていて、日本に戻って来てRISEに出たらRISえに合わせてきていて。RISEルールでも良い戦績を残していて強い選手。という印象です」  その中で勝ち抜いていくには何が必要か。大崎は「めちゃくちゃ強い8人が集まっているので、1試合1試合成長していかないと、そのままでは勝ち抜けないトーナメントだと思っています。最後は気持ち。どれだけ優勝する気持ちが強いかだと思います」と答えた。  当初、RISEに参戦した時は外敵のイメージが強かった大崎だが、今では王者でありメインを務めたこともある。「ずっとRISEでしか試合をしていないので、今はホームでもあるし、チャンピオンでもある。そういった部分では心強い。緊張はしないので、試合する上では大きいことだと思います」と、ホームで石井一成という“外敵”を迎え撃つ。  最後には「4回目の対戦。勝つのは当たり前で、いい内容、いい勝ち方をして弾みをつけて僕が優勝します」と優勝を宣言した。
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