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【RIZIN】9・19さいたまSA大会の出場候補に朝倉未来、斎藤裕、サトシ、クレベルも。8月は「新しいチャレンジ」

2021/06/28 04:06
 2021年6月27日(日)丸善インテックアリーナ大阪にて『RIZIN.29』が開催された。  大会終了後、榊原信行RIZIN CEOが総括を行い、大会中に発表した9月19日のさいたまスーパーアリーナ大会と、8月に予定しているという“スピンオフイベント”について話した。 「大阪大会、総括として非常に格闘技らしい試合が多かったという感じです。それぞれいろいろな想いがある中で、完全に噛み合ってファンの人たちが求めるような決着の付き方ではないというか、もう少しKOなり一本なりの決着がしっかりつく試合があればよかったかなと思いながらも、1試合1試合それぞれの攻防はGPの1回戦を中心に非常に見応えがありました。」と評した榊原CEO。  バンタム級GPについては「これで東京ラウンドと大阪ラウンドで8名が出揃ったので、(2nd ROUNDの組み合わせは)抽選会にするのか、主催者の方でマッチアップするのか、早急に決めて発表させていただきたいと思います。あと9月の大会でリザーブマッチも組みたいと思っていまして、1回戦で負けてしまった8名の中からファンの人たちがもう一度出てきて欲しいと思う選手をファン投票で選ぶのもいいのかと思っております」と、9月大会では2nd ROUNDの4試合とリザーブマッチも行うと発表。 (写真)東京ドーム大会で勝ち上がった4選手との絡みが期待される金太郎 大阪ラウンドの目立った選手として「金太郎選手と伊藤空也選手の試合は見ごたえのある打撃戦でしたし、金太郎選手の良さが見えた試合でした。金太郎選手と東京ラウンドで勝ち上がった選手たちの絡みも面白いんじゃないかなと思いました」と、金太郎(パンクラス大阪稲垣組)の名を挙げた。 「9月の大会へ向けて浜崎朱加選手の試合、ホベルト・サトシ・ソウザ選手の試合も組まれる可能性があると思いますし、クレベル・コイケ選手、斎藤裕選手の試合、朝倉未来選手が9月の試合へ向けて動き出せるのかどうかも含めたところで、明日から調整に入りたいと思います」と、出場予定選手たちの名前も。  連敗を脱出した矢地祐介(フリー)についても「本人とも少し終わって話しましたけれど、よく言われるように勝ち癖・負け癖はあると思いますが、負けが混んでいる選手って分かってはいるけれど勝ちにこだわる。渋くてすいません、でも本当に勝ちたかったんですというのは彼の本音だと思いましたし、その中で新しい環境でレベルアップしている姿が今日の試合の中でも垣間見えましたから、ここで白星をつけらた中でお祭り男として本人が望むのであれば9月にでもファンも本人もスカッとする試合をできるように機会を作れたらと思います」と出場候補だという。  また、「7月~8月にもうひとつ何か新しいことをやりたいと思います」と発表したことについては「オリンピックがなければ環境が変わってくるので、会場が全部空いてくるわけです。そのジャッジを早いタイミングでいただけると思って7月末か8月のタイミングでの大会を準備していました。さいたまスーパーアリーナ、有明、新しい代々木、いろいろな会場の調整が効くんだろうなと。極論を言うと国立競技場が開いていたらやれないかなと思っていたんですけれども、1回のイベントを1万人規模でやるとなっても1カ月を切るタイミングではさすがに間に合わないので、趣向を変えて8月にはなにか新しいチャレンジができることを考えられたらいいなと。それはおって発表させていただきます」と、通常のRIZINとは違う“スピンオフ”的なイベントのようだ。 「RIZINとしての新しいアクションを起こせればと思っています。いくつかアイデアがあるので、オリンピック・パラリンピックの期間中ですけれど、9月までの間にチャレンジできるようなことを考えられたらと、いくつかの企画を走らせられたらと思っています」と、複数のアイデアがあると語った。  なお、国立競技場も候補地にあがっていたとのことから、那須川天心vs武尊に関するものなのかとも思われたが、「そのカードとは関係ない」とのことだった。
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