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【RIZIN】皇治の試合後全コメント、バッティングは「自分の実力のなさ」今後は「若い選手たちに盛り上げてもらったらなと思っています」

2021/06/27 22:06
 2021年6月27日(日)丸善インテックアリーナ大阪にて開催された『RIZIN.29』の「RIZIN KICKワンナイトトーナメント」で、1回戦の梅野源治戦はノーコンテスト、特別措置で決勝戦へ進出して白鳥大珠に敗れて優勝を逃した皇治(TEAM ONE)が、傷だらけの顔ながらもインタビュールームに姿を現し、記者たちの質問に答えた。以下、その全コメント。――試合後の感想は? 「まず、心から梅野選手に申し訳なかったと思っています。申し訳ありませんでした」 ――1回戦、決勝と対戦しての相手の印象は戦前と違った? 「一緒というか、このトーナメントに懸けて必死に調整してきたと思いますし、梅野選手はもちろん、梅野選手のファンにも格闘技ファンにもこうしてRIZINのリングに上がれたのはたくさんの方の支えがあったので、凄く申し訳ないことをしたと反省しています」 ――今後の展望は? 「自分がしたことなので申し訳なく思っています」 ――決勝戦をやると聞いた時にどう思った? 「梅野選手に申し訳ない気持ちが強かったので…。あとはお客さんがたくさん来てくれたので、ここで被害者ぶって試合をしないというのは違うと思ったので、最後までリングに上がろうと思いました」 ――決勝戦へ向けての気持ちは作れましたか? 「そんなのは…気持ちを作れたというか、梅野選手に申し訳ない気持ちが」 ――白鳥選手と戦ってどう思った? 「強かったですよ」 ――バッティングが多くなってしまったが、今後も含めてどう考えていますか? 「自分の技術不足だと思いますし、故意じゃなくても相手にダメージを与えるのはルール上で反則なので、自分の実力のなさだと思っています」 ――優勝を逃した気持ちは? 「被害者ぶってるわけでも悲劇のヒロインぶっているわけでもなく、さんざん偉そうなこと言って、受け入れなあかんことも人生にはたくさんあるのかなって考えています」 ――梅野選手ともう一度正々堂々と戦いたいとの気持ちは? 「今は戦いたいというよりはしっかり会って謝りたいです」 ――受け入れなければいけないことというのは批判ですか? 「批判ももちろんですけれど、いっぱい悔しいことがありましたし、絶対に自分ならできると、やらなあかんと必死にやって来ましたけれど、全てを見返すために頑張って来たんですが、人生そんな簡単なものではないなと。自分の弱さをしっかり受け入れて人生を突き進まなあかんのかなとも考えています」 ――白鳥選手が、ここから這い上がってくる皇治選手を個人的に見てみたいと言っていましたが? 「本当に申し訳ないと思っているので、たくさんの人たちが協力してくれてこういう舞台に立てているので、それをこういう形にしてしまったのは本当に申し訳ないなと。それだけです」 ――バッティングについては反則行為だと思っていますか? 「もちろん。全くワザとではないですが、相手にダメージを負わしたのは認められている攻撃でダメージを与えたわけではないので、それは自分に非があると思いますし、言い訳はないです。強く申し訳ないと思っているし、しっかり受けいれなあかんと思っています」 ――決勝戦もいかに入り込むかの勝負で、頭から突っ込むスタイルで行きましたが戸惑いは? 「実力のなさですよね。こんなことメディアの前で言いたくないですけれど、実力があればこんなことにはならなかったと思っています」 ――リング上で白鳥選手と交わした言葉は? 「申し訳なかったと。あの3人が上がってきてくれたからこうして形になりましたし、それを自分が1回戦で不甲斐ない結果にしてしまったので盛り上がりに懸けることになったし、全て受け入れようかと思っています」 ――事前のSNS含めてのやり取りがありましたが、それも含めての申し訳ないとの気持ち? 「みんなそれぞれ盛り上げようと思ってやってくれたと思うので。それに最後は戦いでみんなに見せなあかんかったのに、それを選手含めてみんな見たかったのに見せられなかった。それが申し訳なかったと思ったのでそれを白鳥選手に伝えました」 ――今までで一番のトレーニングを積んできた、限界を超えるまでやったとのことですが、結果が出なかったのは期間が短くて足りなかったのか、それとも限界なのか? 「全力でたくさんの人にサポートしてもらって間違いなくいい練習ができましたし、自分の実力のなさで自分の限界を認めるのもこれから必要やなと思っているので。自分自身、この結果をマイナスに捕らえず、しっかり考えなあかんと思っています」 ――引退するんじゃないかとの心配もありますが? 「ぶっちゃけた話、彼らは強いですし、強い選手もたくさんいますし、いっちょまえのことばかり言ってやって来ましたけれど、若い選手たちに盛り上げてもらったらなと思っていますし、この年までできたのはみんなのおかげやと本当に感謝していますし、そういう風に思っています」 ――それはもうグローブを吊るすということですか? 「それも考えなあかんと思いますし、梅野選手がああなっているので次また頑張るとは考えてないですね」
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