2021年6月25日(金)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.126』の一夜明け会見が、26日(土)都内にて行われた。
第6試合のKrushフェザー級3分3R延長1Rで、ムエタイ三冠王の鷹大(WSRフェアテックス西川口)を1R3分、右ボディブローでKOした國枝悠太(二刃会)が前夜の試合を振り返った。
試合は1R終了とほぼ同時に國枝が右ストレートを効かせて、右ボディフック。このダメージで鷹大は試合続行不能となったが、有効打と認められ、國枝のKO勝利となった。
この結果は波紋を呼び、試合後にはSNS上で批判の声も浴びたという國枝だが「その20秒ぐらい前のところでボディを効かせとって、そのあとワンツーから右ボディを流れで打った。僕の中ではラウンド内やと思ったんで、当然の結果だと思っているんで、謝るつもりもないです」と堂々と胸を張る。
これでKrushでは2連続KO勝利という結果となったが「セコンドに言われた通りにしかできなくて、セコンドの言われた通りにやって倒せたので、次もそれを信じて頑張ります」とさらにKO勝利を積み重ねることに意欲的だ。
試合後にはKrushフェザー級王者の新美貴士と戦いたいというコメントも出していたが、当日行なわれたタイトルマッチでの16秒殺のKO劇を見せられ、「新美チャンピオン、おめでとうございます。めちゃくちゃ強くてビビりました(笑)。今の自分では全然勝てないので、もっと練習して頑張ります」とややトーンダウンしてしまった國枝。
しかし、「とりあえず新美選手に一歩でも近づくために、僕より上にいるフェザーの選手を全員戦って倒していくので、誰でもいいのでどんどんぶつけてください」と、タイトル戦線浮上に向けて実績を積み重ねていくことを宣言していた。
●全コメント
「昨日は応援ありがとうございました。最後(試合終了のゴングとほぼ同時の)ボディで倒したっていうのでSNSでめちゃくちゃ叩かれて、DMもめっちゃ来ているんですけど、その20秒ぐらい前のところでボディを効かせとって、そのあとワンツーから右ボディを流れで打った。僕の中ではラウンド内やと思ったんで、当然の結果だと思っているんで、謝るつもりもないです。
(改めて試合の感想は?)鷹大選手はもっと大きく振ってくると思ったんですけど、結構内からフック入ってきて、何発かいいのをもらっちゃったんで焦りましたね。(今回の試合のために取り組んできたことは?)前回の試合で2発ぐらいしか蹴れなかったんで、今回は10発蹴ろうと思ったんで、それぐらいは蹴れたかなと思っています。(Krushでは2連続KOになったが、この結果についてはどう捉えている?)僕は巧くないので、セコンドに言われた通りにしかできなくて、セコンドの言われた通りにやって倒せたので、次もそれを信じて頑張ります。
(新美選手のタイトルマッチの感想は?)新美チャンピオン、おめでとうございます。めちゃくちゃ強くてビビりました(笑)。今の自分では全然勝てないので、もっと練習して頑張ります。(今後の目標は?)とりあえず新美選手に一歩でも近づくために、僕より上にいるフェザーの選手を全員戦って倒していくので、誰でもいいのでどんどんぶつけてください。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日の戦いが3戦目ということで、次の4戦目の國枝悠太を皆さん楽しみにしていてください」