MMA
インタビュー

【RIZIN】吉成名高、改めて天心戦をアピール「大晦日にヒジありのキックルールが理想」

2021/06/25 16:06
 2021年6月27日、丸善インテックアリーナにて開催される「RIZIN.29」の第3試合(RIZINキックボクシングルール 52.0kg 3分3R※ヒジあり)で誓(ZERO)と対戦する吉成名高(エイワスポーツジム)が25日、リモート共同インタビューに応じた。  これまでRIZINに2度参戦し、ヒジでKO勝ちするなどビッグインパクトを残している吉成は「RIZINのキックといえば、吉成名高と認知してもらえるような存在になりたい」と力強く語った。 自分の実力を世間の人、関係者の人に認めてもらう ──試合を直前に控えて今の印象はいかがですか? 「前回12月のRIZINに出させてもらって今回3度目の出場になります。だいぶRIZINの雰囲気にも慣れてきて、そろそろ自分の存在感を出して知ってもらいたいと思うので、今回もインパクトのある勝ち方をして次につなげたいと思います」 ――対戦する誓選手の印象は? 「ムエタイのベルトを持っていてムエタイのスタイルもできるし、ガンガンくるスタイルもできる選手だと思います。それに身長も高いし、一筋縄ではいかない相手だと思いますが、最終的に自分がKOする形で終わりたいと思います」 ――昨年末のRIZIN参戦から体重が増えているが、今年からトレーニング面などで変えたものはありますか? 「去年の夏からフィジカルトレーニングを週一でやっていて、そのトレーナーさんとも話をして身体を大きくしていく中で、食事面も気を付けなが逆にいっぱい取っています。その成果もあってだいぶ体重も増えてきたので、このままどんどん大きくしたいと思います」 ――フィジカルではどういう面がアップされました? 「そこでは体幹もそうですし、身体のバランスが崩れないようにパワーを付けてもらっているので、試合で一発での破壊力だったりもそうですし、エイワスポーツジムでいい練習ができているので前回とは違った強さを見せられると思います」 ――今回の試合展開はどうなると予想していますか? 「1R目は相手がガンガン来ると思うのですが、自分もしっかりそれに対応して3Rに入らないように、2Rまでに試合を終わらせられたらと思います」 ――今回の試合での勝ち方にこだわりは? 「前回、前々回とヒジ打ちでKOしているので、今回もKO勝ちは理想ではありますが、たぶん僕がKOできるのはヒジだと思っているので、他の技でもKOできるぞというのを見せたいと思います。今回はヒジ以外でもどんどん狙っていきたいと思います」 ――昨年10月に名高選手の従兄弟の士門選手が誓う選手と対戦して圧勝しています。その内容は意識しますか? 「自分の従兄弟で後輩の士門が誓選手に判定で勝っているので、自分はKOで勝って先輩風を吹かせようと思います(笑)」 ――今回勝ってRIZINでの目標はありますか? 「自分に求められているもは圧倒的で魅せる試合だと思うので、今後もそういう試合をしていきたいと思います」 ――以前から対戦をアピールしていた那須川天心選手が前回のRIZINで対戦相手を公募していましたが、名乗りは挙げました? 「ボクシングルールでやるというので僕は挙げていません。キックルールだったら、自分の希望としては大晦日にやりたいです」 ――今回勝ってリング上でアピールしますか? 「そうですね。やりたい気持ちは常にあるので」 ――ヒジありのキックルールにこだわりますか? 「僕はそれでやりたいのが理想ですが、結構厳しそうなので……」 ──今大会ではキックトーナメントがありますが、どういう印象がありますか? 「キックトーナメントは皇治選手が中心になってできたトーナメントだと思うので、皇治選手の影響力は素晴らしいと思います。自分もRIZINのキックといえば、吉成名高と認知してもらえるような存在になりたいです」 ──皇治選手が自分の言葉で今回のトーナメント実現を引き寄せたと思いますが、ご自身では言葉でそういうチャンスを得ようと思いますか? それとも試合内容で? 「自分の実力を世間の人、関係者の人に認めてもらってどんどん上にいけたらなという気持ちがあります」 ──トーナメント優勝予想は? 「希望は同じラジャダムナンスタジアムのベルトを獲った梅野選手がキックでも強いというのを見せてほしいのですが、皇治選手と削り合いになるんじゃないかなと。白鳥選手が決勝戦に上がってきて、白鳥選手が優勝すると予想しています」 ──この前の東京ドーム大会の試合を観て印象的な選手は? 「朝倉未来選手の試合に感動しました。強さももちろんですが、男としての生き方がカッコいいと思ったので自分も試合だけじゃなく、行動からカッコいいと思ってもらえる人間になりたいです」 ――どのあたりの行動からそう思いました? 「クレベル選手は柔術で強いし、やるのは正直怖いと思います。そこをしっかりチャレンジして試合をしていた姿もそうですし、試合後の行動も観て凄くカッコいいと思いました」
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント