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【K-1甲子園】決勝大会への切符をかけて西日本予選を開催、応援サポーター・川口葵も来場「迫力ある試合ばかりで刺激をもらいました」

2021/06/22 20:06
【K-1甲子園】決勝大会への切符をかけて西日本予選を開催、応援サポーター・川口葵も来場「迫力ある試合ばかりで刺激をもらいました」

K-1甲子園の西日本予選が開催された。全日本大会は8月29日に東京で行われる (C)K-1

 2021年6月20日(日)大阪・176BOXにて『K-1甲子園2021~西日本予選トーナメント~』が開催された。

 昨年は大会スケジュールの変更により、1日で優勝者を決めるワンデートーナメント形式で行われたK-1甲子園だが、今年はそれまでと同じく東日本・西日本の両地区で予選トーナメントを実施。予選トーナメントの成績優秀者が決勝大会に進出し、日本一の座を争う形となった。

 この日は西日本予選として-55kg・-60kg・-65kgの3階級でトーナメントが行われ、K-1甲子園2021・K-1カレッジ2021応援サポーターに就任したタレントで女優の川口葵さんとPR大使の2020年K-1甲子園-55kg王者・野田蒼も来場。開会宣言では「この大会から将来プロで活躍する選手が誕生することを楽しみにしています」(川口)、「関西の選手はみんな気持ちが強くて、トーナメントは試合時間が短いですけど、バチバチの打ち合いを楽しみにしています」(野田)と話し、リングサイドで現役高校生の熱戦を見守った。


 11選手が出場した-55kgでは2年連続のK-1甲子園出場となった松本陸と安尾瑠輝(第10回K-1アマチュア全日本大会・チャレンジBクラス準優勝)が対戦。すでにプロファイターとして活躍している松本有利と見られた一戦だったが、安尾もアグレッシブな戦いぶりで松本と互角の勝負を展開。判定2-1の僅差の判定で松本が優勝を決めた。

 -60kgには3階級で最多の15選手が出場。K-1アマチュア全日本大会で優勝歴のある天野颯大・橋本楓汰・橋本雷汰や格闘代理戦争に出場した井上大斗らもエントリーした激戦区だったが、決勝には溝口司(第37回K-1アマチュア・チャレンジAクラス-65kg優勝)と関西のアマチュア大会で実績を持つ上田咲也が勝ち上がり、判定2-1で溝口に軍配が上がった。

 -65kgには5.30K-1横浜大会のプレリミナリーファイトでも勝利している古宮晴(K-1甲子園2020・-65kg準優勝)や格闘代理戦争に出場した森優翔(K-1甲子園2019・-65kg準優勝)が登場。古宮は昨年のK-1甲子園で対戦している甲野裕頼と再戦となったが、今回は甲野が古宮にリベンジを果たして決勝進出。その甲野と森による決勝戦は森が判定3-0で勝利を収めた。


 大会後、川口さんは「K-1の試合を間近で見させてもらって、迫力ある試合ばかりで刺激をもらいました」と感想を話し「西日本予選を見て、東日本予選トーナメントも楽しみになりました」とコメント。野田も「トーナメントに出ていた選手全員から勝ちたいという気持ちが見えました。みんなアグレッシブでどの選手が優勝しておかしきないトーナメントだったと思います。僕も刺激を受けました」とトーナメントを総括した。

 決勝大会は8月29日(日)東京・GENスポーツパレスにて行われる。各階級の成績優秀者は以下の通り。

◇K-1甲子園2021 西日本予選トーナメント-55kg
優勝 松本陸(兵庫/芦屋学園高校/3年)
準優勝 安尾瑠輝(兵庫/兵庫県立青雲高校/2年)
3位 吉村匠(兵庫/STYLE高校/2年)
   吉田晄成(福岡/福岡県立早良高校/1年)

◇K-1甲子園2021 西日本予選トーナメント-60kg
優勝 溝口司(兵庫/関西大倉高校/3年)
準優勝 上田咲也(大阪/大阪府立茨木西高校/2年)
3位 隈本浩志(福岡/福岡講倫館高校/2年)
   天野颯大(愛知/名古屋市立中央高校/3年)

◇K-1甲子園2021 西日本予選トーナメント-65kg
優勝 森優翔(福岡/ルネサンス大阪高校/2年)
準優勝 甲野裕頼(宮崎/宮崎日本大学高校/3年)

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