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元プロボクシング初代日本女子ミニフライ級王者、11戦全勝で引退した矢吹純がK-1で再デビュー目指す

2021/05/08 17:05
 プロボクシング初代日本女子ミニフライ級 (47.627kg) 王者で、11戦全勝の戦績を残して2019年に引退した“あしたのジュン”こと矢吹純(=30歳)がYouTubeに自身のチャンネルを開設し、K-1での再デビューを目指すことを明かした。  矢吹は剣道(県大会優勝)から2014年にボクシングへ転向し、2014年11月に初代日本ミニフライ級王座決定戦を制して王座に就いた。同王座は挑戦資格のある日本ランカーがことごとく対戦を拒否したため、防衛することなく返上。体調不良のため2019年に引退を発表し、11戦全勝(6KO)無敗のままプロ生活に幕を下ろした。 (写真)ミットに蹴りを放つ矢吹。まだフォームはぎこちなさが残る(矢吹純のYouTubeチャンネルより) しかし2021年5月1日、矢吹はYouTubeチャンネルでの活動を開始。“矢吹純第二章”として「ボクサーを引退し約3年が経ちます。体調不良などからの引退でしたが体もようやく落ち着いたころ…とまあ、今後そのお話も動画でお話していきます! 格闘技って奥が深くてとても楽しいです! まだまだへたくそでへなちょこですが、強くなる様を皆さん見守っていただけたら嬉しいです!」と、K-1 GYM目黒での練習風景動画をアップした。  同ジムのトレーナーである元シュートボクシング日本女子フライ級王者・中村ルミにマンツーマンで指導を受け、蹴りのカットの練習や蹴りの耐久力をつける練習を披露。「蹴りが全然見えない」とボクシングとの違いに戸惑いながらも「元ボクサーがK-1ファイターになるまでの道のりを記していこうと思います」と、K-1での再デビューを目指すことを宣言。 「ゆくゆくはなぜボクシングを辞めたのか、そしてなぜK-1ファイターを目指すのかを話していければなと思っております」と今後明らかにしていくと話した。  蹴りのフォームを見るとまだまだ練習が必要のようだが、ボクシングでの実績を考えるとまだまだ層の薄い女子K-1に新たな風を吹かせそうだ。K-1にはフライ級(-52kg)、アトム級(-45kg)、ミニマム級(-48kg)と女子は3階級がある。 [nextpage] 矢吹純のK-1ジムでの練習動画
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