村上の欠場でリザーブファイト出場のにっせーが繰り上がり敗者復活、準決勝で青野と対戦することになった
2021年6月20日(日)東京・ニューピアホール『skyticket Presents DEEP JEWELS 33~アトム級GP 2021 FINAL~』の対戦カードが一部変更となった。
当初は本日5月5日(水・祝)東京・後楽園ホールで開催されるはずだった『DEEP JEWELS 33』は、緊急事態宣言の発令により6月に延期。対戦カードはそのままスライドされる予定だったが、「アトム級GP 2021」の準決勝で青野ひかる(ストライプル新百合ヶ丘)との対戦が決まっていた村上彩(フリー)が病気により現在入院中のため欠場することになった。
(写真)村上は2戦目でGP出場に抜擢されるも1回戦不戦勝で準決勝欠場と不運な結果に
村上は2020年10月にプロデビューし、2戦目にしてトーナメント出場選手に抜擢。しかし、今年3月のトーナメント1回戦ではさくら(フリー)との対戦が決まっていたが、さくらの体調不良で試合は中止となり、不戦勝で準決勝へ進出。今回の欠場で1度も戦うことなくトーナメントを終えなければいけないという残念な結果となってしまった。
代わって、アトム級GPリザーブマッチで富松恵美(パラエストラ松戸)との対戦が決まっていたにっせー(フリー)が敗者復活で青野と対戦することが決定。
(写真)GP1回戦で優勝候補のパク・シウ(左)に敗れたにっせー
にっせーは、沖縄在住で高校時に半年レスリングを学んだ後にMMAジムに入門。2018年9月のDEEP JEWELSアマチュア大会での活躍が佐伯繁DEEP代表の目に留まり、2019年3月の後楽園ホール大会でプロデビュー。9月大会で山崎桃子を腕十字で破りプロ初勝利を飾ると、プロ3戦目にして女王しなしさとこと対戦。しなしをパウンドでTKOに仕留めた。一躍注目の的となったにっせーだが、アトム級GP1回戦では優勝候補のパク・シウ(韓国/TEAM MAD)を自ら指名し、判定で敗れていた。GPの規定により、1回戦で判定まで行ったにっせーが繰り上がることに(富松は大島沙緒里に一本負け)。
このカード変更により、富松の対戦相手がいないため富松は今大会を欠場することとなった。また、追加対戦カードとしてDEEP JEWELSライト級5分2Rで、ひしぬまjujcyさやか(和術慧舟會GODS)vsぽちゃんZ(ねわざワールド品川&パラエストラ東京)が決定した。