自身のYouTubeチャンネルにてクレベル戦を決めた理由、試合に懸ける決意を独白した朝倉(朝倉未来のYouTubeチャンネルより)
2021年6月13日(日)東京ドームで開催される『Yogibo presents RIZIN.28』の会見が5月4日(火・祝)、都内で行われ、66kg契約5分3Rのヒジ打ちありで朝倉未来(トライフォース赤坂)vs.クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)のワンマッチが発表された。
朝倉は会見と同時刻に、前日に収録した動画を自身のYouTubeチャンネルにアップ。“決意表明”をファンへ直接伝えた。
「凄いオファーが遅くて考えたんですけれど、いま5月3日なので1カ月くらいしかないんですよね。体重も10kgくらいの減量もあるし凄い大変なんですけれど、こんな時期に東京ドームで大会を開催しようというRIZINの粋な気持ちに乗ってみようかなということで」と、「あと俺はやっぱりYouTubeでもこれだけの人が見てくれていますけれど、本業は格闘家…YouTubeも本業ですけれど全部本気なので格闘家としての魅力に惹かれてファンになってくれた人もいるので、カッコいい姿を見せたいなと言うのもあって」出場を決意したと語る。
RIZINからは3人くらいの候補をもらい、「その中で一番強いクレベル選手とやることに決めました」と一番強い相手を自ら選択したことも明かす。
「海外の5万人とかの会場でやっている団体のチャンピオンだった選手で、27勝でKO負けが1回もなくて23サブミッション勝ち(一本勝ち)という驚異の記録を持っている選手で。RIZINに上がってからも強豪2人を難なく打ち砕いている選手で。今フェザー級で一番強いんじゃないかと言われている選手なんですよね」とクレベルを紹介し、「日本のフェザー級で勝てるのは俺しかいないと思う。俺しか倒せるのがいないからやるしかない」と、打倒クレベルに立ち上がったという。
打倒クレベルに自信があると話す朝倉だが、YouTubeスタッフからは「YouTubeの投稿頻度を落としてもいいから練習を頑張って欲しい」との言葉をもらい、「1カ月間週に1回くらいの投稿になってしまうと思う。その間練習をバリバリ頑張って6月13日絶対に勝ちたい」と、YouTube動画の制作時間を削ってその分練習に打ち込むという“本気”を見せた。メンバーからは「収入よりも絶対に俺に勝ってほしい」との言葉もかけられた。
今回のクレベル戦に懸ける決意を語る一方で俺もあと2年とか1年半とか、それくらいかな格闘技人生も」と気になる言葉も。この動画は公開から3時間足らずで10万回弱再生されており、注目度の高さがうかがえる。