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【BOM】新シリーズ「BOMBERS」を新宿FACEで開催、第1部のメインにマサ佐藤、第2部は渡辺優太、"令和の怪物"士門も参戦

2021/05/02 16:05
 国内ムエタイイベントの『BOM』が新シリーズとして『BOMBERS 001・Gateway to "The Battle Of MuayThai"』を2021年5月30日(日)東京・新宿FACEで開催することを発表した。 『BOMBERS』は7月4日(日)大さん橋ホール、9月26日(日)大田区総合体育館で行われるBOM本戦の前哨戦という意味合いも含め、BOMに初参戦する選手たちの登竜門的な大会になるという。『BOMBERS』は『爆撃機』という意味があり、今後BOMに参戦する選手も、今までBOMに参戦していた選手も爆撃手となり、対戦相手を倒してほしいとの思いから命名された。  当日はBOMと同じくヒジ・ヒザ・首相撲ありのムエタイルールにより、第1部6試合、第2部7試合を予定。  第1部メインイベントには、BOM初参戦の英雄伝説64kg級アジア王者・マサ佐藤(WSR三ノ輪)と、将輝・FLYSKYGYM(FLYSKY GYM)が対戦。  沖縄を主戦場とする佐藤が一躍その名を中央で轟かせたのは、2018年2月12日の『KNOCK OUT』で水落洋祐と打撃戦を繰り広げ、何度も顎を跳ね上げられながら耐え抜き、ヒジ打ちで大流血させて逆転TKO勝利を収めた一戦。KNOCK OUTスーパーライト級トーナメントでも準決勝進出を果たした。英雄伝説64kg級アジア王座、西日本統一ライト級王座、蹴拳ムエタイ同級王座、DBS同級王座、RKA同級王座などを獲得。これまで沖縄をベースに活動していたが、2月から東京での仕事を始め、ウィラサクラック・フェアテックスジム所属となっての初戦に臨む。  将輝は2018年12月にBOMでプロデビューし、前戦は2020年8月のビッグバンで川口拓真と引き分け。戦績は2勝(1KO)1敗1分と40戦以上のキャリアがある佐藤とはかなり開きのあるチャレンジマッチとなるが、勝利すれば一気にステップアップが臨める。  第1部には"令和の怪物"士門・PKセンチャイムエタイジム(=吉成士門/P.K.SaenchaiMuayThaiGym)も出場、吏亜夢(=りあむ/ZERO)と対戦する。  士門は吉成名高のいとこで、ジュニアでは20冠王を達成。ルンピニースタジアムなどタイでの試合経験を積み、2020年7月に『BOM』でプロデビュー。10月の2戦目ではNJKFフライ級1位・誓(現NJKFフライ級王者)を圧倒して勝利するという新人離れした実力を見せ、12月の3戦目では天馬をKOしてWMC日本フライ級王座に就いた。そして4戦目は今年2月の『NO KICK NO LIFE』で“平成最後の怪物”アマチュアで28冠王を達成した花岡竜との怪物対決でプロ初黒星を付けた。タイでの戦績は11勝3敗、日本では4戦全勝。  吏亜夢は士門と同じく長身で長い手足を持ち、4月の『NKB』では左ミドルとヒジ&ヒザで判定勝ち。士門とは同じようなタイプだけにどちらの首相撲が優るのかが見どころ。  第2部のメインイベントはムエタイ5冠王・渡辺優太(エイワスポーツジム)と、クン・ナムイサン・ショウブカイ(尚武会)が対戦する。  渡辺は2018年6月にTKO勝ちでWPMF日本スーパーバンタム級王座を獲得したほか、初代WMC日本同級王座、元MuayThaiOpen同級王座、元J-NETWORK同級王座、第3代MA日本同級王座と5つのタイトルを獲得したムエタイスタイルのサウスポー。2019年3月のONEミャンマー大会に参戦経験を持つが、同年9月の『Road to ONE:CENTURY』では内藤大樹に敗れた。前戦は2020年12月に堀口貴博にTKO勝ち。戦績は25勝(11KO)8敗3分。  クンはジャパンキックの1月大会で馬渡亮太に判定負け。左右フックで前に出て、首相撲になるとヒジを狙った。ムエタイルールで本領発揮なるか。  また、4月11日(日)BOM WAVE04にて新設した階級、WMC日本ライトフライ級(49kg)王座決定トーナメントの決勝戦(王者決定戦)、天馬(WSR西川口)vs響貴・PKセンチャイジム(P.K.SAENCHAI MUAYTHAI GYM)の一戦が予定されている。
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