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【Krush】兄貴分・武尊の活躍に刺激を受けた晃貴「自分もああなりたい」、対する黒田勇斗は弟の仇討ち

2021/04/17 01:04
 2021年5月30日(日)東京・後楽園ホール『Krush.125』の記者会見が、4月16日(金)都内で行われ追加対戦カードが発表された。  スーパー・バンタム級3分3R延長1Rで、第4代Krushバンタム級王者・晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)が決定。  晃貴は現K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・武尊と同じ鳥取県出身で、鳥取時代も同じジムにいた弟分。2019年1月に第4代Krushバンタム級王座に就いた。2019年11月の2度目の防衛戦で佐々木洵樹に敗れて王座を失い、そこからは勝ち負けを繰り返している状態。前回2月大会では野田蒼にKO勝ちしており、このまま波に乗れるか。戦績は9勝(3KO)7敗1無効試合。  黒田は2018年5月からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、4戦目で初勝利を上げるも2019年11月の5戦目で椿原龍矢に判定負け。2020年9月のK-1では三井大揮に判定勝ちも、前戦は今年1月に小倉尚也に判定負けしている。戦績は4勝8敗1分。  黒田は「今年1発目の試合を落としてしまったのに、前回KO勝ちしている晃貴選手と試合を組んで貰えて感謝しています。去年、弟(黒田斗真)が晃貴選手と試合してやられてるので、兄として僕がしっかりやり返さないとあかんな、って思っています」と、かつて晃貴に敗れた弟のリベンジも兼ねた一戦だとコメント。  1月の小倉戦では負けはしたものの、収穫が多かったという。 「試合でいろいろ気づいたことがあって。その中でも自分のスタイルの確立というか、今まで相手に合わせてた部分がありましたけれど、今はどんな相手が来ても自分の型、スタイルに落とし込むというか。誰が来ても倒せる練習をしてきました」という。  晃貴についての印象は「気持ちが強い。全体的に何でも出来る印象なんですけれど、その中でもパンチとローが強いイメージがあります。あとカーフキックには気をつけたいと思います」とし、対戦経験のある弟からは「いろいろと聞いています。ここでは言えないですけれど」と対策は進んでいるようだ。  そして「自分のペースで晃貴選手の得意な距離でも嫌がることをし続ける。それで最終的には倒したいと思っています」と意気込み、タイトル争いについては「先を見てる余裕はないので、いい勝ち方、KOで勝ちたいと思っています」この一戦に懸けるとした。  晃貴は「前回勝って、練習もいい環境で出来てコンディションもいいので、今回もしっかり倒して上にいきたいと思います」と波に乗ると話す。  前回のKO勝利については「今までは相手を見ずにガムシャラにやってた感じだったんですが、前回はしっかり相手を見て戦えたので、それがKOにつながったと思っています。今回も倒して勝ちたいと思っています」と振り返る。  黒田については「身長も高い(黒田174cm、晃貴160cm)ですし、リーチも長いですし、上手い選手、という印象です」と評する。  3月『K‘FESTA』での同郷の先輩・武尊とレオナ・ペタスとの試合を見て「あれは凄いですよね。(武尊は)尊敬している先輩なのでさすがです。モチベーションも上がりましたし、自分もこうなりたい、ってずっと思ってるんですけれど、さらに思いましたね。自分もああなりたいです」とかなりの刺激を受けたようだ。  そのためにはスーパー・バンタム級王座も獲って、Krushで2階級制覇といきたいところだが「先は見てない」ときっぱり。「先を見るより、この試合に賭けてるので。負けたら終わりだと思っています。しっかりこの試合に集中して、会場を盛り上げてKOで勝ちます」と、黒田と同じくこの試合に集中している。  最後に、黒田は「ここで勝たないと先はない、と思っているので死ぬ気で勝ちます」、晃貴は「自分は毎回言ってるんですけれど、しっかりKrushの会場を盛り上げて、相手を倒して勝ちたいと思っています」と語った。
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