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【RISE】「お互い倒しに行く試合を」と工藤政英、田渕神太も「打ち合えるところはしっかり打ち合う」

2021/04/16 23:04
【RISE】「お互い倒しに行く試合を」と工藤政英、田渕神太も「打ち合えるところはしっかり打ち合う」

セミファイナルで激突する両者。田渕(左)は番狂わせを、工藤は5戦ぶりのKOを狙う

 2021年4月17日(土)東京・後楽園ホール『RISE 148』の前日計量&記者会見が、16日(金)都内にて14:00より行われた。


 セミファイナルのSuperFight! フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1Rで対戦する、同級王者・工藤政英(新宿レフティージム)は57.45kg、第2代アクセルバンタム級&ABW初代同級王者・田渕神太(拳聖塾)は57.3kgでそれぞれ計量をパス。


 その後の会見に出席した田渕は「初参戦で大きなセミファイナルという舞台を用意していただいて感謝しています。大きい舞台なのでしっかり自分の戦い方で皆さんに自分の試合を見せられたらと思います。試合は盛り上がると思います」と挨拶。


 工藤は「田伏選手の映像を見ましたが、ゴリゴリのパンチの選手で、自分はチャンピオンになってからムエタイの相手が続いてパンチャーは2年前のタリソン・ゴメス・フェレイラ戦以来で、久々に気持ちいい殴り合いができそうで楽しみです。竹内(将生)選手との初防衛戦も決まっているので、負けられない。楽しみにしていただければ」と、久しぶりのパンチャーとの戦いにワクワクしている様子。


 公開練習でも工藤は「お互い倒しに行く試合ができればと思っています。僕も今回は1Rから行く予定です」と予告。それについて田渕は「工藤選手は1Rからゴリゴリ来るとおっしゃっているので、打ち合えるところはしっかり打ち合って戦いたいと思っています。打ち合うならしっかり打ち合います。場合によっては戦い方も変えるかもしれません。楽しみにしていてください」と、それに応えると返答した。


 実際に工藤を目の当たりにし、「RISEの王者ということもあって風格もあるし、オーラも凄い」と評し、「僕も他団体の王者なのでそこの覚悟と責任を持って戦いたいと思います。工藤選手に打ち負けない身体は持っています。しっかり戦いたいと思います」と話す。


 この立派なコメントに工藤は「昨日もRISEの会見があって、その流れで乱闘した方がいいのかなと思っていたんですが(笑)、田渕選手は(空手出身ということで)後輩の金子梓にそっくりです。愛情が湧いてしまいました。なので乱闘する気が起きなくなってしまいました」と笑った。

 工藤と言えば「動きがキモい」と周りから言われるキモいジャブ、キモいボディブロー、キモいローキックを得意とするが、今回はキモいミドルキックに磨きをかけてきたという。その完成度を聞くと「キモさは100点なんですが、威力は20点くらいです」とまだまだだと苦笑した。

 RISE王者として今回は絶対にKOすると宣言している工藤。もしKOを逃したらどうするかとの質問には「手土産を持ってRISEの事務所にお伺いします」と、お詫びに行くと公約した。

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