K-1 JAPAN GROUPの年間表彰式『K-1 AWARDS 2020』が2021年2月10日(水)都内にて開催された。
K-1 AWARDS(ケイワン・アウォーズ)」はK-1 JAPAN GROUPが開催したプロイベント(K-1・Krush・KHAOS)とK-1アマチュアのすべての大会と出場選手を対象にした年間表彰式。K-1スーパー・フェザー級王者の武尊(K-1GYM SAGAMI-ONO KREST)は、ベストKO賞を受賞した(2020年3月22日のペッダム・ペットギャットペット戦=2R0分49秒、KO勝ち)。
武尊は「凄く嬉しいんですが、去年は1試合しかできなくて怪我もあったりコロナで試合が出来なかったりの1年だったので、僕自信は満足できてないんですが、賞をいただけたのは嬉しいことです。これを今年のテーマじゃないけれど、またMVPが獲れるように今年も突っ走っていきたいので、去年以上に今年は試合をしてみんなに見てもらえればと思います」と、受賞の挨拶。
「いろいろな方に期待してもらって応援してもらっているおかげです。僕の格闘技人生はもうそんなに長くないと思うので、満足できる試合と結果を出していきたいと思います。今年はひとつひとつ階段を登っていける年になると思うので、まずは3月のタイトルマッチ。最高のKOで勝ってその次につなげていきたいと思います」と、格闘技人生のラストスパートをかけていきたいと語った。
(写真)プレゼンターはK-1中継でもお馴染みの久松郁実 授賞式終了後の囲み取材では、真っ先に那須川天心(TARGET/Cygames)との対戦についての質問が飛んだ。
武尊は「年末に試合観戦させてもらって5~6年ぶりくらいに大晦日に格闘技を見て。僕の想いとしては大晦日に言ったことが全てだし、今はそれ以上でもそれ以下でもなくて目の前の3月28日のタイトルマッチに勝たないとその次の試合はないと思っているので、目の前の試合に集中している状態です。その試合が終わってまたいろいろなことが決まったら僕の口からしっかり皆様に伝えるので、今は3月の試合に注目してもらえたら嬉しいです」と、大晦日に話した以上のことはないとし、3月28日(日)東京・日本武道館『K'FESTA.4 Day.2』でのレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TOP ZEROS)とのタイトルマッチに集中していると答えた。
「盛り上がってくれるのは本当に嬉しいし、こうして話題にしてもらえるのはありがたいので、その試合が決まったらたくさんの人に拡散してもらって。この試合は格闘技界がもっと大きくなるための試合になると思うし、過去のK-1だったり格闘技のブームを超えるような大きいものにしたいと思っているので。その時はたくさん取り上げてもらいたいんですけれど、お互い目の前に試合がひとつずつあるので、そこに全集中しないとみんなが見たいと思ってくれている試合を実現できないし、それが決まったら僕の口からみんなに伝えたいし。週刊誌だったりネットニュースだったりでいろいろな記事が出ていますけれど、僕や天心選手が言う言葉だけを信じて欲しいなって思います。お互い目の前の試合に集中している状態なので、その気持ちを汲み取ってもらえたら嬉しいし、まずはその試合を見たいって気持ちを僕らの目の前の試合の応援として注いでもらえたら嬉しい気持ちです」と、互いの試合が終わらないことには始まらない、決まったら自分たちの口から伝えると強調。
大晦日の囲み取材以来、大勢のマスコミの前に姿を表した形となる武尊。現在の状況を聞かれると「去年は1試合しかできなかったので試合がしたい気持ちはたくさん溜まっているし、悔しさみたいなのはいい意味で溜まっているので、それが今年爆発できると思う。怪我もいい状態に戻っているし、今年1年の試合に期待してもらいたいですね。メンタル的にも今が一番充実しています。去年一年を通していろいろな経験ができたので、いい精神状態で今年1年の試合をやっていけると思うので期待してもらえたら嬉しいです」と、いい状態にあると答えた。
そして今年のテーマを聞かれると「今年の目標でよく言っているのは、自分が満足できる格闘技人生だったと思えるような1年にしたいなって。今年でやめるわけじゃないですけれど、そういう1年にしたいなと思っていて。テーマは完全燃焼じゃないけれど、燃焼して燃え尽きるわけじゃないけれど今年1年完全燃焼して、また来年もさらに挑戦していきたいなと思っています。テーマは完全燃焼ですね」と話し、プライベートでは「あとは結婚したいですね。今年30なので。いい相手を探したいと思います。(相手候補が)ないのでそれも一つの戦いだと思っています。婚活頑張ります」と笑った。