軍司(左)と森坂が階級を上げての再戦
2021年3月21日(日)東京ガーデンシアター『K'FESTA.4 Day.1』の対戦カード発表記者会見が、2月9日(火)都内にて行われた。
スーパーファイトのK-1フェザー級3分3R延長1Rで、軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)vs森坂陸(エスジム)が決定。
軍司はK-1アマチュア優勝を経て2015年2月にプロデビュー。2016年にK-1甲子園優勝を果たし、2017年9月にはKrushバンタム級王座を獲得(第2代)。2019年10月に将史の兄・玖村修平を破り、2020年2月にはK-1で大活躍したスリヤンレックから勝利を収める金星を得た。満を持して9月にKrushスーパー・バンタム級王者の玖村将史に挑戦したが判定負け。12月からフェザー級に階級を上げて亀本勇翔にKO勝ちした。戦績は13勝(4KO)5敗1分。
森坂は2017年5月からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、2019年3月にはK-1出場も果たしている。2017年7月には現K-1フェザー級王者・江川優生から勝利を収めた戦績が光る。2020年には「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」に出場して決勝まで勝ち上がったが、決勝で新美貴士に敗れて王座を逃した。戦績は12勝(3KO)10敗2分。
両者は2018年9月のKrushで対戦し、軍司が判定勝ちしている。
森坂は「2年半前くらいに1回やらせてもらっていてボッコボコにされたんですけれど、僕の方が階級を先に上げて身体もできているのでリベンジで必ず勝ってやろうと思っています。自分には通り道でしかない。今年のビジョンができているので必ず勝ちます」と必勝宣言。
軍司は「2020年最後の試合でKO勝ちで終われて、今年初めての試合がK'FESTAで。第1回目は出たけれどそれ以降出ていなかったので、しっかりここで結果を残していい結果で終わりたいと思います」と、幸先のいいスタートを切りたいとする。
互いの印象を聞くと軍司は「凄いトリッキーで蹴り中心でやりづらい相手だった。でも、何もさせずに自分がKOで勝つことが目標です」と返り討ちを宣言。
森坂は「軍司選手はあの時からパワーもあったし、身体も凄く強いなって思っていて。フェザー級に上げてなおさらパンチ力も体の強さも上がっている印象。あと、軍司選手は肌黒ですよね。一段と黒くなった印象ですね。SNSを見たらお子さんが生まれたということで、おめでとうございます。守るものが出来た人は強いと思うので、それでより強くなっていると思うので油断はできないですが、勝たないといけない試合なので。Krushタイトルを獲ってK-1に戻るのが僕のビジョンです。あと、僕には日サロのスポンサーさんがいるので10分無料になるので出産祝いに」と日サロの割引券を渡した。