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【K-1】ジムを移籍して出直すRUIと空手出身・谷川聖哉が対戦、クルーザー級戦線が過熱

2021/02/09 23:02
 2021年3月21日(日)東京ガーデンシアター『K'FESTA.4 Day.1』の対戦カード発表記者会見が、2月9日(火)都内にて行われた。  スーパーファイトのK-1クルーザー級3分3R延長1Rで、RUI(K-1ジム福岡チームbeginning)vs谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が決定。  RUIは193cmの長身を誇るサウスポーで2017年からK-1 JAPAN GROUPに参戦。2019年の初代Krushクルーザー級王座決定トーナメントでは1回戦で愛鷹亮を3R2分31秒、顔面ヒザ蹴りでKO粉砕。5月の準決勝では植村真弥を判定3-0で破り、決勝へ勝ち上がったが元同門のK-JeeにKOで敗れた。その後、2020年1月に中平卓見をKOしたが、11月K-1福岡大会でANIMAL☆KOJIにKO負けを喫した。戦績は13勝(5KO)9敗1分。今回よりK-1ジム福岡に移籍。  谷川は2016年正道会館第14回ウェイト制全日本空手道選手権大会重量級準優勝、第1回&第3回真正会全日本空手道選手権大会重量級優勝の実績を持ち、極真会館にも挑戦して2016年第33回全日本ウェイト制空手道選手権大会重量級4位、2016年第48回全日本空手道選手権大会7位入賞の成績を収めた。その実績が評価され、他流派ながら第11回全世界空手道選手権大会の日本代表にも選ばれている。  第3回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジAクラス +75kgで優勝し、2017年5月にキックボクシングでプロデビュー。2020年3月に待望のK-1初参戦を果たしたが植村真弥とドロー、10月のKrushではサッタリ・ウィラサクレックにKO負け。当初1月大会(延期)でシナ・カリミアンとの対戦が決まっていたが、カリミアンはK-Jeeとのタイトルマッチが決まったためRUIと対戦することになった。戦績は4勝(2KO)4敗1分。  谷川は「しっかりここで勝って、喧嘩を売りたい相手がいるのでRUI選手を倒したい」と言い、その相手とは「勝ってマイクで言おうと思います」とする。  RUIは「相手は以前組まれていたカードでもあります。思うことは死に物狂いで勝ちに行く、それだけです」と、今度は絶対に星を落とせないとする。福岡に活動拠点を移したのは「前回の福岡をああいう形で落としてしまって正直、自分は格闘家としてどうなのかなと考える時間がありました。PURGE TOKYO、の環境にいると自分の弱さで甘えるんだろうなと思って。その時にK-Jeeが会おうと言ってきて、僕の前にベルトを持ってきて。クソ野郎だなと想いながら彼のベルトを触った時に、王者になるために格闘技をやって来ているし、このベルトが欲しいなと思って心機一転の移籍を決めました」と、元同門のK-Jeeとやっていくと決めたという。  K-Jeeについては「あの男は俺に対して強気なので(笑)。でも感謝しています。今は一番近いところで同じ所属としてやっていますし、一番近いところでベルトを狙っています。K-Jeeがどうやって王者になったのか、格闘技に対する姿勢とか熱を同階級の選手として肌で感じたい部分もありました」と、同門でありながらも研究してタイトルを奪いたいとした。  谷川は「シナ選手ほどじゃないですがRUI選手も大きいし、オーソドックスがサウスポーになったくらいかなって」とRUIの印象を話し、クルーザー級戦線について聞かれると「自分が一番最年少だと思うので、最年少らしくアグレッシブに行って、空手をやっていたので蹴り、スピード、テクニックを他の選手よりも見せたいと思っています」とする。  RUIも「クルーザー級が盛り上げってきていると実感しています。このカードを含めてK'FESTAで4試合、ヘビー級も1試合。スピーディーな展開で重量級らしい試合を見せ、そして昨年は悔しい想いをしたので片っ端から他の選手たちを潰していきたいですね」と逆襲を誓った。
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