【DEEP JEWELS】プロ2戦目にして暫定王者と戦う“超新星”伊澤星花「今のどくだみ荘の生活から脱出したい」

　2020年12月19日（土）東京・新宿FACE『skyticket Presents DEEP JEWELS 31』（18:30開始）のセミファイナルにて、ストロー級5分3RでDEEP JEWELSストロー級暫定王者に就いた本野美樹（AACC）と“超新星”伊澤星花（高本道場）が対戦する。 　伊澤は東京学芸大学教職大学院生で22歳。小学生から柔道とレスリングを始め、レスリングでは2012年ジュニアクイーンズカップ52kg級準優勝、2012年沼尻直杯全国中学生選手権女子57㎏級で優勝。柔道は高校2年生の時にインターハイ3位と全国選手権5位に入賞。2019年東京学生柔道体重別選手権女子52kg級では準々決勝まで進出している。さらに女子相撲にも出場し、2019年の全日本選手権で準優勝と、組み技のハイブリッドガールだ。 　今年8月の『ZST BATTLE HAZARD 07』で女子グラップリングの強豪・杉内由紀（2019年4月のQUINTETで池本美憂、杉本恵、長野美香に一本勝ちで3人抜き達成）と7分1Rフルに戦って引き分け。注目を集めると10月のDEEP JEWELSでプロMMAデビュー。キャリアで優るARAMIをテイクダウン＆寝技で圧倒し、判定3-0（20-18×3）の完勝を収めた。佐伯繁DEEP代表が「本野のタイトルにいきなり挑戦してもいいくらい」と太鼓判を押した。 　さらに11月のDEEPではグラップリングルールでさくらと対戦し、判定3-0で勝利を収めている。MMAプロデビュー2戦目にして暫定王者とノンタイトル戦ながら試合が組まれた伊澤は「早い段階でこのようなチャンスをいただいて、凄くありがたいです。今回勝利して次戦はタイトルマッチをさせていただくことができる事を考えると胸がいっぱいです」と、すでに勝っていてタイトルマッチでの再戦が決まっているようなコメント。 　本野については「柔道ベースで腰が強く、力も強い印象があります。そして、なによりも気持ちがとても強く常に前に出ていく姿勢があると感じています。本野美樹選手はチャンピオンなので油断はできません」と評する。その本野といかに戦うか、伊澤は「挑戦者として最初からガンガン攻め続けていきます！」と宣言した。 　将来の夢は「総合格闘技で世界一になることです。そして、今のどくだみ荘の生活からタワーマンションへ引っ越しする事が夢です。どくだみ荘を脱出したいです！ 早く素敵な彼氏も欲しいですね」と、なかなかハングリーな生活をしているらしい。 　最後にファンへ「みなさん、DEEP JEWELSを応援してくださっていつもありがとうございます。私の試合を通して皆さんにも力を与えられるような激しい闘いをしますので、ぜひ応援よろしくお願いします。総合格闘家・伊澤星花の試合をお見せしますので、楽しみにしていてください！」とメッセージを送った。 　そんな伊澤の毎日続けているルーティンは「日記をつけることです。他には身体に良いものを食べるように心がけています」と、真面目な性格を垣間見せた。