K-1K-1
K-1
ニュース

【K-1】防衛戦に臨む林健太「いつもより集中して研ぎ澄まされているパンチで倒すだけ」、ゴンナパー「秘策がある」=前日計量

2020/12/12 16:12
 2020年12月13日(日)東京・両国国技館『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1冬の大一番~』の前日計量&記者会見が、12日(土)都内にて13:00より行われた。  メインイベントのK-1 WORLD GPライト級タイトルマッチ3分3R延長1Rで対戦する、王者・林健太(FLYSKY GYM)62.4kg、挑戦者ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)はリミットちょうどの62.5kgで計量をパス。  続いてタイトルマッチ調印式、そして会見が行われ、ゴンナパーは「計量を無事終了してとてもスッキリしています。明日は完璧な試合をしたいと思っています」、林は「この試合へ向けてたくさん練習てきたし、減量もしてきましたが、いつもだと減量がきつくて計量後は気持ちが抜けてしまうんですが、今日は集中して研ぎ澄まされている感覚があるので明日はばっちり戦えると思います」と、互いにいい状態にあるとした。  林が言うようにいつもと違う雰囲気があり、「いつもふざけて笑いが欲しいと思っている関西人ですが、前回朝久選手に負けたのもあるし、タイトルマッチだというのもあるし、こんなところに笑いはいらんと思っています」とやはりいつもとは違う心境のようだ。 「いつもだともう少し(減量が)あるので、もっと食事量も少なく減量がつらい感じやったけれど、今回は栄養トレーナーがついてくださって万全の状態で減量できたので、計量が終わってやっとご飯が食べられると気が抜けることがなく、気が引き締まったまま試合に挑める感じがします」と、減量が上手くいったことが大きいようだ。  両者は2017年11月の『Krush.82』で対戦し、ゴンナパーが林をKOしている。そのことが試合中にフラッシュバックする可能性はと聞かれると、林は「フラッシュバックするかというよりも、しっかりリアルに思い出して戦う時のイメージをしてきました。マイナスなイメージではなく、冷静に思い出して練習をやってきました」と、逆に練習で前回の対戦を思い出してしっかりイメージを作ってきたという。  ゴンナパーは初対戦の時と変わっているかとの質問には「分からないですが、そんな変わらないと思う。試合では自分がやってきたことが出るので、どっちにしても自分は自分の動きをやるだけです」と相手ではなく自分を出すことが大事とし、ゴンナパーが蹴りでKOしたいと発言していること付いて「自分もカッコいいことを言いたいですが、自分はパンチで倒すことしかできないのでパンチで倒すだけです」と、変わらずにパンチvs蹴りの戦いになると予告した。  それに対してゴンナパーは「自分自身は気持ち的には変わらず、明日は自分の仕事をきっちりするだけ。明日は本当に面白い試合になると思う。今日は自分の誕生日なので、自分へのプレゼントとして明日は必ず勝ちたいと思います」と、自分への誕生日プレゼントとしてベルトが欲しいと笑った。  練習について聞かれると「自分は通常通りにいい練習ができてきました。自分にも秘策がありますが、それはここでは言えません。体調もいいし、準備もできています。明日は面白い試合になると思います」と、秘策があると予告。林も「それは前日の記者会見で聞かれると思っていましたが、絶対に言わないですよね(笑)。明日を楽しみにしていてください」と、両者とも策については口をつぐんだ。  最後に、3年前の対決が参考になるかならないかとの質問にゴンナパーは「自分としてはチャンスがあればKOしたいですが、林選手も3年で技術的にも成長されていると思います。決して油断はできない。林選手はパンチが強いということですが、それは自分も負けていないと思う。お楽しみに」と語った。  それに林は「ゴンナパーが『成長されていると思うので』って言いましたよね。3年前に負けましたけれど、今は俺がチャンピオンなのに上から言われたのが引っかかった」とゴンナパーの上から目線の発言が気になったと苦笑。「でもまあ、明日試合だからいいかと思いました。明日はしっかり3年前の逆バージョンで仕留めたいというのが希望ですね」と、3年前とは逆の結末を迎えたいと話した。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント