2020年12月6日(日)東京・後楽園ホールで開催された『REBELS.69』の一夜明け会見が、7日(月)都内にて行われた。
会見にはメインイベント(第7試合)63.0kg契約3分3R延長1R BLACKルールで、REBELS-BLACK 63kg級王者バズーカ巧樹(菅原道場)からダウンを奪って判定勝ち(28-29、28-28、27-28)した大谷翔司(スクランブル渋谷)が出席。前夜の試合を振り返った。
大谷は「昨日は負けらない試合でした。年内最終戦のメインでプレッシャーもありましたが、何とか勝利することが出来てとてもいい締め括りが出来たと思います」と胸を張った。
中盤まで手数とアグレッシブさでバズーカのペースで進んでいたが「練習では自分が先手をとってジャブ突いてローを蹴って、ペースを握って後半倒せたらと思っていたんですが、1・2Rは逆にやられてしまいました。練習の成果を出し切れなかったのが反省点で残りました」と思うような試合運びにはできなかったという。
「でも徐々に2R後半から相手の攻撃が見えてきました。自分の攻撃が当たり始めてきてペースをつかめて、3Rに倒せたので勢いで突っ走った感じです」と勝因を話す。
勝利の代償として右手の中指と薬指の間の甲を骨折したが、「試合中に痛みは感じなかったですね。今日になって痛くて。そんなに長引く怪我ではないので(全治3週間)大丈夫です」と試合間隔が空くほどの怪我ではないとのこと。
前日会見ではバズーカとフェイス・トゥ・フェイスで睨み合いを展開、バズーカに突き飛ばされて大谷もつかみかかり、あわや乱闘の騒ぎとなったが「正直、おいしかったと思っていました(笑)。あれで盛り上がった部分があるので感謝しています。相手にされないよりも、燃えたのでよかったなと」と笑った。
2021年に関しては「今年はベルトを獲って(INNOVATIONライト級王座)REBELSの現王者にも勝てたので、あとは知名度、人気、お金を稼ぎたいので、REBELSのベルトを獲って幅広く活躍していきたいですね。できればベルトを懸けてバズーカ選手とリターンマッチをやりたいです」と、もっと有名になっていきたいと語った。