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【RISE】西岡蓮太いざ3団体制覇へ「獲ったらヤバいなと思います」1回戦の原口健飛戦は「ビビり同士」

2020/09/26 17:09
 2020年10月11日(日)神奈川・ぴあアリーナMM『RISE DEAD OR ALIVE 2020 YOKOHAMA』で、「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」に出場するSB日本ライト級王者&KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.1 無法島GRAND PRIX王者・西岡蓮太(龍生塾)が9月26日(土)大阪府内の所属ジムで公開練習を行った。  シャドーとミット打ちを披露した西岡は、得意の長い距離でのミドルキックで快音を響かせ、2月のKNOCK OUTに続くワンデートーナメント制覇へ調子の良さをうかがわせた。  準決勝(1回戦)ではRISEライト級王者・原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)と対戦。原口は7月のヴィトー・トファネリ戦こそ判定勝ちだったが、2019年11月のKNOCK OUT初代ライト級王者・森井洋介に2RでKO勝ち、RISEライト級王座決定戦の秀樹戦では初回KO勝ち、8月のRIZINでは大雅に1RでTKO勝ちと圧倒的な強さで勝ち進んでいる。 「スイッチャーなのでどっちで来るか分かりませんし、不安な気持ちもあり、楽しみな気持ちもありです。まだ不安な気持ちの方が大きいかもしれないです。試合当日も始まっても怖いと思うので、やってみてどうなるかですね。自分は毎試合ビビっているし、原口選手もいつも通りビビっているのでビビリ同士だと思います」と笑う西岡。 「ゴングが鳴ったら相手も倒しに来るし、自分も倒しに行くとなりますが、それまでは怖いです」と、試合が始まる直前まで怖さはあるだろうと正直。  参謀の吉鷹弘からは今回も「ちゃんと見てもらってアドバイスはいただいているので、それが出来るかできないかは分かりませんが、自信を持ってやっていこうと思います」とすでに対策は練られているようだ。そのヒントを聞かれると「いや、ちょっと厳しいですね(笑)。何を狙っているのか考えながら、楽しみに見て欲しいです」とした。  2月のKNOCK OUTに続いてのワンデートーナメントとなることについては「まだ全然感覚は残っています。トーナメント明けからのまたトーナメントで戦い方も気持ちも近いので戦えると思う。前のトーナメントも1試合ずつ戦って勝っていこうと思っていて、今回も先を見ていないし、1試合目に勝ってそこからまた考えようかと思っています」と、前回の経験を活かすつもり。 「前回の8人もレベルの高い選手が集まったと思いますが、今回は4人で対策する人数は少ないにしろレベルは前回よりも上がっていると思うので、気を付けてもっと集中して対策しないといけないと思います」  原口はパンチでも蹴りでも殺傷能力が高いところを見せており、「蹴りとパンチが一緒くらい危ない武器だと思っています。三日月蹴り、あれは危ないです。危ないと思いながらしっかり(対策は)やっています。蹴ってもらったりとかイメージしています」と、必殺の三日月蹴りも対策している。  その原口が前日の公開練習で「西岡選手は相手のいいところを消すタイプ」と評していたことについては「ガツガツ倒しに行く姿勢を見せるタイプではないかもしれないですけれど、原口選手は当たりが強いので自分のカウンターが当たればそのパワーでも倒れるかなと思いますね」と、カウンターで原口のパワーに対抗するという。 「(原口は)フィジカルは意味わからんくらい鍛えているのでd(笑)。でも自分も強い人と戦ってきて大丈夫だったので、当たってみないと分からないですが技術と気持ちでカバーしようと思います」とする。  また、原口が「一番強いの蓮太君」と発言したことについては「彼は毎回相手を持ち上げているので(笑)。どういう作戦なのかなって感じですけれど。自分も原口選手は一番厄介で強い相手だと思うので、1試合目に集中してあまり先は見ずにやるので1試合目が強い人がいい。1試合目が大事だと思います」と、自分も一番強い相手だと思うとした。  両者は『ゴング格闘技』(2020年5月号)で対談をしているが「1回対談させてもらってその時に、この先にやろうねって話をしていたので。その前から階級は近いから多少は意識していましたが、こんなに早くやるとは思わなかったけれど、やるとは思っていたのでやるだけです。始まったら向こうも倒しに来るので、仲がいいとかは関係ないと思うので自分も倒しに行くだけです」と、ためらいはない。  決勝のことはまだ考えていないと言うが、あえてどちらと戦いたいかと聞かれると「どっちが上がってくるか分からない。五分五分だと思っていて。でも、せっかくだから白鳥選手とやりたいです」と、白鳥大珠(TEAM TEPPEN)の名をあげた。  今回、もし優勝できればRISE、KNOCK OUT、シュートボクシングの3団体を制覇することになる。「獲ったらヤバいなと思います。勝つことに集中してやろうと思っています」と、その偉業達成に燃えている。
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