4月27日(土)東京・後楽園ホールにて開催されるシリーズ第二戦『SHOOT BOXING 2019 act.2』の追加対戦カードが発表された。
出場が決定していたSB日本女子ミニマム級王者MIO(シーザージム)の対戦相手は、TOMOMI(グラップリングシュートボクサーズ)に決定した。
TOMOMIはUnion朱里、MIOのベルトを狙うMISAKI、ユリカGSBと同門で、中部地区での試合が多くシリーズ戦には初出場となる。パンチとミドル、ローのフル稼働で常に前に出るアグレッシブファイトが特徴的。3月17日に静岡キックで試合をしたばかりだが、MIOのカード調整が難航していたところ、対戦相手に名乗りを上げたという。現在3連勝中と勢いに乗るGSB秘密兵器がMIOの首を狙う。
対するMIOは2月のシリーズ開幕戦でJ-GIRLSミニフライ級王者・寺山日葵に僅差の判定勝ち。「最近の私は守りに入っていると凄く感じるので、チャンピオンだけどチャレンジする気持ちを持ってガンガン行きたい」と意気込みを語っている。
また、出場が決定していたSB日本女子ライト級1位・未奈(秀晃道場)の対戦相手は、SBと提携する韓国のメジャー打撃格闘技大会『MAX FC』からの刺客イェジン・ハン(韓国)に決定した。イェジンは身長166㎝、19戦11勝8敗の戦績を持つ23歳。 MAXFC下位リーグ、コンテンダーズリーグで戦績を重ね、まだ粗削りだが重量級期待のMAXFC育成選手の一人として売り出し中の選手だという。 対戦相手は誰であれ、フルボッコすることを信条としている未奈はイェジンを一蹴するのか、それとも……!?
なお、既報の通り、今大会ではSHOOTBOXINGvsREBELS対抗戦が行われ、次鋒戦ではSB日本フェザー級王者・笠原弘希(シーザージム)と元WBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級王者・小笠原裕典(クロスポイント吉祥寺) が対戦する。 笠原はジュニア時代からシーザージムで磨かれたテクニックでSBアマチュア大会から数々の優秀な戦績を残してきたSB次期エース候補。昨年9月のSB日本フェザー級王座決定戦ではベテランの元貴を下してベルト獲得を果たした。王者としての初戦となった11月大会ではWBCムエタイ・インターナショナル・フェザー級王者MOMOTAROと対戦し惜敗しており、今回再び他団体王者と対戦する。 対する小笠原は、同じく対抗戦に出場する小笠原瑛作の兄。178cmの高身長、長い手足を利した攻撃で、これまでにINNOVATIONスーパーバンタム級王座、WBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級王座を獲得している。アジア最大のMMAイベント『ONE Championship』と、日本人キックボクサーとしては初の契約を果たし、昨年6月にはONEのキックボクシング部門「ONE Super Series」でのデビュー戦で2RKO勝ちを収めた。SBのリングには2016年2月に一度上がっており(内藤大樹に3RTKO負け)、今回2度目に参戦。 なお、今回の一戦はヒジありルールとなるため、ルールに慣れている小笠原有利の声が大きい中、笠原は下馬評を覆すことが出来るか。
【入会金無料キャンペーン】
シーザージム浅草が3月29日~5月31日、入会金無料キャンペーンを開催。期間中の入会者にはSBTシャツもプレゼント。なお、SHOOT BOXINGの次回大会は4月27日、後楽園ホールにて開催。当日は、Abema TVで生中継も。