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【Krush】玖村将史と軍司泰斗がタイトルマッチで再戦、両者ともK-1王者・武居由樹を意識

2020/07/29 10:07
2020年9月26日(土)東京・後楽園ホール『Krush.117』の記者会見が、7月29日(水)都内にて行われ対戦カード第一弾が発表された。  Krushスーパー・バンタム級タイトルマッチ3分3R・延長1Rで、王者・玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)が挑戦者に軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)を迎えて2度目の防衛戦を行う。  玖村は2018年1月にKrushデビューを飾り、同年に行われた第6代Krushスーパー・バンタム級王座トーナメントで優勝して王座に就いた。2019年6月にはK-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメントに参戦するも決勝で武居由樹に敗れ、K-1 JAPAN GROUPでの11戦で唯一の黒星を付けられる。同年11月には林勇汰を破りKrush王座の初防衛に成功。2020年3月には無敗の金子晃大と注目の大一番を戦い、勝利を収めた。戦績は15勝(7KO)3敗。  軍司はK-1アマチュア優勝を経て2015年2月にプロデビュー。2016年にK-1甲子園優勝を果たし、2017年9月にはKrushバンタム級王座を獲得(第2代)。2019年10月に将史の兄・玖村修平を破り、2020年2月にはK-1で大活躍したスリヤンレック・オーボートー.ガムピーから勝利を収める金星を得た。戦績は12勝(3KO)4敗1分。  両者は2019年2月の第6代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント決勝戦で対戦しており、この時は玖村が判定3-0(30-29、30-28×2)で勝利して王座に就いている。  軍司は「こういうチャンスという形でリベンジの舞台になって。1年ちょっと前に玖村選手に負けてしまい、そこから怪我もあって出られない時もあって…悔しい想いをずっとしていたので、いい機会なのでここで勝とうかなと思っています」と、タイトル奪取とリベンジの両方を宣言。  迎え撃つ玖村は「Krushの王者としてしっかり防衛して、次はK-1のベルトも獲りたいと思っています」と、この試合の先にK-1タイトル奪取(王者は武居)を見据えていると口にする。  一度拳を合わせている両者。相手の印象を聞くと「パンチが上手くてコンビネーションも上手くて、受け返しもちゃんとできてパーフェクトな選手だと思っています。そこを意識して練習して対策を練ります」と高評価。  玖村も「ボクシングテクニックが上手くて、最近また試合が終わってから成長しているなと思います」と評したが、「(前回の対戦が)1年半くらい前ですが、その時よりどれだけ強くなっているか。その成長の差を見せたいと思っています」と、初対決からさらに差がついていると話した。  直近の試合については「自分も戦ったことがある金子選手とやっていて、自分は金子選手にも負けているんですけれど、その試合で圧倒的な差で勝っているのでそこはさすがかなと思いますね」とやはり強さを認め、玖村も「スリヤンレック戦はどっちが勝つか分からなかったんですけれど、ダウンをとってしっかり勝っていたので成長しているなと思いました」と軍司の成長を認める。  再戦にあたって軍司は「パンチが上手い選手なのでそのパンチを意識して、打ち合いで打ち負けないような感じでやってバチバチに打ち合っていこうかなと思っています」と打ち合いを予告。毎回きつそうな減量については「試合がなかった分、意識もしていなかったので大変ですが徐々には落ちてきているのでそこは大丈夫かな」とした。  その言葉に対して玖村は「打ち合いにならない、一歩上を行こうかなと思っています」と自信のコメント。「今年はK-1王者になると決めていたので、なるために相手どうこうではなく、自分の戦いを試合でも出せるように練習していました」とK-1王者になることだけを考えて練習を積んできたという。  今回は2度目の防衛戦となるが「Krushの王者なので防衛をするのは当たり前。結果を残している選手が来たら防衛するだけ。でもレベルが違うと思うので、チャンピオンとしてしっかり見せたいです」と、防衛して当然と言い放つ。一方の軍事は「自分が王者になったのは3年くらい前なので、久々というか、普通に勝って王者になりたいというのはありますね」と王座へ返り咲くことを誓った。  また、両者とも敗れているK-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者の武居由樹について聞かれると、軍司は「この階級で頭一つ抜けているかなと思いますが、この試合でいい勝ち方したらあるんじゃないかと思っている」、玖村は「いつでも準備はできているので、その時までしっかり勝っていくだけ。今回勝ったらできるんじゃないかと思っているので、次やりたいですね」と、両者ともこの試合に勝ったら武居戦があると予想していた。  最後に軍司は「久々の試合でもあり、コロナ期間にいろいろ練習して、こういう形でチャンスをもらえたのでここで結果を残さないと意味がない。しっかりここで結果を残して王者になりたいと思います」との決意。玖村は「前の試合の時よりこんなに強くなっているのか、ってみんながビックリくらいの試合をする。そして今年中にK-1王者になるので楽しみにしていてください」と最後まで自信満々の姿勢を崩さなかった。 <決定対戦カード> ▼Krushスーパー・バンタム級タイトルマッチ 3分3R・延長1R玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/王者)軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/第2代Krushバンタム級王者/挑戦者) ▼スーパー・フェザー級 3分3R・延長1R西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第8代Krushスーパー・フェザー級王者)横山朋哉(リーブルロア) ▼スーパー・フェザー級 3分3R・延長1R山本直樹(優弥道場)中島千博(POWER OF DREAM) ▼スーパー・フェザー級 3分3R・延長1R島野浩太朗(菅原道場/第7代Krushスーパー・フェザー級王者)佐野純平(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST) ▼スーパー・バンタム級 3分3R・延長1R小倉尚也(スクランブル渋谷)吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
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