2020年8月30日(日)東京・後楽園ホール『REBELS.65』のダブルメインイベント第1試合【創世のタイガ presents】REBELS-BLACK女子46kg級初代王座決定戦で、MISAKI(TEAM FOREST)と対戦するぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)。
2019年2月にプロデビュー以来、7戦全勝で初のタイトルマッチにたどり着いたぱんちゃん。デビューのきっかけとなったTOKYO MXのスポーツ情報番組『BE BOP SPORTS』内で、現役有名選手がコーチを務めてアマチュア女子選手をプロに育てる『PANCRASE REBELS TRYOUT』という企画でぱんちゃんをコーチしたのが元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者・梅野源治(PHOENIX)だ。
今回、ぱんちゃんはその“師匠”梅野の元へタイトルマッチが決まったことを報告。マススパーリングを行ってぱんちゃんは華麗なハイキック、ミドルキックを放ち、梅野のミドルキックをスウェーでかわすなど成長したところを存分に見せたが、梅野にバランスを崩されて豪快にコカされてしまった。尻もちをついたぱんちゃんは苦笑いし、悔しそうな顔も。
デビュー戦ではセコンドに就いた梅野。その後のぱんちゃんの活躍も気にしていたようで「テクニックもパワーも全部が上がっている。身体つきも変わりました」と評し、「練習動画を見たことがあるんですが、一発一発をしっかり打ち抜いているんですよね。そういうトレーニングをしているからか、他の女子選手に比べて一発一発をしっかり打てている印象があります」と、蹴りだけでなくパンチにも磨きがかかっていると話した。
しかし、MISAKI戦のことを聞かれると「パンチと圧力が凄いですね。パワーもある。印象として分かりやすくいうとMISAKI選手はパンチとパワー、ぱんちゃんは蹴りとテクニック。ちょうど対比します。簡単な試合ではないと思いますね。ラクに勝てる相手ではない」と、ぱんちゃんが苦戦すると予想。
この言葉にぱんちゃんは「今回面白いのはMISAKI選手が勝つという予想の方が多いことです。逆にそれがいいなって思います。いつも勝てると思われているのが嫌だったので、向こうが勝たないといけない立場で私が勝った方が評価が上がると思う」と、予想を引っ繰り返すと奮起した。
ぱんちゃんと梅野、久しぶりの再会は現在発売中の格闘技雑誌『ゴング格闘技』に掲載されており、マススパーの様子、デビュー戦秘話や梅野のぱんちゃん評などの対談を読むことができる。