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【KNOCK OUT】日菜太がミドル級トーナメント全試合KOの田村聖と対戦、鈴木千裕が再起戦

2020/07/07 09:07
2020年9月12日(土)東京・大田区総合体育館『KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.2』の対戦カード第一弾が発表された。  REBELS-BLACK 70kg級王者・日菜太(クロスポイント吉祥寺)がPRIMA GOLD杯ミドル級トーナメント優勝・田村聖(拳心館)と-73kg級契約で対戦する。  日菜太は2005年6月にRISEでプロデビューし、満15周年を迎えた大ベテラン選手。2008年7月に初代RISEミドル級王座、2013年4月にREBELS初代王座を獲得。K-1 WORLD MAXや新生K-1 WORLD GPにも出場し、アンディ・サワー、ジョルジオ・ペトロシアン、アンディ・リスティー、アルバート・クラウスら世界トップクラスと拳を交えてきた。日本人選手との対戦は2019年6月以来となる。現在2連勝中で戦績は50勝(16KO)19敗。  田村は元NKBミドル級王者で現同級1位。2019年から2020年にかけて行われた「PRIMA GOLD杯ミドル級トーナメント」では1回戦で元J-NETWORKミドル級王者・吉野健太郎、準決勝で元新日本キックボクシング協会日本ミドル級1位・今野明、決勝で初代・第3代WPMF日本スーパーウェルター級王者の清水武をいずれもパンチでKOしての完全優勝を果たした。戦績は11勝(8KO)5敗1分。  ハードパンチャーの田村vs蹴りの日菜太、という図式となる。  3月の新日本キックボクシング協会主催大会から新型コロナウイルスの影響で延期となっていた「REBELS-RED 55.5kg級王座決定トーナメント」の1回戦、ISKA K-1ルール世界バンタム級王者・小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)vs元ルンピニージャパン認定バンタム級王者の壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)も今大会で決定。  壱が記者会見で「瑛作選手以外は興味無い」と発言したことから、1回戦で両者の激突が実現。小笠原は8月の江幡塁戦、11月のサオエーク戦と連敗を喫したが、1月にタイのオトコー3スタジアム、2月にルンピニースタジアムで勝利を収めて復活を果たしている。戦績は34勝(18KO)6敗1分。壱は12月のムエタイオープンで岩浪悠弥にまさかの初回KO負けを喫し、14連勝が途切れた。2月のルンピニースタジアムでの再起戦でも敗れ、初の連敗でこの試合に再起をかける。戦績は14勝(4KO)3敗1分。  共にテクニシャンでありながらパンチの打ち合いやヒジの斬り合いも辞さず、気が強いタイプだけに激しい一戦が期待される。  REBELS-RED スーパーフライ級王者・老沼隆斗(STRUGGLE)はNJKFバンタム級2位&WMC日本バンタム級3位・清志(新興ムエタイジム)と51.5kg契約で対戦する。  老沼は空手仕込みの多彩な蹴り技で2018年6月に王座に就き、REBELS軽量級のエースとして君臨。12勝(5KO)2敗1分の戦績で、2018年2月にREBELSに参戦してからは無敗の快進撃を続けていたが、9月の新日本キックで元日本フライ級王者・泰史(伊原道場本部)にKO負けして連勝がストップ。12月の新日本キックで濱田巧の挑戦を退け2度目の防衛、今年3月には白幡裕星との激闘を延長戦の末に制している。  清志はパンチでどんどん前に出るファイターで、7月19日の『RISE 140』にも出場が決まっており、志朗と対戦して老沼戦を迎える。戦績は10勝9敗1分。この試合も老沼の蹴りvsパンチの清志という図式となりそう。  64kg契約では鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)とBigbangスーパーライト級王者・昇也(士魂村上塾)の対戦が決まった。  鈴木はREBELS -60kg王者・鈴木宙樹の弟で、元々はMMAファイターとしてパンクラス・ネオブラッド・トーナメント2018フライ級(56.7kg)で優勝。8月の『REBELS』でキックボクシングの試合に臨み、パワフルなパンチで初回TKO勝ちを飾ると10月の『KNOCK OUT×REBELS』ではメインイベントに抜擢。二冠王・橋本悟を1R僅か45秒でマットに沈めた。11月には耀織も2Rでマットに沈める快進撃を続けていたが、2月の「無法島GRANDPRIX」1回戦で与座優貴との無敗対決に判定勝ちも、準決勝の西岡蓮太戦で判定負けを喫して初黒星。今回が再起戦となる。  昇也は昨年12月のBigbangで行われた王座決定戦を制してBigbangスーパーライト級王者となった。今年3月の『村上祭』ではMA日本ウェルター級6位・浅井悠太と激しい打ち合いをして勝利を奪っている。サウスポーから多彩な蹴り技を繰り出し、左フックを強打するタイプ。  鈴木の“暴碗”が久しぶりに火を噴くのか、それとも昇也が蹴り技でそれを封じるのか。
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