2020年3月22日(日)さいたまスーパーアリーナで開催された『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K'FESTA.3~』。同大会で第2代K-1 WORLD GPフェザー級王者・村越優汰(湘南格闘クラブ)を3R2分33秒、KOしたKrushスーパー・フェザー級王者レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)の試合後の映像が公開された。
「K-1=武尊じゃねえ。他の選手も強いんだぞっていうのを分からせたいなって思っています」と戦前語っていたレオナ。村越は2019年11月に武尊と対戦し、判定2-0で敗れるも武尊を苦しめた。その村越に圧勝して、武尊に振り向かせることがレオナの狙いだった。
1R、レオナはカウンターの右ストレートからの右連打でダウンを奪うと、3Rにも怒涛のラッシュからの右ストレートでダウンを追加。最後は連打で村越からKO勝ちを奪った。
(写真)レオナが実はボディを効かされたというシーン(K-1 BACKSTAGE PASSより) 試合後、弟の加藤虎於奈が「3Rにボディ効いてたでしょ?」と聞くと、「効いてるの分かった?」と笑うレオナ。実はレオナが左ストレートを打ったタイミングで村越が左ミドルを合わせ、蹴りを受けた自分のヒジがボディに食い込んで効いていたと打ち明けた。虎於奈は「普通だったら倒れるけれど根性でいってたから」と、かなり強烈なダメージを負っていたのではないかと話している。
(写真)弟の加藤虎於奈(右)と試合を振り返るレオナ(K-1 BACKSTAGE PASSより) レオナは武尊戦について「もう僕しかいないんじゃないですかね。僕に武尊選手が勝てるかどうかも分からないと思うし、僕の方が強いと思っているので、ぜひできたら、やれる機会があるならやりたいと思っています」と、武尊とやれる日本人は自分しかいないと自信満々の表情で応えている。
このバックステージでの様子はK-1【official】YouTube channelの「K-1 BACKSTAGE PASS」で動画にて公開されている。