2020年3月22日(日)さいたまスーパーアリーナ『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K'FESTA.3~』の前日計量&記者会見が、21日(土)都内にて13:00より行われた。計量は全選手が無事パスしている。
第15試合のライト級スーパーファイトで対戦する、K-1ライト級王者・林健太(FLYSKY GYM)は62.4kg、朝久泰央(朝久道場)は62.2kgで計量をパス。
当初、林はジュー・シュアイ(中国)との対戦が決まっていたが新型コロナウイルスの影響でキム・フォーク(スウェーデン)に対戦相手が変更。しかしフォークも新型コロナウイルスの影響等で来日不可能となり、3連勝中の朝久が緊急出場となった。
林は「急遽試合を引き受けてくれてありがとうございます。僕の職業は格闘家なので、試合をしないと家族を養えないので戦えることを感謝します。試合では王者との差を見せつけます」と、朝久に感謝しながらも差を見せつけるとする。
対戦相手が変わったことについては「正直、戦いたくないスタイルの選手ですが、俺もこれが試練なのかなって。あまり好きじゃないスタイルとやるとなって、これを乗り越えてこそチャンピオンになれるかと思います」と、自らに課せられた試練だと受け止めた。
「いつも僕が心がけているのはお客さんが興奮する試合。倒されたりすることがあるのでヒヤヒヤすると言われるので、今回は圧倒的に勝って王者らしい試合をしようと心がけます」と、このところ続く逆転勝利ではなく圧勝を宣言した。
一方、朝久は「急遽試合が決まりましたが、いつでもバチバチ戦えるように仕上げているので必ず勝ちます」と気合い十分。
朝久は本来一階級下のスーパー・フェザー級だが「いきなりで王者と戦えるのをとても嬉しく思います。4月、相手が鎖に絡まったのかいろいろあって(大岩龍矢のことを言っていると思われる)60kgではハッキリ言って相手がいないと思っています。K-1ではキャリアを積んでいないので武尊選手は別ですが。僕はタイトルを何も持っていませんが、ベルトを持っていない選手でも会場を凍り付かせるくらい圧倒的な強さで林選手を粉砕したいと思います。押忍」と、番狂わせを起こすと言い放った。