（C）DEEP JEWELS
2020年5月6日（水・祝）に後楽園ホールで行われる『skyticket Presents DEEP JEWELS 29』の追加対戦カードが発表された。
▼DEEP JEWELSアトム級 5分2R
さくら（フリー）
川西まゆ（総合格闘技道場BURST）
さくらは柔術の強豪で、道衣無しのグラップリングでも、2018年12月の「GRACHAN37×GLADIATOR 008」で、QUINTETで3人抜き（池本美憂、杉本恵、長野美香に一本勝ち）の実力者・杉内由紀を相手にケージグラップリングで時間切れドロー。DEEP JEWELSアマチュアグラップリングでは4戦4勝と負け無し。2019年5月の柔術大会「WHITE RIOT 2019」スーパーファイトでは、DEEP JEWELSプロファイターの青野ひかるに道衣ありながらベースボールチョークで一本勝ちしている組み技の実力者だ。
2019年12月の『DEEP 93 IMPACT』でプロMMAデビューを果たし、國保小枝と対戦。パンチでの打ち合いも見せ、1R3分17秒、腕十字による一本勝ちを極めた。高校2年生の16歳で、2020年2月には、AACCの永尾音波とのJK対決に臨み、永尾の打撃に苦しみながらも寝技で優位に立ち判定勝ちを収めている。
対する川西まゆは、女王・藤井恵の愛弟子で総合格闘技道場BURST所属。2019年9月の新宿FACE大会にアマチュアルールで出場し、伸びのあるワンツーとテイクダウンで圧倒して判定勝ち、12月の大阪大会でもアマチュアルールで出場し、毛利道場のHIMEを相手に1Rわずか47秒でリアネイキドチョークによる一本勝ちを収めている。2020年2月大会でリオンを相手にプロデビュー戦が決まっていたが、リオンの怪我で試合が流れていた。今回が仕切り直しのプロデビュー戦となる。
ここまで負け無しのさくらだがスタンドに難を見せており、川西はプロデビュー戦ながら、ジャブから思い切りのいいストレートは高い評価を得ている。グラウンドでは師匠・藤井ゆずりの極めの仕掛けの速さ、防御力も高まっているだろう。それでもさくらが極め切るか、川西が打撃で土をつけるか。注目の一戦だ。
