左右のミドルキックを多用するミット打ちを披露したメヒア
2020年3月22日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K'FESTA.3~』に参戦する、ダビド・メヒア(スペイン)が19日(木)都内にて公開練習を行った。
スーパーファイトで第2代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦するメヒアは、ISKA世界ウェルター級王座を保持しており、近年は中国のクンルンファイトやWLF武林風でも活躍している。クンルンファイトでは、近代ムエタイのトップ選手であるタワンチャイ・P.Kセンチャイムエタイジムとフルラウンドの激闘を演じ、判定で敗れるもパンチ主体のスタイルで左フックからの右アッパー、顔面とボディに打ち分ける右ストレートでタワンチャイを苦しめている。戦績は56勝(25KO)9敗1分。
公開練習では左右のミドルキック連打を見せた後、そのミドルキックを交えたパンチとのコンビネーションを披露した。「今までにないくらい順調に準備できています。このような素晴らしい舞台、誰もが知っているK-1に呼んでもらえたことが信じられない。驚いた」と参戦を喜ぶメヒア。
キックボクシングは14歳で始め、「最初はヨーロッパで、今は中国でも戦っている。ロシアとフランスでもタイトルを取っている」と世界で活躍。「クロスカウンターが得意だ」とした。
記者会見で野杁は「僕とタイプは似ている」とメヒアを評したが、メヒアにそのことを聞くと「自分も似ていると思う。楽しい試合になりそうだ」と言い、「アグレッシブなファイトスタイルを見て欲しい。野杁に勝ってK-1の65kgのチャンピオンになることが目標だ。野杁とはみんなが期待している通りの激しい戦いになるので期待していて欲しいね」と、激闘を予告した。
また、魔裟斗に憧れていたと言い、「彼はとにかく強い。世界で活躍して誰もが知っているので憧れの存在だよ」と目を輝かせた。