2020年2月12日(水)東京・セルリアンタワー東急ホテルにてK-1 JAPAN GROUPの年間表彰式『K-1 AWARDS 2019』が行われた。
この場で3月22日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催されるK-1年間最大のビッグマッチ『K'FESTA.3』の追加対戦カードが発表された。
K-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチとして、王者シナ・カリミアン(イラン/パワー・オブ・ドリーム)vs挑戦者・愛鷹亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が決定。
両者は8月24日にエディオンアリーナ大阪にて開催された『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイト in 大阪~』で、ノンタイトル戦で激突。愛鷹が3R57秒、右フック一発でカリミアンをマットに沈めるジャイアントキリングを起こした。
その後、11月24日(日)神奈川・横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~よこはまつり』でのタイトルマッチでの再戦が発表されたが、試合前日にカリミアンの負傷欠場により試合中止。タイトルマッチは延期となっていた。
登壇した愛鷹は「前回はシナ選手の怪我で試合が流れてしまったが僕らは格闘家なので怪我は付き物。仕方がないと思っています。でも次は万全な体調で来てくれると思いますし、自分も当日、過去最高の愛鷹亮になって必ずベルトを奪取します」と、ようやく実現したタイトルマッチに気合十分。
カリミアンは「昨年の前半はチャンピオンとして防衛もできて良かったが、後半は怪我に見舞われて試合が出来なかった。今年は素晴らしい環境で練習をし、素晴らしい体調で誰が一番強いのかを証明したい」と、今回はベストコンディションで臨むとした。
なお、今回よりカリミアンはWSRフェアテックスよりPOWER OF DREAMに移籍することが発表された。中村拓己K-1プロデューサーは「シナ選手よりPOWER OF DREAMで練習したいとの申し出があり、K-1はその意向を受けて話をして調整したところ了承をもらい、今回よりPOWER OF DREAM所属として試合をすることになりました」と理由を説明している。