2020年2月16日（日）東京・新木場スタジオコーストで開催される「PANCRASE 312」のメインイベントで、「ライト級暫定キング・オブ・パンクラス・タイトルマッチ」に臨む予定だった暫定王者サドゥロエフ・ソリホン（タジキスタン／ロシア・パンクラチオン・ハバロフスク）が負傷欠場。挑戦者・雑賀ヤン坊達也（総合格闘技道場DOBUITA／3位）との試合が中止となった。
また、2020年3月8日（日）「PANCRASE 313」のメインイベントで行われる予定だった「ストロー級 キング オブ パンクラス タイトルマッチ」も王者・北方大地（パンクラス大阪 稲垣組）が「練習中に拳の骨折で欠場」のため、アダム・アントリン（米国）との試合が中止となることが10日、PANCRASEから発表された。
2月16日大会については、ソリホン側からPANCRASEに届いたメールと診断書によると、「練習中に右股関節部分に打撃が当たってしまい、痛みを訴えている。全治4週間」とのこと。今回、同チームのボリス・フェドロフのセコンドとして来日するコニコフ代表が12日の会見で詳細を説明する予定。
大会に向け、「パンクラスのポスターにこんなにどでかく載る日が来るなんて思ってもなかったけど来ちゃったよ！！！ スターになってやる！！！」とツィートしていた雑賀は、試合中止の発表に、「対戦相手の怪我により試合中止になりました。応援してくれてた方々すいませんでした」と、報告している。
ライト暫定王者の欠場。正規王者の久米鷹介は、2019年10月のONE Championshipで修斗王者・松本光史に判定勝ちしており、動向が注目されるなか、同大会では、同じライト級で上迫博仁（チームクラウド／和術慧舟會HEARTS／1位）と粕谷優介（総合格闘技道場CROWN／7位）の試合も組まれており、「全治4週間」のソリホンは、回復後に雑賀との対戦となるか。それとも？
なお、2月16日大会のメインは、セミファイナルだった第7試合の堀江圭功（ALLIANCE／8勝2敗）vs 内村洋次郎（イングラム）が繰り上がっており、ほか試合の順番に変更はなく、メイン後のネオブラッドトーナメントの開始予定時間が30分繰り上がり、17時30分からとなっている。
また、同じくメインが中止となった3月8日大会は、まだ全カードが決定しておらず、今後の発表が注目される。
