2020年2月2日(日)東京・後楽園ホールで開催される新日本キックボクシング協会『MAGNUM 52』の前日計量&記者会見が、1日(土)都内にて16:00より行われた。
第9試合のWKBAジャパンスーパーフライ級王座決定戦で対戦する、前日本フライ級王者・泰史(伊原道場本部)は52.10kg、第4代KING OF STRIKERSスーパーフライ級王者・日畑達也(FKD)は51.80kgで計量をパス。 WKBAジャパンは、キックボクシングの創始者である故・野口修氏が世界で初めて創設したキックボクシングの世界王座認定団体であるWKBAが認定する日本タイトル。新日本キックボクシング協会所属選手以外でも挑戦できるタイトルとして、今回新設された。会見で伊原信一・新日本キックボクシング協会代表は「キックボクシング界がもっと良くなるにはどうしたらいいか、みんなで争うベルトが必要だと考えました。歴史に残る試合をしてくれ。きみたちならできる」と、両選手にエールを送った。
泰史は「伝統あるWKBAのジャパンのベルトができました。その最初の王座決定戦ということで、必ず新日本の僕が獲らないといけない。必ず勝って、初めの試合なので歴史に残る試合にしたいと思います」と、初代王者になると意気込む。
日畑も「明日は歴史ある団体の初めての日本のベルトということで、その大会に出場させてもらえるのが嬉しく思います。必ず自分が勝利してベルトを獲ります」と初代王座は渡さないとした。
第8試合の日本フェザー級王座決定戦で対戦する、同級1位・瀬戸口勝也(横須賀太賀ジム)は56.85kg、同級2位・平塚一郎(トーエル)は57.05kgで計量をパス。
瀬戸口は「僕は普段、鹿児島に住んでいて今日鹿児島から飛んできました。まずはこんな私にチャンスをくださった代表、ありがとうございます。タイトルには5度目の挑戦になりまして、ぜひベルトを今回こそ巻きたい。そのために最高の状態で臨んできました。相手はいい顔をしていたのでいい試合になると思います。いい試合をして自分が勝ちたい」と、執念でベルトを巻くとした。
平塚は「キャリアは相手の方が上ですが、自分はこのチャンスを死ぬ気で獲りに行こうと思ってしっかり仕上げてきたので面白い試合になると思います。基本から磨いて、なおかつ倒せる技を磨いてきたので明日は面白い試合になると思います。楽しみにしていてください」と、こちらもタイトル獲得に自信を見せていた。
伊原代表は両者に「しっかり明日は歴史に残る素晴らしい試合をしてください。今から歴史を作るんだ。諦めないで頑張ってください」とエールを送った。