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【新日本キック】勝次「2020年最初の大会をKOで締めたい」、重森陽太はなんと小学生の時のコーチと対戦

2020/02/01 21:02
2020年2月2日(日)東京・後楽園ホールで開催される新日本キックボクシング協会『MAGNUM 52』の前日計量&記者会見が、1日(土)都内にて16:00より行われた。  メインイベント(第11試合)対戦する、WKBA世界スーパーライト級王者・勝次(藤本ジム)は62.35kg、ロンペットY’Z D GYM(タイ)は62.2kgで契約体重の62.5kgをそれぞれパス。  勝次は「今回はメインの大役を任されたので自分の仕事をしてKOで締めくくりたいと思います」と、新日本キックの2020年最初の大会をKOで締めたいと宣言。  対戦するロンペットについては「試合を見たことはなくて、ネットで検索してみると半年ほど前に他団体の日本王者をKOしているとの情報だけが入りました。なのでオーソドックスかサウスポーかも分かりません。ぶっつけ本番になりますが、いつも通り自分の力を出せば問題ないと思います」と、相手は関係なく自分の全力が出せれば勝てるとする。 「昔はテンションだけで戦っていましたが、今は落ち着いて技術を出せるようになっています。リキまないことを意識して、今回も怪我が無いし順調なのでリングで見せます」と、成長を見せたいと話した。  セミファイナル(第10試合)で対戦する、WKBA世界ライト級王者・重森陽太(伊原道場稲城支部)は62.45kg、元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級王者デッパノム・チューワッタナ(タイ)は62.25kgで契約体重の62.5kgをそれぞれパス。  重森は「昨年はKNOCK OUTでベストバウト賞を獲ることができました。新日本にそういう賞はないですが、ベストバウトと言ってもらえる試合を年間を通してたくさんしたいと思います。明日は盛り上がる試合をしたいです」と、いい試合を見せたいと意気込む。  対戦相手のデッパノムについて聞くと、「実は私は最初、小学校2年生の時からタイのチュワタナジムへ練習に年に1~2回おじゃましていたんですが、その時にコーチをされていた人です。一緒に練習して、タイで試合をする時にはセコンドに就いてもらっていました。お世話になっていた方との試合になるので、成長した姿を試合を通じて見せたい」と、なんと小学生の時にムエタイを習った選手だという。  そんな選手とやりにくくないのかと聞かれると「全然。試合って殺し合いじゃないし、嫌いだから殴るわけじゃない。いつも通りにテクニックを見せていきたいと思います」と淡々と答えた。  また、2020年の目標を聞かれると「昨年、大きな節目になったと思うのはシュートボクシングとの交流戦です(11月、笠原弘希にTKO勝ち)。新日本と他団体が交流を行うのは私自身ポジティブにとらえていますので、新しい道を切り開いていって、新日本が強いことを証明できればいいなと。切り込み隊長的なポジションになれればいいなと思います」と、他団体との戦いに先頭を切って出ていきたいと語った。
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