バズーカ（左）は額を押し付けて前進し、さらに橋本を突き飛ばした
2020年2月11日（火・祝）東京・大田区総合体育館『KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.1』の公開練習＆記者会見が、1月21日（火）都内にて行われた。
今回の公開練習は倒し屋が集った「無法島GP トーナメント」に出場する8選手が一堂に会し、他の選手の目の前で90秒間のミット打ちを披露するという珍しい形式で行われた。
最初にミット打ちを行ったのは、大会第1試合のトーナメント1回戦第1試合で対戦するMA日本キックボクシング連盟スーパーライト級王者バズーカ巧樹（菅原道場）とMuayThaiOpenスーパーライト級王者＆INNOVATIONライト級王者・橋本悟（橋本道場）の2人。
まずバズーカがミット打ちで得意のミドルキック、ヒジ打ちを繰り出し、その後に橋本がパンチ＆ミドルキックで快音を響かせた。
ツーショットの撮影になるとバズーカは橋本よりも一歩前へ出て自己主張
そばで見ていたラウンドガールの真奈は「ラウンドガールってすましていないといけないと思うんですけれど、全然すませなかったです。凄い、怖かった」と、その迫力にびっくり。
続いてツーショットの撮影になると、バズーカは突然橋本に額を押し付けてそのまま前進、さらに橋本を突き飛ばして挑発。橋本は苦笑いしたのみでその挑発に乗らなかったためそれ以上に発展はしなかったが、ピリピリした空気が会場に流れた。
バズーカは「コンディションはバッチシです」と言い、橋本のミット打ちの感想を求められると「特に思うことは何もないです」と吐き捨てた。一方、橋本は「コンディションはしっかりしていきたいと思います」とこれから整えると言い、バズーカのミット打ちの感想は「ミドルキックが奇麗だなって思った」と大人の態度で接した。
殺気を漂わせるバズーカと、余裕の態度で挑発に付き合わない橋本という対照的な両者だった。
