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【RIZIN×BELLATOR】中村K太郎「殴り倒します」との威勢から一転「僕が負ける予想が多いのでせめて引き分け」

2019/12/17 19:12
2019年12月29日(日)、31日(火)さいたまスーパーアリーナにて開催の『BELLATOR JAPAN』(29日)および『RIZIN.20』(31日)で行われる「Bellator×RIZIN 対抗戦」に出場する日本人選手4名が、17日(火)都内にて合同公開練習を行った。  29日の『BELLATOR JAPAN』にて、21勝7敗でBellatorウェルター級トップファイターの一人、ロレンツ・ラーキン(アメリカ)と対戦する中村K太郎(和術慧舟會K太郎道場)は、朝倉未来(トライフォース赤坂)とのマススパーを披露。初めての組み合わせだと言い、お互い楽しそうにパンチを交換した。 「2試合くらい見て、今まで全然相手を研究してこなかったので、今までの中で一番研究しています」と中村。「打撃が強くて速くて打撃の選手だなって感じです。フィニッシュもほとんど打撃なので」と、その打撃力を警戒する。  ところが、得意のバックチョークを極める自信はあるかと聞かれると「チョーク? 殴り倒します」と、前回10月のマルコス・ヨシオ・ソウザ戦に続いて打撃でのKO決着予告。「みんなチョーク見たいですかね? じゃあ、打撃で弱らせてチョークで極めます」と、ファンが見たいならチョークで仕留めると余裕の発言。  かと思いきや、「それでぶっ倒されたらしょうがないけれど簡単にテイクダウンを取れるわけはないので、打撃もある程度使います」と、打撃でも渡り合うと軌道修正した。  5vs5対抗戦としては中堅戦となる。その役割をどう思うかと聞かれると「僕は引き分けて、なるべく後につなげたい。かなり僕が負けるという予想が多いので、せめて引き分けて次につなげます。黒星を団体戦に付けない役割だと思います」と、不利の予想をされているので最低でも引き分けるという。 「アゴを折ったり、頭蓋骨を陥没させるような打撃を使う選手(マイケル・ペイジ)が安西(信昌)選手の相手選手ですが、そういう破壊力のあるそれに近い選手だと思うので、怪我をしてもここは引き分けます」と、負けるとの予想に反発。「黒星予想が多いので、絶対に引き分けたいと思います。絶対に」と引き分けを強調した。  そして最後に意気込みを聞かれると「今回だけはチームを想って、個人戦ではなく団体戦なので引き分けます」と、最後まで引き分けにこだわっていた。
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