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【RIZIN】朝倉未来が衝撃発言「来年はユーチューバーとして頑張りたい。格闘技は年2回で」

2019/12/17 18:12
【RIZIN】朝倉未来が衝撃発言「来年はユーチューバーとして頑張りたい。格闘技は年2回で」

来年の試合は「夏と年末の2回でいいかな」とユーチューバーとして格闘技を広めていきたいと朝倉

2019年12月29日(日)、31日(火)さいたまスーパーアリーナにて開催の『BELLATOR JAPAN』(29日)および『RIZIN.20』(31日)で行われる「Bellator×RIZIN 対抗戦」に出場する日本人選手4名が、17日(火)都内にて合同公開練習を行った。


 31日の『RIZIN.20』でジョン・テイシェイラ・マカパ(ブラジル)との5vs5対抗戦の大将戦を任された朝倉未来(トライフォース赤坂)は、中村K太郎(和術慧舟會K太郎道場)とのマススパーを披露。朝倉はジャンプしての2段蹴りや後ろ蹴りといった派手な技を繰り出し、動き回って「順調ですね」という調子の良さをうかがわせた。

 Bellatorとの対抗戦という大一番だが、意気込みは「特にないっすね」と普段と同じ試合だと朝倉。「でも多分、俺目当ての客が一番多いと思うので、日本の格闘技が盛り上がっているところを見せたろうかって感じです」と“大晦日の主役”として魅せる試合をすると話す。


 対戦するマカパについては「今までの相手で一番実績がある(23勝4敗2分でUFCにも出場)ので楽しみです」としながらも、「でも映像を見た感じ、負ける気はしないですね。あのパンチは僕には当てきれないと思う。序盤は丁寧ですがだんだん大振りになるので、そこに俺がカウンターを合わせると思います」とカウンターでのKO決着を予告。


 朝倉未来と言えば対戦相手を映像で徹底的に研究することで知られているが、「今回はあまりしてないです。3試合くらい見ましたが、合わせる技は3個くらい見つけた。俺はテイクダウンは取られないから打撃戦になる。そこで冷静に戦うって感じです」と、すでに攻略法はできているようだ。


 ここで勝利してBellator本陣へ乗り込みたいかと聞かれると「行きたいとは思っていない」と意外な答え。その理由を聞くと「俺が行くのではなく、来てって感じです。エースが行っていてはダメだと思うんですよ。あっちから来てもらわないと。あと、日本のファンが盛り上がるかと言ったらどうなんだろう。日本人にもまだ面白い相手がいるので、その相手でもいいと思っています。日本人のファンが上がる選手がいいですね。本当は(ダリオン・)コールドウェルとかやりたいなと思って指名したんですが、向こうでトーナメントが決まっていてできなかった。知名度がなくて、勝っても相手が弱かったでしょうと言われるのとはやりたくないですね」と、ファンが喜ぶ有名な選手とやりたいからだという。


 今年は朝倉兄弟が大ブレイクした年になったが、「僕は2試合しかしてないので別に。弟が凄かったんじゃないですか。僕は普通に試合をこなしただけ。グスタボ戦も矢地戦も元々勝てると思ったので、それを証明しただけです」と、あまり興味はなさそう。


 もうひとつの顔、ユーチューバーとしての活動は「今はもうメンバーを増やしてやっているので、試合の1週間前でも撮れる」と余裕を見せ、「YouTubeのせいで練習できていないのはないですよ。ただの息抜きです」と、YouTube制作に時間を取られているわけではないと説明した。


 しかし、来年はさらに朝倉兄弟の年にしたいかと聞かれると「来年はユーチューバーとして頑張りたいと思います。格闘技は夏と年末の2回でいいかなって思っています」と衝撃発言。

「YouTubeは稼ぐためですよ。でも、格闘技を僕が広めていますよね。RIZINの存在を僕がめちゃくちゃ広げているので、そういうのにも貢献しているからいいなと思う。ただ試合で勝つだけじゃダメです。そういうのを一人一人がやらないと」と、試合以外でも格闘技を世間に広めていくことが大事だと語った。

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