photos by Takazawa Keisuke(C)RIZIN FF,
2026年11月8日(日)千葉・LaLa arena TOKYO-BAYにて『abc presents RIZIN.55』(ABEMA配信)が開催された。
DEEP×PANCRASEフライ級対決となった第2試合で、濱田巧(THE BLACK BELT JAPAN)が関原翔(RESURGO MMA)と大激闘の末、3R 4分56秒、スラムでのテイクダウンからのパウンドで、残り4秒でTKO勝ちした。敗れた関原は試合後インタビューに現われず。病院直行で治療を受けていることが、榊原CEOの大会総括で分かった。
▼第2試合 RIZINフライ級(57kg)5分3R
〇濱田 巧(THE BLACK BELT JAPAN)MMA8勝0敗1NC、キック14勝9敗1分
[3R 4分56秒 TKO] ※スラム→パウンド
×関原 翔(RESURGO MMA)14勝6敗
濱田は、25年11月に大塚智貴にスプリット判定勝ちでPANCRASEフライ級王座を獲得も、その後、団体に事前承認なくBreakingDown参戦を進め、26年3月のオーディションに登場し、王座剥奪。
25年5月のPANCRASEでジョセフ・カマチョに2R、得意のギロチンチョークで一本勝ちで再出発を白星で飾ると、9月25日のRIZIN会見を受け、自身のXで「僕は会見に呼ばれませんでした。でもまだ終わったわけじゃない。ここまで来たらもう一度動くしかない」と、28日に榊原CEOに直談判に。地元千葉大会での出場の確約を得ていた。
濱田は、幼少期に口唇口蓋裂があることでいじめを受けたことをきっかけにキックボクシングを始め、プロ14勝(6KO)9敗。2022年にPANCRASEネオブラッド・トーナメントフライ級でプロMMAデビューすると同トーナメントで優勝を果たし、3年後にPANCRASEのベルトを巻いた。
対する関原は「格闘代理戦争」等を経て、19年5月にPANCRASEでプロデビュー。21年2月からDEEPに参戦し、21年11月のRIZINでTARKERに判定勝ちするなど怒涛の6連勝。
しかし、22年5月の伊藤裕樹との殴り合いの大激闘で硬膜下血腫に。治療を経て、24年5月に2年ぶりに復帰。その間、柔術大会に出場するなど磨いたグラップリングを自身のMMAに融合させ、マサト・ナカムラ、杉山康平、本田良介を相手に3連勝。
25年5月に現王者の村元友太郎にスプリット判定負けで惜敗も、25年8月には元PANCRASE王者の北方大地に判定勝ち。26年3月、フライ級王座挑戦権を賭け力也と対戦。スプリット判定負けで王座挑戦ならず。5月の前戦では親友の猿寿健太(KENTA)に判定勝ちを収めている。
5年ぶりのRIZINの関原と、初出場を果たした濱田。
試合は、硬膜下血腫での治療後にグラップリングを磨いた関原が、初回から組んでテイクダウン。再三立ち上がる濱田は、得意の打撃戦に持ち込み、中盤から栖原が後退。組んでも力が入らない関原に濱田はアッパー、関原はノーガード戦法もボディを殴られる。
しかし最終回もテイクダウンを奪った関原に、濱田は下からラッスルアップで立ち上がり、関原の両足を束ねて尻下でクラッチ、肩にリフトしてマットにスラムした濱田が、関原にパウンドを打ち落とし、すぐにレフェリーが間に。残り4秒、濱田がTKO勝ちを決めた。
涙の咆哮の濱田は大晦日連続参戦をアピール、敗れた関原は担架に乗せられ、頭を固定されてリングを降りた。大会総括で榊原CEOは関原について、「今救急病に搬送されて治療を受けているという状態で、命に別状があるということではないですけども、怪我の状態をしっかり僕らも把握して、またどういう形で皆さんにお伝えするか、状況を把握した中で、後日ご案内したいと思います」と語った。











