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【UFC】中村京一郎がUFC本戦デビュー戦「意識のコントロールを強化してきた」vs.オリー・シュミット「俺にとっては“ヤルか・ヤラれるか”」、コ・ソキョンが再起の判定勝ちでUFC3勝1敗に=速報中

2026/11/08 07:03
 2026年11月7日(日本時間8日)米国ネバダ州ラスベガス META APEXにて『UFC Fight Night: Cortes Acosta vs. Walker』(U-NEXT/UFC Fight Pass配信)が開催。前日計量では日本から参戦の中村京一郎および対戦相手のオリー・シュミット(ニュージーランド)が計量をパスしている。 『UFC Fight Night: Cortes Acosta vs. Walker』速報 ▼フェザー級 5分3R中村京一郎(日本)8勝1敗(UFC 0勝0敗)※ROAD TO UFC 4 フェザー級優勝 145lbs/65.77kgオリー・シュミット(ニュージーランド)4勝3敗(UFC 0勝1敗)145.5lbs/66.00kg ※シュミットの前戦は26年5月にマルワン・ラヒキに1R TKO負け  中村京一郎は、25年5月のRTU1回戦で、韓国のパク・オジンを2R 左ヒザでKOに下して、日本人唯一人の準決勝に進出。8月に中国のリー・カイウェンと対戦し、左ストレートを効かせて判定勝ち。決勝で地元豪州のセバスチャン・サレイを3R 逆転の左ヒザでダウンを奪い、TKO勝ち。UFCとの契約を決めた。  オリー・シュミットは、8歳からテコンドーを始めて黒帯。名門シティ・キックボクシング所属で15歳でMMAを始め、アマチュアMMAで公式8勝3敗という記録以上に多くの試合を戦ってきた。プロMMA戦績は4勝3敗、4勝中3KO・TKOを記録するストライカーだ。2022年のデビュー戦で3R リアネイキドチョークで敗れたヘイリー・ウェブは現在5勝0敗で4フィニッシュを誇るEternal MMA王者。  Shuriken Fightで3連勝し、26年5月の地元・豪州大会で4日前オファーを受けて、8勝無敗のマルワン・ラヒキと対戦、1R 左フックでTKO負けを喫した。今回がUFC2戦目となる。  事前のU-NEXTインタビューで中村は、RTU決勝と、その後の練習で左拳を2度骨折したことを明かし、そのなかで茶道や滝行なども継続しながら「自分の意識のコントロールを強化」してきたという。 中村京一郎「茶室の空間でのやり取りはケージ内とほぼ同じ」 「APEXでの試合で、あんまり特に外的要因はなくて“自分次第”だなって思ってるんで、今回の試合は本当に相手がどうとかスタジアムがどうとかよりも本当に自分自身がどうあるかっていうとこだけだと思う。まあ、ケージのサイズも(RTU)決勝よりは多分ワンサイズちっちゃいけど、上海のPIでやったのも多分同じサイズなんで、特にそこに関してはそんなに意識はせず、動き自体、ちょっとは変わると思うんすけど、そのちょっとも結局自分なんで、そこをしっかり作っていくって感じですね。 (RTUからUFC本戦に向かい強化部分は)自分の内側、意識ってところですね。それはまあ、骨折もあってこの9カ月、10カ月、空いたからこそできた、向き合えたこともやっぱり多くて、本当に日本人としてUFCのU、『アルティメット』は何なのかっていうことを自分でずっと──チャンピオンに日本人がいないっていうとこも含めて、やっぱり『アルティメット』になり切ってないっていうのが、僕ん中ですごい感じていた部分なんで。この9カ月、10カ月で茶道を始めてみたり、滝行も。これ本当、面白くて始めたのが2023年の11月なんですよ。で、先月試合前ラスト終わって、これ丸3年なんですよ。丸3年経ったらデビュー戦が来るかっていう『石の上にも3年』じゃないですけど、これはもうスピリチュアルとか そういう話じゃなくて、ただの現実だなって思って。  なんかこう日々コツコツ向き合って月イチやってたことがこのタイミングでやっぱり繋がってくるし、そういう自分を信じてあげたい。そこを育ててきたっていうのがパッて振り返ってみて“3年経ったか、月イチ3年やったな”っていうとこと、茶道は2カ月、1カ月前から始めて、全然まだあの修行僧ですけど、その辺はもう全然幼稚園児ですけど、それこそみんなが思う練習っていうか、ハードなトレーニングっていうことが今回はほぼほぼしてないんですよ。でもこんなに動けるんだっていうのは、やっぱり意識だと思うんで、自分の意識のコントロールっていうところを強化してきました。  滝行は“冷たい、痛い、寒い”とかいろんな中に外的がある中で、自分がどうあるか、自分の呼吸はどうなのかっていうところを見つめ直しつつ、そこでやっぱ感謝が出てくるんですよね。そういう過酷な中で、結構当たり前に生きてるっていうことをもう1回見つめ直せるというか、本当に生きてることってすごい幸せなことだなっていうことをやっぱり見つめ直せるし、茶道は究極のおもてなしだと思うんですよ。自分の作法がまずしっかりできて、初めて人に提供できるもの。これやっぱり格闘技と似ていて、格闘技は“動”ですけど“静”の間合いとか、茶室の空間でのやり取りっていうのは本当ケージ内とほぼ僕は同じだと思ってるんです。それが動きがあるのか、少なく静寂なのかっていうところだけだと思っていて、そこをやっぱり始めてみて繋がる部分があったんですよね。 (オールラウンダーとして、打撃という自分の土俵で相手を戦わせることができている?)もちろんチャンスがあって“ここだ”って時は、一本も多分、練習してきたことが出れば取れるとも思うし、KOも同じくそうで。なんて言うんだろうな……『ROAD TO UFC』のヒザ2発に関しては練習してないことなんすよね。あんなの練習だったらもう誰も練習してくんないですからね。そういう目に見えないものを自分の力に変えれて出せるっていう方が、よっぽど僕の中では武器だなと思っていて、ストライキングが上手い選手はいっぱいいるし、自分と同じぐらいのストライキング能力、自分と同じぐらいの全ての技術っていうものが一緒だったとしたら、他でやっぱり勝敗分けていくのって“自分の器”だったり、自分の精神的な部分、優しさとか、人に対して優しいとか、日々どうあるか、人としてどうあるかみたいな方が、やっぱり勝ち負けに最後はなってくると僕は思ってずっとそれをやり続けてるんで。今聞いてそうだなって。自分の土俵に持ってくる、自分のターンにしてくっていうのも確かに武器かもしれないですね。 (シュミットもストライカーだが?)テコンドー出身で、それこそKOの中でバックブローが2個とか多くて、バックスピンとかも結構打ってくるんで、そういうイメージはしつつ、でもそこには“執着”しないみたいな。だからそれ“来る、来る”って思って来ないみたいな方がよっぽど自分の意識にハマっちゃうので、対策とイメージはしつつ、それ来てどうなのかっていうのも試合で分かってくることなんで、オリーみたいな選手はオリーしかこの世界にいないんで、だからあのオクタゴンの中に入ってみて、自分がどこまで楽しめるか、どこまでトライできるかだけだと思います。  今回のセコンドは中村倫也さんと弟の剛士で、もう一人、川口(真)先生が身体のケアとかしてくれて、今回の骨折もずっと見てくれている先生で、ファンクショナルトレーニングとかもやってもらってるんで、その方に入ってもらいます。 (決勝戦の最終ラウンドでは高谷裕之が『負けているから喧嘩してこい』とゲキを飛ばした。今回、その役割は?)高谷さんのその言葉もあの試合展開だからやっぱり刺さることで、それって準備してできるもんじゃないし、高谷さんだからあの言葉をかけれたっていうのもあります。倫也さんがセコンド入ってくれた時はリー・カイウェン戦の時で、1ラウンドで水を飲み忘れて2ラウンド目に入って“うわあ”みたいな感じで、水飲んで『オイ、京ちゃん、こっから滝行だかんな』って倫也さんが言ってくれたんですよ。それは喧嘩と逆じゃないですか。っていうところでスポンって(自分の中に)入ったりしたんで、まあ期待はせず、本当に自分が信じてる人たちなんで、当日セコンドでどういう言葉をかけてくれるかはもうお任せです。 (日本人8人目のUFCファイターにで、フェザー級では日沖発や夜叉坊以来となることについて)あまり考えてないですね。ぶっちゃけどの階級も世界一の階級だと思ってるんで。なんかフェザー級は結構言われるんですよ。『修羅だね』って。いや、バンタムも修羅だし、フライも修羅だし、日本人はフライが適正だとか言ってるんですけど、いやいや岡見(勇信)さん、じゃあ2位まで行ってるのは その方程式だとハマんねえぞってなるし、どの階級もやっぱりすごいから、僕はいったん8人の中で一番重い階級ってなってるだけで、これからどんどんむしろライト、ウェルターより上もガンガン出てきて欲しいし、そこでベルト取って欲しいしって思ってるんで、特別フェザー級に対してどうだっていうのはあんまり思ってないですね。 (最後に)U-NEXTでご覧のみなさん、いよいよ11月8日にUFCデビュー戦、オリー・シュミットとの試合が始まりますけど、ここまで本当にたくさんの方々、そして会ってない方々の応援もすごい僕に届いていて、本当おかげ様でここまで来れました。計量をしっかりクリアしてコンディション整えて戦いますので、応援とお祈りの方、よろしくお願いします」 オリー・シュミット「真のサムライ対ハンガリーアン・スタリオンの伝説の戦いになる」 「ファイトウィークは最高だ。日曜日に試合が控えている。このプロセス全体を楽しんでいるし、コンディションも人生で最高の状態だ。正直言って、あのケージの中では闘志が湧いてくるんだ。だって、そこに入るたびに、戦うためにそのケージに足を踏み入れる時、俺にとっては“殺すか・殺されるか”の世界なんだ。だからファンたちは俺が戦いに臨む時、俺の試合は盛り上がるって分かっている。そう、俺のバックグラウンド、最初のスタイルはテコンドーなんだ。俺はストライカーなんだよ。フィニッシュの試合になる。どのフェザー級が相手でも、1ラウンドで華々しくフィニッシュできる能力があるって分かってるんだ。 (中村京一郎の強みは)レンジだね。彼の間合いと打撃、優れたサウスポーだ。僕たちは彼に備えてかなりハードにトレーニングしてきた。彼は左のパンチが鋭く、左のキックも素晴らしく、左のヒザ蹴りも得意だ。だから、僕が伝えたいメッセージは『ただこの試合を見てほしい』ということさ。きっと素晴らしい試合になると思う。真のサムライ対ハンガリーアン・スタリオンの伝説の戦いだ」  大会は、プレリムが日本時間8日朝7時、メインカードが朝10時に開始予定。 [nextpage] ▼ヘビー級 5分3Rガブリエル・ロレンソ(ブラジル)8勝1敗(UFC 0勝0敗)※UFCデビュー、DWCS S10出身 234lbs/106.14kgトーマス・ピーターセン(米国)11勝5敗(UFC 3勝4敗)※13日前代打 253.5lbs/114.99kg [nextpage] ▼女子フライ級 5分3Rカリーニ・シウヴァ(ブラジル)19勝7敗(UFC 5勝3敗)125lbs/56.70kgガブリエラ・フェルナンデス(ブラジル)11勝4敗(UFC 3勝3敗)126lbs/57.15kg [nextpage] ▼フェザー級 5分3Rジョゼ・デラノ(ブラジル)17勝3敗(UFC 1勝0敗)※DWCS S9出身 145.5lbs/66.00kgムルタザリ・マゴメドフ(キルギス)11勝0敗(UFC 1勝0敗)※DWCS S9出身、オクタゴンMMAフェザー級王座、フィニッシュ率100% 146lbs/66.22kg [nextpage] ▼フェザー級 5分3Rオースティン・バシ(米国)14勝2敗(UFC 1勝2敗)145.5lbs/66.00kgカルロス・カルデロン(米国)11勝4敗(UFC 0勝敗)145.5lbs/66.00kg DWCS2024不合格、FURY FC王者 [nextpage] ▼ミドル級 5分3Rマンタス・コンドラタヴィチャス(リトアニア)8勝1敗(UFC 1勝0敗)※DWCS S9出身、フィニッシュ率100% 186lbs/84.37kgアンドレ・ペトロスキー(米国)13勝6敗(UFC 8勝5敗)185.5lbs/84.14kg [nextpage] ▼ウェルター級 5分3R〇コ・ソキョン(韓国)14勝3敗(UFC 3勝1敗)171lbs/77.56kg[判定3-0] ※30-27×3×ウェリントン・トゥルマン(ブラジル)18勝9敗(UFC 3勝7敗)171lbs/77.56kg  1R、サウスポー構えのソキョンに、オーソのトゥルマン。ソキョンは左ミドルから。トゥルマンのローに左を突く。トゥルマンも右が伸びる。右インローも。  右ストレートを胸元に突いたトゥルマン。右インローを2発。詰めてきたトゥルマンに右で小手巻き払い腰でテイクダウンのソキョン!  トゥルマンはフルガードに。左右のパウンドに腰を切ってケージ際で立つトゥルマン。右で差して押し込むソキョン。右足をかけて引き出すが、戻してヒザ打つトゥルマン。  離れたソキョン。右ではたいて左ストレートを届かせる。トゥルマンもジャブから右ストレート。さばいて左を突いて組んだソキョンが押し込みヒザ。外がけテイクダウンでヒジを落としてブザー。ソキョンのラウンド。  2R、ワンツーの左を踏み込むソキョン。トゥルマンも右から左フック。ソキョンもボディを突き、組んで押し込むも深追いせず。左ミドルのソキョン。トゥルマンの右ハイをかわす。  ソキョンのインローに右ストレートを合わせたトゥルマン。今度はトゥルマンのインローにソキョンが左を胸元に合わせる。外足を取って右ストレートを届かせるトゥルマン。  組んだソキョンは離れ際に左ヒジを突く。左ジャブから右ストレート、左と3発繋ぐトゥルマン。さばくソキョンは右ジャブ。右ストレートからバックフィストを突いたトゥルマン! しかし、ここでソキョンはダブルレッグテイクダウン。ヒジ。  左で差したトゥルマンはハーフからフルガードにしてヒジ。下から首を抱えるが、拍子木に頭を抜いたソキョンが細かいパウンドでブザー。拮抗したラウンドもソキョンか。  3R、左ジャブのトゥルマン。前に出ると、そこに早々にダブルレッグテイクダウンのソキョン。右で差して左枕でパスガードのソキョン。頭を抱えてしまうトゥルマンだが外すと、ソキョンはマウント。トゥルマンはいったん背中を見せて正対してハーフに。  左で腰を抱いて右でパウンドのソキョン。亀になってケージまで這って立つトゥルマン。バッククリンチのソキョンはヒザ突き崩し。片ヒザ立ちから立つトゥルマン。クラッチ切り正対狙うが、アームロック狙いにソキョンが崩してテイクダウン。  中腰で金網に押し込み右ヒジのソキョン。フルガードのトゥルマン。は立てず。最後に蹴り上げるもブザー。  判定3-0(30-27×3)でソキョンがフルマークの勝利。再起を飾り、UFC3勝1敗とした。 [nextpage] ▼ウェルター級 5分3R〇ジョゼ・ソウザ(ブラジル)10勝1敗(UFC 2勝0敗)※DWCS S6不合格 171lbs/77.56kg[1R 4分16秒 TKO]×ジョニー・パーソンズ(米国)9勝4敗(UFC 1勝1敗)※DWCS S5出身 169.5lbs/76.88kg  1R、長身ソウザは、パーソンズの入りに打点高い右ヒザ。パーソンズがスイッチすると、ソウザもスイッチ。詰めるパーソンズは左ミドル。右サイドキックを突くソウザ。左ミドルも。  長い左ジャブのソウザ。ブロッキングのパーソンズだが、ソウザは右アッパー! 左フックも当てると、後方に大の字に倒れたパーソンズを見て、ソウザも追撃せず、レフェリーも間に入った。  試合後、ソウザは札束を切るマネーポーズを見せて、「ボーナスをくれよ。最初の試合を終えた時、俺は『この階級のチャンピオンになってやる』と言ったんだ。俺が一番だと言っても、周囲は俺のスキルを過小評価しやがった。見てろよ、必ずやってやる。さあ、金をよこせ! それが俺の望みだ」と語った。
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