公開練習ではミット打ちを行い、様々な技を繰り出した那須川
2026年11月18日(水)東京・EBARA WAVE アリーナおおた(大田区総合体育館)『ONE SAMURAI 5』(U-NEXT配信)にて、ONEストロー級(-56.7kg)キックボクシング3分3Rでマフディー・ジャマリ(モロッコ/Ostora Fighters World)と対戦する、那須川龍心(TEAM TEPPEN)が10月29日(木)千葉・松戸の所属ジムにて公開練習を行った。
ミット打ちではスピードのあるコンビネーション、ハイキック、三日月蹴りを披露し、同大会に出場する玖村将史(999)、GUMP(TEAM TEPPEN)とのマススパーではディフェンスの上手さも見せた。

「この試合を含めて僕、年間6試合目で。結構試合数をこなしていて、疲労は来てるなっていうのは自分自身あるんですけれど、調子もよくいい感じで試合の感覚も忘れず、自分のことを研ぎ澄ませられているのかなってのはある。そういう疲労と向き合いつつ、しっかりこれからあと2週間ぐらい持っていきたいなと思っています」と、連戦の疲労は感じつつも好調がキープ出来ていると那須川。

対戦するジャマリについては「自分は普段53kgでやっていて、向こうは56.7kgで。その56.7kgの階級でもギリギリなイメージがあるので、まず本当に試合が出来ることを第一に考えたい」と、相手の体重超過を気にしている様子。

続いて「本当にデカくて一発がある選手で、サムエー選手だったりアリーフ選手だったり、世界のトップどころに負けてる選手なので中堅ぐらいの実力だと思います。自分のONEストロー級での実力が試される一戦なのかなってのはあるので、しっかり勝って次に繋げたいですね…ノーダメージで」と、相手の体格の大きさを警戒しつつ、自分がONEストロー級でどの位置にいるのかが分かる一戦になると評した。

すでに1度経験済みだが、ハイドレーションテストに関しては「全員一緒の専門トレーナーに見てもらっていて(格闘技界で減量の専門家として知られているKJトレーナー)、仕組みさえ分かっていれば大丈夫だし、しっかり準備が出来ていれば大丈夫なことなので、そこの心配は全然一切ないです。ONE SAMURAIは試合がなくなることが多いイメージがあるので、ハイドレーションだけ気をつけてやろうかな」と、パスする自信はあるが、対戦相手同様ハイドレーションテストには慎重に臨みたいとする。

ONE初参戦で那須川がKOしたトンプーンを、ジャマリもKOしている。技の破壊力を自分と比較してどうか、と聞かれると「前回ONEでトンプーン選手とやった時に、コイツ打たれ強いなと思ってたので、それを一発で倒したのでなかなかパワーがあると思います。(ジャマリは)オープンフィンガーグローブの試合だったので倒しやすいところもあったと思うんですけれど、なかなか一発のある選手だなっていう。パワーだけでいったら前回RISEで戦った大﨑(一貴)選手よりあるのかなって思っているので、そこの一発にはしっかり気をつけたい。一発もらっちゃいけない試合だなと思っています」と、やはり体格差からくるパワーを警戒。

ONE SAMURAIで自分が主役になるという気持ちはあるか、と問われると「もちろん。やっぱり自分が一番目立ちたいと思っていますし、今回ONE側にも期待されているカードだと思うので、期待以上の試合を見せたい」と意気込んだ。

ズバリ、パフォーマンスボーナスは狙うかとの質問には「狙ってなくても、あのONEの会場って独特な雰囲気で、凄く前に出ちゃう、身体が勝手に行っちゃうイメージがあって。そういう部分も関係してるのかなとは思いつつ、とにかく勝つことが大事なので…ここは謙虚に1500万円を狙いに行こうかなと(笑)」と、最高額である1500万円のボーナスを狙いたいと笑った。

今後については「正直、RISEでは53kgでやることを全部やっちゃったのかなっていうのはあるので、そこの道はRISEにお任せする感じです。ONEでは、自分は1回出たことあるんですけれど、未知な体験とか、やったことない相手がたくさんいる場所だと思ってるし、(兄の)天心はONEでは戦ったことがないと思うので、そういうところでまた違った自分を見せられるのかなっていうのもある。もちろんベルトは狙っていますし、ベルトは獲りたいっていう気持ちはあります」と、那須川天心がやっていないことを自分がやるという意味でモチベーションは高いようだ。

階級的には「52.2kg(アトム級)で(キックボクシングの世界タイトルを)作ってもらおうかなっていう。相手がいるなら、ですけれど、52.2kgで作ってほしい気持ちはありつつ、作ってくれないなら56.7kgでやるぞっていう気持ちはあります。本来自分53kgで、52.2kgはそんなにやったことがないのでちょっとアレですけれど、減量的には問題ないのかなって。作ってくれるなら52.2kgで、ないなら56.7kgで。全然どっちでも大丈夫です」と、どちらかと言えばストロー級で王座を狙いたいとする。

『GOAT』に出場した際には、鮮やかなバックキックでKO勝ちしたが、今回もあっと驚かせるような必殺技を用意しているのか、との質問には「そうですね。いい倒し方、映える倒し方っていうのはもちろん狙っていますし。そういうのが必要になってくると思います。天心もそういうので倒してきて、格闘技界とキックボクシングを盛り上げてきたと思うので、そういうのは狙っています」と、“映える倒し方”でインパクトを残したいと語った。





