(C)PANCRASE/DEEP
2019年12月8日(日)東京・新木場のスタジオコーストで開催される「PANCRASE 311」のセミファイナルで、サイモン・オリベイラ(ブラジル)と対戦予定だった金太郎(パンクラス大阪稲垣組/2位)がギックリ腰により欠場。金太郎と同門の三村亘(パンクラス大阪稲垣組)がオリベイラと対戦することが発表された。
▼セミファイナル 67kg以下契約 5分3R
三村 亘(パンクラス大阪稲垣組)
サイモン・オリベイラ(ASTRA FIGHT TEAM/ブラジル)
三村は現在3連勝中。2019年4月に松原眞介、7月に獅庵、11月17日に土肥潤に、いずれもスプリット判定勝ちしており、KO・一本勝ちは少ないものの、その判定勝利の多さは競り合いに強いことを表している。PANCRASEの公式が“イケイケのグラップラー”と称する三村は強いバックコントロールなど組み技とともに、前戦の土肥戦では、強気の打撃の打ち合いも見せている。同門・金太郎欠場の緊急事態にスクランブル発進する三村は、ギロチンチョーク使いのサイモン・オリベイラ相手に勝利を掴めるか?
金太郎は、THE OUTSIDERやDEEP☆KICK、ライジングオン、DEEPなどを経て、2012年11月にPANCRASE初参戦。白星と黒星を繰り返していたが、2017年12月の土肥潤戦以降、合島大樹、アラン“ヒロ”ヤマニハ、TSUNEを相手に4連勝。うち3試合でKO・TKOを記録した。2019年4月14日には、バンタム級1位のTSUNEを右ハイキックで1R KO。6位から1位にランクアップし、7月にはバンタム級王者ハファエル・シウバのタイトルに挑戦したものの、2R1分54秒、肩固めで絞め落とされ王座奪取はならず。今回のオリベイラ戦に再起をかけたが、ギックリ腰により復活は先延ばしとなった。