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【UFC】死闘の5Rで気絶したバルセロシュが救急病院からメッセージ「驚かせてしまったけど大丈夫」

2026/09/29 14:09
【UFC】死闘の5Rで気絶したバルセロシュが救急病院からメッセージ「驚かせてしまったけど大丈夫」

(C)Zuffa LLC/UFC

 2026年9月27日の『UFC Fight Night: Rosas Jr. vs. Barcelos』(U-NEXT/UFC Fight Pass配信)のメインイベントで、5Rの死闘の末にラウル・ロサス・ジュニア(メキシコ)にTKO負けし、担架で運ばれ救急搬送されたハオニ・バルセロシュ(ブラジル)が、病院から無事のメッセージを送った(※同日同級の中村倫也試合リポート)。

▼バンタム級 5分5R
〇ラウル・ロサス・ジュニア(メキシコ)13勝1敗(UFC 7勝1敗)※UFC6連勝 136lbs/61.69kg
[5R 1分38秒 TKO] 
×ハオニ・バルセロシュ(ブラジル)22勝6敗(UFC 11勝5敗)※UFC5連勝でストップ 135lbs/61.24kg

 バンタム級のUFC5連勝対決は、17歳で最年少UFCデビューし、21歳で12勝1敗のヤングプロスペクトのロサスJr.と、39歳で同級最年長・柔術黒帯の激闘派バルセロシュによる、新旧グラップラーの5Rメインイベントで行われた。

 オッズはロサス1.62倍、バルセロシュ2.36倍と、新鋭がフェイバリットでバルセロシュがアンダードッグだった。

 試合は初回から5R制とは思えないハイペースで試合が進んだ。1RこそロサスJr.が打撃でポイントを取ったものの、2、3、4Rはバルセロシュが有効打と組んでもバックを奪うなど攻勢で、4Rまでにジャッジ2者が39-37の2P差。1者が39-36の3P差でバルセロシュを支持。ロサスJr.が挽回するにはフィニッシュが必要な状況だった。

 迎えた最終回。ロサスJr.は右の跳びヒザ蹴りまで繰り出して前に。右を返してテイクダウンを奪うバルセロシュだが、立つロサスJrは、鋭いヒザをボディに突き刺すと、小手投げからダブルレッグで組みつき、小外刈でテイクダウン。

 ここで力なく倒れたバルセロシュに、ロサスJr.がマウントを取ってパウンドを落とそうとするが、バルセロシュは突如、意識を失ったか、首が後方に折れて口を開いたまま動かず。ロサスJr.は追撃せずに立ち上がって勝利をアピール。ハーブ・ディーンレフェリーはバルセロスの様子を見て試合を止めた。

 ネバダ州アスレチック・コミッションが任命した医師がケージ内でバルセロスの脈拍を確認し、バルセロシュはメタ・エイペックスのケージから担架で運び出され、ラスベガスの救命救急センターで経過観察を受けていた。

 試合後まもなく、バルセロシュのチームは彼が意識を取り戻し、会話もできるようになったと伝えた。UFCは、バルセロシュがCTスキャンと包括的な検査を行ったことを公式声明で発表している。

 そして、日本時間29日の午前、バルセロシュは自身のインスタグラムに入院中の動画とポルトガル語のテキストを投稿した。

「元気? みんなにメッセージを送って僕が元気だって伝えようと思ってたんだ。うん、すごく元気だよ。この病院で検査を全部受けてる。これは病院の決まりで検査を受けなきゃいけないんだ。みんな、祈りや温かいメッセージ、本当にありがとう。さあ、次へ進もう。

 僕たちは素晴らしい試合を展開していた。ケージの中で全てを出し切ったよ。ラウンドを重ねるごとに、特に5ラウンド目も、とても調子が良かったんだ。残念ながら、結局気絶してしまった。みんなを驚かせてしまったけど、今は経過観察のため手厚くケアを受けています。


(C)raonibarcelos_ufc

 あのケージからは負傷した状態で出て、あのままの形で終わった。自分が望んでいた形じゃなかった。チャンピオンになりたかったし、勝利を収めてリングを降りたかったけど、天の父はすべてをご存知だ。だから次へ進もう。僕はここにいるし、元気だ。戻ってくるから。そして、皆さん全員にこのキスを送りたいです。そして大きなハグを。本当にありがとう。

 神様の御心は私たちの思いよりも大きいものだ。これほど多くの応援をいただけるとは、夢にも思いなかった。この瞬間、私と共にいてくれるみんな、本当にありがとう。僕は持てる力をすべて出し切って戦ったことを確信しているし、夢を追いかける中で、家族の名誉を守るためにこれからも戦い続ける。私の歩みが、より良い人生を求めて、力強く前進しようとする他の人々にもインスピレーションを与えることを願っています。

 UFCの皆さん、家族、チーム、そして私を応援し、祈ってくれている一人ひとりに感謝します。愛しています! 一緒にこの困難を乗り越えましょう。そして、良質なワインのように、私はさらに成長して戻ってきます」

 回復に向かっていること、今後も戦い続けるつもりであることをを語ったバルセロシュ。精も根も尽き果てた死闘から、生還したことで周囲をひとまず安心させた。

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