▼第5試合 ONEバンタム級(-65.8kg)ムエタイ 3分3R
〇カムラン・ナバティ(ロシア/Archangel Michel)
判定3-0
×ノンタチャイ・ジットムアンノン(タイ/Jitmuangnon Gym)

ナバティはアマチュアムエタイのIFMA世界選手権や欧州選手権で金メダルを獲得し、ロシア・ムエタイカップでは5度優勝。『RCCフェアファイト』を主戦場として同団体のフェザー級トーナメントで優勝。同タイトルは2度の防衛に成功した。2023年9月の『ONE Friday Fights 35』に初参戦するとポンシリ・PK・センチャイに判定勝利。

2024年3月の2戦目もアバター・PK・センチャイにTKO勝ち、6月にはONEで6戦全勝だったスーブラックを左フックで初回KOし、9月の4戦目では元ONEムエタイ世界バンタム級王者ノンオ―・ハマをも判定で破った。2025年1月、フェラーリを1R1分56秒でKOするも、薬物検査で陽性反応が出たため1年間の出場停止処分に。2026年5月の復帰戦でヨッドIQに判定2-1で敗れ初黒星。戦績は22勝(8KO)1敗1無効試合。

ノンタチャイは『Road to ONE: Thailand シーズン2』で優勝し、2024年7月から『ONE Friday Fights』に出場。ドミトリー・コフトゥンらに3連勝を飾ったが、4戦目でアブドゥラ・ダヤカエフにKO負け。その後は再び3連勝している。前戦は『ONE Fight Night 43』で800グラムの体重超過もフェリペ・ロボに辛勝している。

1R、右カーフを狙い撃ちにして来るノンタチャイに、ナバティはステップワークで出入りを繰り返す。ノンタチャイが右カーフを蹴った直後に、ナバティの左フックからの右フックがヒット。ナバティはダウンするが、すぐに立ったためノーカウント。すかさず襲い掛かるナバティは右カーフを蹴っての左右フック、右ストレート。

ノンタチャイは右カーフを蹴るが、ナバティの左ボディがクリーンヒット。ノンタチャイは組み付く。ジャブを伸ばすノンタチャイにナバティが左右フックからの右ストレート、さらに右ボディからの左ボディ。ノンタチャイは右ストレートから組み付こうとするが、ナバティの左ボディが容赦なく襲う。それでも抵抗するノンタチャイ。

2R、ナバティが右カーフ、ノンタチャイは前へ出て左右ミドルを蹴る。そこに右フックを打つナバティ。どんどん前へ出てミドルを蹴り、右フックを放つ好戦的なノンタチャイ。ナバティも右ストレート。ノンタチャイの反撃に場内が大いに沸く。ナバティが組んでくるとノンタチャイはヒザ蹴りを連打する。

ナバティの右から左のボディ、ノンタチャイは右ストレートを返して左ミドル。ナバティはノンタチャイのボディをヒザで抉る。ナバティの右カーフにノンタチャイは左インカーフ、ナバティがバックハンドブローを繰り出すとノンタチャイも同じ技を返す。ナバティの右ボディに右ストレートを返すノンタチャイ。前に出るノンタチャイを突き飛ばすナバティ。ノンタチャイの顔は血まみれだ。

3R、カーフの蹴り合い。前に出るノンタチャイにナバティは右フックを叩きつけ、左右のフック。ノンタチャイが組み付いてくると突き飛ばす。ナバティが前へ出てくるところに右ヒジを狙うノンタチャイだが、コーナーに詰められて左右ボディをもらう。ナバティは左右フックを見舞い、ノンタチャイが返す右ストレートはバックステップで外す。

前後のステップ、左右の回り込みでノンタチャイの間合いを外すナバティ。組むと大きく持ち上げて投げるノンタチャイ。右ミドル、右フック、右ストレートと諦めないノンタチャイはナバティを崩して放り投げるが、ナバティの右ストレート、左右フック、左ボディをもらった。

判定3-0でナバティが復帰戦を勝利で飾った。勝利者インタビューに答えるナバティは「勝てて本当に嬉しい。本当はKOしたかった。次はチャンピオンのヨッドIQにリベンジしたい」と宣言した。




