2026年9月15日(日本時間16日)米国ネヴァダ州ラスベガスのMETA APEXにて、UFCとの契約を賭けた『Dana White's Contender Series 2026: Season10 Week 6』(U-NEXT/UFC Fight Pass配信)が開催された。
第3試合のライト級では、ラジャブアリ・シェイドゥラエフと同朋の元ONE Championshipの13戦無敗・全フィニッシュ勝利の完全無欠のファイター、アクバル・アブドゥラエフ(キルギス)が参戦。水抜き無しのONEフェザー級(※70.3kg)では5連勝。UFC前のお披露目か、DWCSから試されたアブドゥラエフは、見事19秒KO勝ちを決めて戦績を14戦全フィニッシュ勝利(13KO・TKO/1SUB)としてUFCとの契約を決めた。
◆ダナ・ホワイト「アクバル、君はこの番組の10年の歴史の中で、おそらく最高の才能の持ち主だ」
「(タイション・ウィリアムスvs.アントニオ・モンテイロ)まずはタイションからいこう。君の試合は本当に良かったよ。君自身も気に入った。経験豊富な強敵を相手によく戦ったね。もしやる気があるなら、また戻ってきてほしいと思っている。ショーンとも話したんだ。またコンテンダー・シリーズで戦ってほしい。君の姿をもう一度見たいんだ。いいかい? ありがとう(※契約ならず)。
(ルイス・ヘルナンデスvs.ユゴー・ギヨン)この試合は最高だった。本当に素晴らしい試合だ。まさにドッグファイトだったね。互いに強烈な一撃を叩き込んでいた。戦績もほぼ同じ二人だったが、どちらもピンチに陥る場面があった。強烈なパンチ、疲労、サブミッションの仕掛け……それらすべてを乗り越えてフィニッシュを決めた。信じられないような試合だったよ。本当に気に入った。ルイス・ヘルナンデス、UFCへようこそ。
(アクバル・アブドゥラエフvs.エジニウソン・サントス)さて……君に何と言えばいいのか言葉が見つからないよ。あのパンチの音は、まるで野球のバットで打ったような音だった。思い切って言わせてもらうけど、君はこの番組の10年の歴史の中で、おそらく最高の才能の持ち主だ。君は間違いなく大スターになり、このスポーツ界で大きな脅威となるだろう。次の試合を見るのが待ちきれないよ。UFCへようこそ。
(イゴール・カバウカンチvs.オスカル・ラヴィーロ)イゴール、完全に圧倒的な暴力性だった。あれ以上ないほどのパフォーマンスだ。非常にタフなラヴィーロを相手にね。おめでとう。UFCへようこそ。
(メイトン・ペレアvs.ゼヴァン・ハント)メイトン、UFCへようこそ。これ以上、何を言えばいい? 無敗の相手を45秒で仕留めたんだから。おめでとう。そして、UFCへようこそ」
ここまで6週目で、28選手がUFCとの契約をかわしたシーズン10。最終10週まで残り4週間となった。
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『Dana White's Contender Series 2026: Season10 Week 6』速報
▼ウェルター級 5分3R〇メイトン・ペレア(エクアドル)9勝3敗(6KO・3SUB)26歳[1R 0分45秒 TKO]×ゼヴァン・ハント(米国)7勝1敗(3KO・3SUB)27歳
1R、ともにオーソドックス構え。詰めるハントにペレアはワンツーの右を当てると、ハントはシングルレッグテイクダウン。押し戻してすぐに立ったペレアは、ハントの前進に下がりながら右でダウンを奪うと、立ち上がったハントにヒザ蹴り、さらにジャブのダブルから左右ラッシュ!
ハントがダウン、ペレアが鉄槌連打でTKO勝ち。
エクアドルの小さな旗を持ったペレアは、「エクアドルのみんな、立ち上がれ。(マイケル・モラレスと喜びを分かち合う姿を見ました。エクアドルを代表して1ラウンドKO勝利を収めたこと、どれほど誇りに思いますか?)エクアドルは小さな国だと思われています。チャンスがないとか、最初に来た相手にボコボコにされるとか言われます。でも言わせてください、僕らは立ち上がったんです。僕らは常に力強く戦います。エクアドル国内だけでトレーニングを完結させた最初のファイターとして国を代表できることを、とても嬉しく思います。
(試合は一方的な展開でした。最初から相手にプレッシャーをかけ続け、攻め手を緩めない作戦だったのですか?)そうですね。相手がどうこうではなく、僕らは自分たちの仕事を全うしに来たんです。UFCに入るためにここに来た。誰にも止めさせはしないという気持ちでした。目の前に相手がいた、ただそれだけです。今夜は誰にも止められない。ただ突き進むだけでした。真っ直ぐに。
(あなたをここまで導き、今夜も支えてくれている素晴らしいチームがありますね。お母様、奥様、そして故郷に残した双子のお子さんたち。彼らの元へこの契約を持ち帰ることは、あなたにとってどんな意味がありますか?)
GBCやムスリム、そしてプロフィットの皆さんに感謝しています。本当に嬉しいです。師匠のデビッドは故郷に残っていて、ここには来られませんでした。でも、僕らには強力なチームがあります。素晴らしいチームなんです。みんなが支えてくれていますし、ネイトもずっと一緒でした。マイケル・モラレスもいます。UFCでエクアドルを代表する、世界最高のチームが揃っています。準備は万端です。間違いなく」と語った。
全試合終了後、ダナ・ホワイト代表からUFCとの契約を告げられたペレアは、「長年の努力が実を結び、人生をかけて取り組んできたことが形になったわけですから。キャリアを始めたずっと昔から、『いつかUFCに出るんだ』と言い続けてきました。そして今、こうしてここにいる。本当に信じられない、まるで夢のようです。家族や、これまで支えてくれたすべての人たちに、より良い生活をもたらしたいと強く願っていますし、このチャンスを掴む準備は万端でした。(今夜はどうやってお祝いを)今のところは、まだ分かりません。とにかく休みたいですね。ここで起きたことがまだ信じられないくらいですが、過酷なトレーニングキャンプを終えたばかりなので、まずは休息が必要です」と語った。
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▼ミドル級 5分3R〇イゴール・カバウカンチ(ブラジル)14勝2敗(11KO・3SUB)28歳[1R 1分38秒 TKO] ※右オーバーハンド→パウンド×オスカル・ラヴィーロ(ペルー)13勝4敗1分(7KO・3SUB)27歳
1R、ラヴィーロの左ローに右オーバーハンドを当てたカバウカンチに、ラヴィーロがダウン。鉄槌被弾も立つラヴィーロも左右を振るが、両差しでそり投げしたカバウカンチが亀のラヴィーロに脇下からパンチ、さらにサイドバックからパウンドでレフェリーが間に入った。
DWCS2024コ・ソクヒョンに判定負けで契約ならずも2年かけて勝ち星を積み上げ、再挑戦を掴んだカバウカンチは「フィニッシュ率100%。この番組でのセカンドチャンスを活かすまで、長い時間を待ったわけですが見事な結果でしたね」と問われ、言葉に詰まりながら「……言葉にするのは難しいですね。ここ数年、本当に色々なことがありましたから。ああ、証明できたと思います。この数年は、自分にとって大きく開かれた時期でした。……懐かしいですね、モンキー・チームの仲間たちとの日々も。ここに来た当初のことを多くの人に話しましたが、実はその直前に父を亡くしていたんです。私たちがどんな経験をしているか、周囲にはなかなか理解してもらえないことですが……。プレッシャーの中で、精神的にとても暗い場所に落ち込んでいました。何も見たくなかったし、何もしたくなかった。トレーニングも、格闘技そのものも辞めてしまおうと思っていました。葬儀のために帰郷して、本当にわずかな時間しか取れなかったんです。
父を埋葬して戻ってきて、何をするにも時間が足りなくて。でも、神に感謝しています。そして、私を支えてくれたすべての仲間、マスター・コーチ、そしてここにいる妻にも感謝を。私たちは結婚することになったんです。本当に幸せです。それから子供たち、そして母――オールド・レディもあそこで見てくれています。父はいつも言っていました。『お前がテレビで戦う姿を見るのが夢だ』と。ついにそれを実現できました。セカンドチャンスを掴み、戻ってきて、やり遂げたんです。これぞブラジル北東部流の戦い方です。私たちは決して……決して引いたりしませんから。あの試合のためにここへ来るまで、故郷を離れたことすらなかったんです。自分の州や地元の外で戦うのは初めてで、スペインや海外でも戦う機会を得ました。あらゆる場所で戦ってきました。そして何より、前回の失敗を繰り返さないよう、猛烈なトレーニングを積んできました。試合中に焦って無謀な動きをしてしまわないように。だって、私たちはブラジル北東部出身ですからね。チャンスがあれば、迷わず全力で飛び込んでいくんです。
(今夜のあなたは、お父様を本当に誇らしい気持ちにさせましたよ。5年前、あなたはコーチに「InfinityファイトチームからUFCへ進出する最初の選手になると約束していましたよね。いよいよその瞬間が近づいているように感じます。今の心境はいかがですか?)
そうですね……。自分のような人間について言えば、子供の頃は『18歳まで生きられないだろう、犯罪に手を染めることにな『』なんて言われていました。周りからは無理だと言われ続けましたし、他にもいろいろなことを言われました。でも、これまでの道のりや自分のルーツに関わらず、私はコーチたちに『ここに戻ってきて、必ずやり遂げる』と誓っていたんです。こうしてアメリカに来て、試合ができること。海外から来て、私の境遇でビザを取得するのがどれほど大変か、ご存知でしょう。ましてや、これで生計を立て、戦うというのは本当に難しいことです。だからこそ、今ここにいること自体がひとつの大きな成果なんです。ここにいて、こうして戦っていることを、私はとても誇りに思っています。InfinityチームからUFCで戦う最初の選手になる、と言ってきましたし、準備は万端です。土曜日の試合に向けて……そうですね、ミドル級に近い体重ですし。今はミドル級ではありませんが、減量すれば落とせます。もしLAで必要とされれば、いつでも行く準備はできていますよ」と語った。
そして、全試合終了後、ダナ・ホワイト代表からUFCとの契約を告げられたカバウカンチは「まず、こうして息をし、戦い、愛する競技に取り組む機会を与えてくださった神に感謝します。私たちのスタイルについて言えば、最初のMMAコーチであるムガンガも言っていたように、私たちはブラジル北東部出身の“ブローラー”(殴り合いを好むファイター)なんです。激しく打ち合うのが好きなんですよ。そして、これはブラジルを代表する多くのファイターたち、例えば“クレイジー・ドッグ”のような選手たちの精神を受け継ぐものでもあります。コーチのチアゴには、『俺はブラジル南部を代表する存在であり、北東部とも縁がある』と話していました。以前は彼と共同生活をしていましたが、ようやく自分の家を借り、妻を迎え入れ、自分の拠点を構えることができました。これで競技に集中できます。UFCで戦い、代表として活躍できることを本当に嬉しく思っています。それから、もし今週の土曜日に試合のオファーがあれば、いつでも準備はできていますよ。土曜日でも構いません。いつでもやります。近い将来のいつであっても」と連戦を希望した。
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▼ライト級 5分3R〇アクバル・アブドゥラエフ(キルギス)14勝0敗(13KO・1SUB)ONE5勝0敗 28歳[1R 0分19秒 KO] ※右オーバーハンド×エジニウソン・サントス(ブラジル)14勝8敗1分(7KO・1SUB)34歳
第3試合のライト級では、ラジャブアリ・シェイドゥラエフと同朋の元ONE Championshipの13戦無敗・全フィニッシュ勝利(12KO・TKO/1SUB)の完全無欠のファイター、アクバル・アブドゥラエフ(キルギス)が参戦。
水抜き無しのONEフェザー級(※70.3kg)では5連勝。UFC前のお披露目か、直接契約ではなくDWCSから試されたアブドゥラエフは、見事19秒KO勝ちを決めて戦績を14戦全フィニッシュ勝利(13KO・TKO/1SUB)としてUFCとの契約を決めた。
1R、ともにオーソドックス構え。アブドゥラエフは左ボディジャブ、サントスは左インロー。アブドゥラエフはさらに左ボディジャブ。左ジャブを突くサントス。さばくアブドゥラエフは左から右オーバーハンド! 左を振っていたサントスは頭から前のめりにダウンして失神! アブドゥラエフは追打せず。右手を挙げて、四方に礼をした。サントスは起き上がっても何が起きたか分からない様子。
1R 0分19秒、ワンパンKOにアブドゥラエフは、「ダナ・ホワイトを驚かせて、あの契約を勝ち取る。今夜、彼はまさにそれをやってのけました」と紹介され、「皆さん、応援ありがとうございます。計画通りにいきました。本当にありがとうございます」とはにかんで挨拶。
(あのオーバーハンド・ライトが決め手になると分かっていたのですか?)
最初からその通りに計画していたわけではありません。常にチャンスをうかがってはいますが、どうなるかは誰にも分からない。すべては本能的な動きから生まれるものですから。
(ところで、あなたはダナ・ホワイトの『コンテンダー・シリーズ』から契約を勝ち取る、キルギス初のファイターになりますね。キルギスを代表してUFCと契約することは、あなたにとってどのような意味がありますか?)
それこそが目標でした。強い姿を見せたいと思っていましたから。世界最高のMMA団体であるUFCで母国を代表して戦うこと、それが人生の目標だったのです。そして、ついにそのチャンスを掴み取りました。
(全試合後に契約を勝ち取った後、今夜またお話しすることになりそうですね。この衝撃的なノックアウト、本当におめでとうございます)。ありがとうございました」と語った。
見事19秒KO勝ちで戦績を14戦全フィニッシュ勝利(13KO・TKO/1SUB)としたアブドゥラエフは、全試合終了後、ダナ・ホワイト代表からUFCとの契約を告げられた。
「さて……君に何と言えばいいのか言葉が見つからないよ。あのパンチの音は、まるで野球のバットで打ったような音だった。思い切って言わせてもらうけど、君はこの番組の10年の歴史の中で、おそらく最高の才能の持ち主だ。君は間違いなく大スターになり、このスポーツ界で大きな脅威となるだろう。次の試合を見るのが待ちきれないよ。UFCへようこそ」。
UFCとの契約を獲得したアブドゥラエは「コンテンダー・シリーズを経てここに来たわけだけど……。ここが自分の主戦場だと思っていたし、どんな状況にも対応する準備はできていた。そして、こうしてUFCの一員になれたんだ。コンテンダー・シリーズ経由だろうと、直接契約だろうと、どんな形であれ、ここにたどり着くことが重要だったわけじゃない。ただ、(UFCファイターとして)ここにいることを夢見ていて、実際に今ここにいるんだ(19秒でのKO勝利、しかも無傷。UFCライト級をかき回す姿を、いつ頃見られる?)そうですね、ぜひ。腹が減っています。戦う相手をください。10月でも11月でも戦う準備はできています」と語った。
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▼ミドル級 5分3R〇ルイス・ヘルナンデス(米国)8勝0敗(3KO・5SUB)30歳[2R 1分01秒 リアネイキドチョーク]×ユゴー・ギヨン(フランス)7勝2敗(4KO・2SUB)29歳
1R、サウスポー構えから組んで右で差して押し込むヘルナンデスに左小手のギヨンは内股で投げるが、すぐに戻すヘルナンデスがケージに押し込み左ヒザ。
ギヨンは右前蹴りを腹に。ヘルナンデスは左ミドル連打から前に出るが、ギヨンは首相撲ヒザ。離れたヘルナンデスは再び左ミドルを連打すると、左を当ててギヨンを下がらせる。
さらに左ミドルも混ぜるヘルナンデス。左ストレート、右フックで前に。左を突くが、そこに右を返したギヨンが押し戻し。右で差して組んだヘルナンデスを放して右ストレート、右前蹴りで前に。スタンド鉄槌も。
ケージに詰まりながらも左を当てて反対コーナーまで押し戻すヘルナンデス。ギヨンも押し戻してブザー。初回から激しい打ち合い。
2R、左で前に出るヘルナンデスに前蹴り、右ヒジを効かせたギヨンは崩れたヘルナンデスにヒザ。ダブルレッグを切ってアナコンダチョークも、回って外したヘルナンデスがバックに回り、リアネイキドチョーク! 逆転の一本勝ちを極めた。ヘルナンデスは勝利のダンス。同僚のポリスオフィサーたちは大歓喜。
現役警察官のヘルナンデスは試合後、「マイアミ、ここから行くぞ。まず言いたいのは、神に感謝したいということだ。最近、精神的に深い探求をしてきたからね。妻やチームメイト、そしてあの自由な環境にも感謝している。クリフ、コーチ陣、そしてここで支えてくれた全員に感謝を伝えたい。
あと一つ言いたいことがある。エージェンシーとロージー保安官にも感謝したい。彼女は素晴らしい保安官だ。ちょっとしたお願いがあるんだ。全員の昇給に向けて動いてくれているのは知っているけど、PRG(パトロール・レスポンス・グループ)はタホ(SUV)を支給されるべきだと思う。見てくれよ、俺たちは多くの機材を積んでいるんだ。新しい車が必要なんだよ。あと、タオルも欲しいな。まあ、それはさておき。素晴らしい保安官だし、支えてくれるみんなに感謝している。これからも最高のショーを見せていくよ。マイアミ、そして所属ユニットを代表して戦っている。
(ボディを攻めて、かなりダメージを与えていたように見えた。でも、一瞬グラついたようにも見えた。相手はアナコンダ・チョークを狙っていたし。そして、あのフィニッシュ。試合の終わらせ方も見事だった)
誓って言うけど、このチャンスが来て、ネット上で『こいつ(ギヨン)はヤバい(キラーだ)』とか言われているのを見たとき、俺はアンダードッグだと感じた。まさにドッグ(闘犬)さ。でも、どうなったと思う? リングに上がれば、最高のショーを見せてやる。誰もただの試合なんて見たくない。みんな立ち止まって見入ってしまうようなものが見たいんだ。結果がどうなろうと気にしない。とにかくリングに出て、ショーを見せるだけさ。
(あなたはまさにドッグだ。実際、あなたはこの番組の歴史上、コンテンダー・シリーズ出場を勝ち取った唯一の現役警察官なんだから。このフィニッシュを見てくれよ。美しいフィニッシュだった)
いいか、今はただ、この試合の後の時間を楽しみたいんだ。出場停止処分がどれくらいの期間になるかは分からないけど、正直どうでもいい。ダナ・ホワイトやマッチメーカーが次のカードを用意してくれたら、いつでも戦う準備はできている。最高のショーを見せてやるさ。MSG(マディソン・スクエア・ガーデン)だろうと、ユタだろうと構わない。出場停止期間がどれくらいになるかは分からないし、気にもしていない。俺はただ戦いたいんだ。マイアミから来た次のスターは俺だ。かつてはマーファ(・ヴィル)がいたが、今は俺の番だ。親父に感謝を。そして305(マイアミ)に愛を込めて。これが俺たちのやり方だ」と語った。
全試合終了後、ヘルナンデスはダナ・ホワイト代表からUFCとの契約を告げられると「信じられないよ。ついにUFCファイターと名乗れるようになったんだ。現実離れした感覚で、まだ実感が湧かないね。ずっと待ち望んでいた瞬間だし、ようやく努力が報われるんだ。妻や家族、チームメイトと共に多くの努力と犠牲を重ねてきた。その成果がようやく形になるんだ。(ミドル級はスタッシュの席巻を受け入れる準備ができていると思う?)ああ、間違いなくね。俺は準備万端だ。ミドル級でも戦えるし、もし階級を落とす必要があるなら、それもできる。とにかく戦って、観客を沸かせるようなショーを見せたいんだ。俺はエンターテイナーだからね。それからスペイン語でも言いたいことがある。『スタッシュ・テイクオーバー(Stashの席巻)』だ」と語った。
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▼フェザー級 5分3R〇タイション・ウィリアムス(米国)9勝0敗(4KO・1SUB)30歳[判定3-0] ※29-27×2, 29-28×アントニオ・モンテイロ(ブラジル)18勝6敗1分(3KO・6SUB)31歳
1R、サウスポー構えのウィリアムス。オーソのモンテイロはDWCS2024でデル・ヴァイエに判定負けで再度の挑戦。モンテイロは右ミドルから。左で飛び込むウィリアムス。
詰めるモンテイロをダブルレッグテイクダウンもケージですぐに立つモンテイロ。両脇差しでケージに押し込むウィリアムスは脇潜りバッククリンチから左足をかけて4の字の片足立ちで崩しも残すモンテイロ。
腕をかけさせないモンテイロは突き放して左右で前にかいくぐるウィリアムスがダブルレッグテイクダウン! ガードのモンテイロは足を手繰るがパウンドのウィリアムス。
足で蹴り上げて立とうとするモンテイロを潰すと亀になるモンテイロの脇下からパウンド。仰向けになるモンテイロだが、かなり削られる。
2R、左ハイからダブルレッグテイクダウンのウィリアムスにすぐにケージ背に立つモンテイロ。左で差すウィリアムスに右小手のモンテイロ。ウィリアムスはダブルレッグもケージ際で片ヒザ立ちでヒジを突くモンテイロは首をがぶって切る。
なおも足を手繰りドライブのウィリアムス。ブレーク。再開、すぐに組むウィリアムスのダブルレッグを切るモンテイロ。首を落としてがぶるが、押し込み立つのはウィリアムス。突き放したモンテイロ。
ウィリアムスは左。右がヒット! 打ち返すモンテイロだが、左右フックで押し戻すウィリアムス。ヒザ蹴りのモンテイロは右を当ててダウンを奪うとバックからリアネイキドチョーク狙いもブザー。
3R、右前手を着いて前に出るウィリアムスに左右の蹴りはモンテイロ。右カーフのウィリアムス。左をアゴ下に届かせる。ダブルレッグでドライブのウィリアムスはテイクダウン。モンテイロにハーフから寝かせて右枕。足を抜いて立とうとするモンテイロに左のパウンド。
立つモンテイロをバックに引き込むとここは上の取り合い。モンテイロは亀になって立とうとするがウィリアムスはシングルバックから足を外してっ上半身を押さえに。亀になって立ったモンテイロをバッククリンチから再び引き込み。
モンテイロはヒザ十字、ヒールフックン頼からトップになってブザー。判定3-0(29-27×2, 29-28)でウィリアムスが勝利で9勝無敗としたが、契約はどうなるか……。
試合後、ウィリアムスは「簡単な試合なんて一つもない。この戦いも決して楽なものではありませんでした。まずはUFCPI(UFCパフォーマンス・インスティテュート)とスタッフの皆さんに感謝を伝えたいです。理学療法(PT)のスタッフも含めて。ジェニーたちには、ここで戦える状態に仕上げるために尽力してもらいました。怪我のケアや、ここに至るまでの準備を支えてくれました。困難な時期も乗り越えられましたし、本当に感謝しています。素晴らしいサポートでした。
(試合を通して、D1(NCAAディビジョン1)レベルのレスリング技術が遺憾なく発揮されていましたね。ただ、第3ラウンドに向かう時の心境について聞かせてください。あの時、あなたはスタミナが少し切れてきているように見えましたが?)
ええ、実は今週は少し大変なことがあって。メディア対応などもあって……。でも、こうして戦えたことは本当に幸運でした。まさに「ポケット・エース(最強のハンド)」を引いたような幸運です。レスリングを活かすことができましたし、何より支えてくれたすべての人に感謝し続けたいです。ここまで来るには多くの人の力が必要でしたから。家族や友人、そして会場に駆けつけてくれた皆さんに感謝します。ワシントンから見守ってくれている家族や友人もありがとう。応援してくれた皆さん、ありがとうございます。コーチやチームメイト、そして親友たちにも感謝しています。良い時も悪い時も、どんな状況でも常に一緒にいてくれました。そしてUFCにも感謝します。チャンスをいただき、ありがとうございます。
(UFCにいるマリックとは兄弟のような関係ですよね。なぜ自分がUFCとの契約に値するのか、今ダナ・ホワイトに伝えたいメッセージはありますか?)
言い訳はしません。でも、次は絶対に同じような展開にはしないと約束します。何度も言われてきたことでしょうが、もう一度チャンスをください。あるいは、もしそういうことなら、何らかの告知などを出してもいい。私もまたここに戻ってきて、同じことをしますよ。彼が応じてくれるなら何でも。準備はできています」と語った。
全試合後、9勝0敗のウィリアムスは契約が見送られたことがダナ・ホワイト代表から発表された。