2019年11月30日(土)東京・後楽園ホール『NJKF 2019 4th』(ニュージャパンキックボクシング連盟主催)にて、セミファイナルで対戦する元WBCムエタイ・インターナショナル・フェザー級王者MOMOTARO (OGUNI)と元WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者・琢磨(東京町田金子)のインタビューが主催者を通じて届いた。
MOMOTAROは9月のONEベトナム興行で元ルンピニー王者の強豪シントンノーイを1R41秒でKOしての凱旋出場。今回は過去2戦(13年02月と13年09月)でいずれも判定負けを喫している琢磨と対戦する。当時琢磨に連敗を喫し引退を思い悩んだMOMOTAROだが、そこから環境を変え現在に繋がる活躍が始まった。思いがけず訪れた機会をものにし、過去に落とし前をつけることはできるか。対する琢磨は今年に入りWBCムエタイ日本統一王座を手放すなど振るってないが、相性のよいMOMOTAROを相手に再浮上を狙う。
MOMOTARO「諦めずに1つのことを一生懸命頑張っていれば人は成長できる」
――09月の『ONE Championship』ベトナム興行では見事なKO勝利でした。振り返っていかがでしょう。
『苦戦する戦いだと思っていたので、1RでのKO勝利は自分でも驚きました。ただONEの舞台には強い奴がゴロゴロいるので、現状に満足せず、テッペン目指して頑張ります』
――今年からONEでの戦いが中心となっています。ここまで試合を重ねてきて、ご自身の成長・変化をどう感じていますか?
『世界のトップファイターと拳を交えて精神的に強くなったと思います』
――琢磨選手との6年前の2試合について教えてください。
『まだ自分が大事にしている「距離感」というものを知らない時に戦ったので、その距離感を得た自分がどこまで成長できたのかを確かめるためにも、とても楽しみな試合です』
古豪シントンノーイをKOしたMOMOTARO (C)ONE――琢磨選手の印象を改めて教えてください。
『気持ちが強いです』
――そんな琢磨選手を相手にどんな試合を見せてくれますか?
『完封です』
――ファンへのメッセージをお願いします。
『諦めずに1つのことを一生懸命頑張っていれば人は成長できるっていうことを証明したいと思います。応援よろしくお願い致します』
琢磨「自分を信じて戦い抜けば道を切り開ける」
――今年のこれまでの戦いを振り返っていかがでしょう。
『今年やった3戦、悔しい気持ちがすごくあります。とにかく悔しいです』
――残念ながら結果が出せていない理由・原因をご自身ではどのようにとらえていますか?
『結果が出せていない原因は、理想にとらわれていて現実を直視していなかったことです』
――6年前のMOMOTARO選手との2試合について教えてください。
『初対戦の時は特に何も感じなかったですが、当時から強い選手でめちゃくちゃ気合いが入りました。2戦目はパンチが上手くなっていてやりづらかったです』
他団体での試合で結果が出せなかった琢磨。勝利で2019年を締めくくることができるか――改めてMOMOTARO選手の印象はいかがですか?
『自分の距離感で戦うのが上手い選手で強い選手だと思います』
――そんなMOMOTARO選手を相手にどんな試合を見せてくれますか?
『僕は今のMOMOTARO選手に勝ってこそ価値があると思ってます。僕らしく前に出て“NJKFには琢磨がいるぞ”っていう試合にします!』
――ファンへメッセージをお願いします。
『今年一年結果が出てなく悔しい気持ちがあります。ただ自分を信じて戦い抜けば道を切り開けることを証明します。応援よろしくお願いします!』