ONE Friday Fights 1622026年7月17日(金)タイ・ルンピニースタジアム※U-NEXTにてLIVE配信中
▼第1試合 ONEバンタム級(-65.8kg)キックボクシング 3分3R〇与座優貴(team VASILEUS)判定0-3×ベン・ウーリス(英国/Soma Fight Club) 与座は、2017年極真会館第6回全世界ウェイト制空手道選手権大会で軽量級優勝の実績を持つ空手家で、2019年3月にキックボクシングに転向。7戦全勝(3KO)の快進撃を続けていたが、2020年2月の鈴木千裕戦で初黒星。2021年12月にKrush初参戦を果たすと豪快KO勝ち、2022年2月のK-1ではいきなり当時のライト級王者・朝久泰央と対戦すると、延長戦で勝利する番狂わせを起こした。2023年3月の朝久との再戦でも勝利し、第6代K-1 WORLD GPライト級王座を奪取。 2024年3月にはRISEのリングでRISEライト級王者・中村寛と対戦し、負傷判定での勝利。7月にゴンナパーと対戦すると、1Rで3度ダウンを奪う圧勝でインパクトを残した。9月には元ONEキックボクシング世界フライ級王者ペッダムを3R1分15秒でKO。2025年5月、『ONE Friday Fights 109』にてONE初参戦を果たし、エルブルース・オスマノフに圧勝。7月は元王者ペッタノン、11月にはスーパーレックを破り3連勝を飾って2026年4月、満を持して王者ジョナサン・ハガティーに挑戦したが、判定で敗れ王座獲得はならなかった。戦績は22勝(9KO)3敗。 ウーリスはテクニカルなファイターで、ONE初登場となった2026年3月のジョン・リネカー戦では、リネカーの強打をバックステップでかわし、右カーフキックで1R1分57秒でKO勝ち。しかし、5月の2戦目ではペッタノンを相手に良いところを出せずに判定負けを喫した。 スイッチを多用し、圧をかける相手には回り込むウーリスは仮想ハガティ―とも言える相手で、加えて与座も得意とする三日月蹴りとカーフキックを使いこなす。ペッタノン戦では上手さに封じ込まれる形となったが、与座とはテクニカルな蹴りの戦いとなりそうだ。
1R、ウーリスは序盤からスイッチを繰り返し、右カーフに右ミドル。与座の強い左インローが決まる。ウーリスの右フックをもらった与座だがすぐに左ミドル。与座もスイッチして近付いていき、左の三日月をしっかり当てていく。ウーリスはジャブ、右ミドル。右ハイには与座が軸足蹴りを合わせて転倒させる。与座は左三日月、左インロー。
ウーリスはステップで動くが、与座は距離を詰めて左インローと左ミドルを蹴っていく。スイッチして左右ミドル、左右ローを蹴る与座にウーリスは反則のキャッチを多用した。終盤はローを嫌がる素振りもあったウーリス。
2R、与座はサウスポーから左ローを連打、ウーリスはジャンプしての右ミドルから左右フックの連打。ブロックした与座は左ローと左ミドル、さらにカカト落としも見せる与座。左インロー、右ロー、左ローと強いローを蹴り、カーフも蹴る与座。ウーリスはパンチの連打を何度か見せるが、与座のガードを叩く。
余裕が出てきたように見える与座は、ノーガードのスウェーでウーリスのパンチをかわす。左三日月からの左ボディ、続いて左ロー、左ミドルと前へ出て攻める与座。終盤はウーリスが前へ出てガードの上からパンチを打つ。
3R、左右に構えを変えながら前に出ていく与座を左右フックで迎え撃つウーリス。しかし、与座のガードは固い。左三日月から左フックを打つと、ウーリスも右フックを合わせる。ガードを固める与座にパンチをまとめようとするウーリスだったが、与座がここでヒザ蹴りに左フックのカウンター、ダウンを奪う。
左右フックで前に出るウーリスに、与座は左ミドル。右ローからの左フック。ウーリスは手数を出すが、与座はガードまたはかわしていく。さらにパンチを出し続けるウーリスをガードを固めて押していき、左フック。胴廻し回転蹴りも繰り出し、最後は左フック。
与座が完勝とも言える内容で判定3-0の勝利を収めた。