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【ONE FF】初参戦のRISE大森隆之介が反則連発のキナニからダウン奪って勝つ、ディベラが打ち合いの接戦でペイメンを振り切り王座防衛「次は日本の王者と戦いたい」、与座優貴が復活の勝利ウーリスにダウンを奪っての完勝

2026/07/17 20:07
ONE Friday Fights 1622026年7月17日(金)タイ・ルンピニースタジアム※U-NEXTにてLIVE配信 ▼第8試合 ストロー級(-56.7kg)キックボクシング 3分3R×アリ・アル=キナニ(イラク)判定0-3〇大森隆之介(EX ARES/RISEバンタム級&フェザー級1位) ONE初参戦の大森は2020年1月のプロデビュー後、2021年7月に有井渚海に負け連勝がストップするもその後は格上を次々と撃破。2024年3月、13戦全勝の山田虎矢太をバックハンドブローでKOする大番狂わせを起こした。8月にはRISEバンタム級王者・大﨑孔稀に挑戦したが判定で敗れ王座戴冠ならず。2025年4月、鈴木真彦からダウンを奪っての判定勝ちで名を挙げた。2026年2月、梅井泰成を延長戦で破りRISEフェザー級王座への次期挑戦権を手にしている。戦績は12勝(6KO)3敗。  当初はイザヤ・バダト(オーストラリア)との対戦が決まっていたが、バダトがメディカルチェックを通過することが出来ず、急遽キナニが対戦相手となった。  1R、大森の左三日月をキャッチして左ボディを打つキナニ。レフェリーから注意を受ける。パンチも蹴りも大きな振りで前へ出てくるキナニに、大森は右カーフ。キナニの左インローがローブローとなり、大森は悶絶ダウン。  再開。大森が中に入ってくると左右フックで迎え撃つキナニ。大森はノーガードになって挑発し、打ち合いになる。大森が下がるところにキナニがバックハンドブローをヒットさせ、大きくバランスを崩す大森。クリンチしたキナニは反則のつかんでのヒザ蹴り、さらに反則のヒジ打ち。警告を受ける。再開直後、キナニはなんとバックスピンエルボー、場内は大ブーイングに包まれ、キナニにはイエローカード。  再開。ムキになって前へ出てくるキナニに大森はバックスピンキック。キナニもバックハンドブローを放つ。  2Rが始まってすぐ、中に入った大森が右ストレートからの左フックでダウンを奪う。大森の右ストレートをもらうとサウスポーに構えるキナニ。オーソドックスに戻ると大森は右カーフ。圧を強めて前に出る大森にキナニはヒザ蹴り、左ハイ。大森は左フック。バックハンドブローを連発するキナニに、大森は両腕ブロックを固める。  大森は左ボディから左三日月蹴り。キナニがワンツーを打って来ると左ボディを返す。キナニのパンチをスウェーではなくブロックで受け、ヒザ蹴り、左ボディ、左右フックを打つ大森。終盤、コーナーへ詰めての連打を見舞う大森。キナニは片手を振って“効いてないよ”とアピール。大森は苛立ったか、ゴング後に一発入れてしまい、キナニは睨む。  3R、前に出る大森が右カーフからの左右フック。バックハンドブローを空振りしたキナニは反則の首相撲からヒザ蹴りを2発。注意を受ける。大森はガードを下げて挑発しながら前進するが、キナニは飛びヒザ蹴りを連発。大森も負けじとヒザを突き刺す。  どんどん前へ出ていく大森が右ストレート。キナニはクリンチ。ワンツー、後ろ蹴りと攻めてキナニのリターンは下がってかわす大森。最後は大森が打ち合いに行き、キナニに足を止めての打ち合い。至近距離で大森は右ストレートを当て、キナニのパンチは寸前でかわす。  判定が告げられる前、キナニは自分が勝ったとばかりに両手を上げ、大森は“違う、違う、俺の勝ち”とツッコミを入れる。判定はその通り、ダウンを奪った大森の勝利となった。 [nextpage] ▼第5試合 ONEストロー級(-56.7kg)キックボクシング世界タイトルマッチ 3分5R〇ジョナサン・ディベラ(イタリア/カナダ/Team Di Bella Kickboxing/王者)判定3-0×ジャン・ペイメン(中国/Shengli Fight Club/挑戦者)※ディベラが2度目の防衛に成功。 ディベラは格闘家だった父に2歳から教えを受け、極真空手の黒帯を取得。アマチュアキックボクシングで20勝(17KO)無敗、アマチュアボクシング6勝無敗の戦績を収めてキックボクシングのプロに転向するとISKA北米王座やISKAインターコンチネンタル王座を獲得。GLORYにも出場した。2022年10月にONE初参戦を果たすと、いきなりONE世界ストロー級キックボクシング王座決定戦に抜擢され、ジャン・ペイメンを判定で破り新王座に就いた。 2023年10月にはダニエル・ウイリアムスを判定で破り初防衛に成功。しかし、4月の2度目の防衛戦前にハイドレーションテストの検体を提出できず王座は剥奪に。2024年6月、プラジャンチャイとの同王座決定戦で復帰したが、判定3-0で人生初黒星。しかし、2025年3月の日本大会でサムエーを破り暫定世界王座に就くと、10月の正規王者プラジャンチャイとの王座統一戦で判定勝ち。正規王座に就くと共に初防衛に成功した。戦績は15勝(4KO)1敗。“中国の天心”の異名を持つペイメンは、中国「EMLegend」等で活躍し、23勝18KOをマークするなど“最強中学生”として話題となり、2022年3月にONEデビュー。10月にONE世界ストロー級キックボクシング王座決定戦に臨んだが、ジョナサン・ディベラに判定で敗れ戴冠ならず。その後はアリーフには勝利もサムエー、ルイ・ボテーリョに連敗を喫したこともあったが、トンプーン、エリス・バルボーザに連勝してディベラとの再戦に辿り着いた。ONE戦績は6勝4敗。  1R、サウスポーのディベラはいきなり速いジャブ。ペイメンが前へ出てくると右ロー、左ボディ。ペイメンも負けじとコンビネーションを回転させる。至近距離で打ち合う両者、ペイメンがヒットを奪う。両者かなりアグレッシブな展開だ。  ディベラは左インロー、遠い距離からの左ストレート、左ミドル。ペイメンもすぐに前へ出てのワンツー。ディベラは下がって距離を取り、左インカーフを蹴る。ペイメンの右ストレートをもらうとディベラは左フックを返す。前に出るディベラはペイメンと打ち合う。ディベラ優勢。  2R、ワンツーで入るディベラにペイメンもワンツーを返すが、ディベラはすぐにステップバック。出入りの速いディベラにペイメンは飛び込んでの左フック。左インローから右フックを打つディベラ。左フック、左ボディを狙うペイメンに右フックを合わせるディベラ。またも打ち合いとなり、両者被弾するがディベラが最後に当ててガッツポーズ。  左ストレートにのけ反るペイメンだが、右ストレートを当て返す。ディベラは左ミドルからの左ストレート。中に入って来たペイメンには右フック。ディベラのワンツーにはペイメンが左フックを返す。積極的に前へ出て右ストレート、左フックを放つペイメンだが、ディベラは連打でパンチをまとめる。ディベラのラウンドか。  3R、ディベラはワンツーから右インカーフ、すぐに右フック。ペイメンも負けじと飛び込みの左右フック。ディベラの左ボディにはペイメンが左フックを当てる。ペイメンも右カーフを蹴り、ワンツーでディベラをコーナーへ追い込むが、すぐに脱出。ペイメンの一発に対し、ディベラは連打を返す。  打ち合いに行くペイメンにディベラも打ち合うが、ペイメンの左フックがヒット。前に出て打ち合いに行くペイメンにディベラも左フックを返すが、ペイメンのボディに身体を丸める。ロープを背負うディベラ。ペイメンのラウンドに。  4R、左ストレートと左インカーフのディベラに、前へ出て左フックとヒザをボディへ突き刺すペイメン。さらに前へ出てボディを攻める。ディベラも必死の応戦。ペイメンの左右ボディに身体を丸めるディベラだが、左フックを返す。ペイメンの左フックがヒットも、ディベラは打ち返す。  ディベラの左ストレートにペイメンが左フック、もう一度左ストレートに左フックでディベラがグラつく。ペイメンの右ストレートもヒットし、さらにボディを打つ。ワンツーを打つディベラだが手数はかなり減り、ペイメンの構成が目立つ。ディベラが左を出してくるとボディを打つペイメン。手数とクリーンヒットでペイメンか。  5R、ペイメンのワンツーにディベラは左ストレート、左フックには右フックを合わせようとする。ペイメンの左フックにディベラが右フックという展開が続く。ディベラは左ボディストレートから左ヒザ。手数の少ないディベラだが、ペイメンの攻撃に丁寧に攻撃を返す。  ディベラの左ストレートでペイメンのマウスピースが吹っ飛ぶ。左フックで攻め込むペイメンを右フックで迎え撃つディベラ。下がってリターンを当てていくディベラは左ストレート。ペイメンの右に右フックを返すディベラ。コツコツと当てていくディベラに、前へ出て攻めの姿勢を最後まで見せたペイメン。  両者とも手を上げて勝利をアピール。判定は3-0でディベラが接戦を制して防衛に成功した。  ディベラは勝利者インタビューで「自信はありました。3、4Rで彼が勢いを増してきたのが分かりましたが、絶対に勝てるという自信が僕にはありました。ジャンが思い切り来てくれるのがとても好きです。そういう選手との戦いは僕も思い切り戦うことが出来る。そしてひとつ、日本のチャンピオンと次は対戦したい。次回の日本大会は間に合わないけれど、近いうちに。そして今日は父の誕生日なんだ。だからこのベルトは父に贈ります。いつもサポートしてくれてありがとう」と、日本大会についても語った。 [nextpage] ▼第1試合 ONEバンタム級(-65.8kg)キックボクシング 3分3R〇与座優貴(team VASILEUS)判定0-3×ベン・ウーリス(英国/Soma Fight Club) 与座は、2017年極真会館第6回全世界ウェイト制空手道選手権大会で軽量級優勝の実績を持つ空手家で、2019年3月にキックボクシングに転向。7戦全勝(3KO)の快進撃を続けていたが、2020年2月の鈴木千裕戦で初黒星。2021年12月にKrush初参戦を果たすと豪快KO勝ち、2022年2月のK-1ではいきなり当時のライト級王者・朝久泰央と対戦すると、延長戦で勝利する番狂わせを起こした。2023年3月の朝久との再戦でも勝利し、第6代K-1 WORLD GPライト級王座を奪取。 2024年3月にはRISEのリングでRISEライト級王者・中村寛と対戦し、負傷判定での勝利。7月にゴンナパーと対戦すると、1Rで3度ダウンを奪う圧勝でインパクトを残した。9月には元ONEキックボクシング世界フライ級王者ペッダムを3R1分15秒でKO。2025年5月、『ONE Friday Fights 109』にてONE初参戦を果たし、エルブルース・オスマノフに圧勝。7月は元王者ペッタノン、11月にはスーパーレックを破り3連勝を飾って2026年4月、満を持して王者ジョナサン・ハガティーに挑戦したが、判定で敗れ王座獲得はならなかった。戦績は22勝(9KO)3敗。 ウーリスはテクニカルなファイターで、ONE初登場となった2026年3月のジョン・リネカー戦では、リネカーの強打をバックステップでかわし、右カーフキックで1R1分57秒でKO勝ち。しかし、5月の2戦目ではペッタノンを相手に良いところを出せずに判定負けを喫した。 スイッチを多用し、圧をかける相手には回り込むウーリスは仮想ハガティ―とも言える相手で、加えて与座も得意とする三日月蹴りとカーフキックを使いこなす。ペッタノン戦では上手さに封じ込まれる形となったが、与座とはテクニカルな蹴りの戦いとなりそうだ。  1R、ウーリスは序盤からスイッチを繰り返し、右カーフに右ミドル。与座の強い左インローが決まる。ウーリスの右フックをもらった与座だがすぐに左ミドル。与座もスイッチして近付いていき、左の三日月をしっかり当てていく。ウーリスはジャブ、右ミドル。右ハイには与座が軸足蹴りを合わせて転倒させる。与座は左三日月、左インロー。  ウーリスはステップで動くが、与座は距離を詰めて左インローと左ミドルを蹴っていく。スイッチして左右ミドル、左右ローを蹴る与座にウーリスは反則のキャッチを多用した。終盤はローを嫌がる素振りもあったウーリス。  2R、与座はサウスポーから左ローを連打、ウーリスはジャンプしての右ミドルから左右フックの連打。ブロックした与座は左ローと左ミドル、さらにカカト落としも見せる与座。左インロー、右ロー、左ローと強いローを蹴り、カーフも蹴る与座。ウーリスはパンチの連打を何度か見せるが、与座のガードを叩く。  余裕が出てきたように見える与座は、ノーガードのスウェーでウーリスのパンチをかわす。左三日月からの左ボディ、続いて左ロー、左ミドルと前へ出て攻める与座。終盤はウーリスが前へ出てガードの上からパンチを打つ。  3R、左右に構えを変えながら前に出ていく与座を左右フックで迎え撃つウーリス。しかし、与座のガードは固い。左三日月から左フックを打つと、ウーリスも右フックを合わせる。ガードを固める与座にパンチをまとめようとするウーリスだったが、与座がここでヒザ蹴りに左フックのカウンター、ダウンを奪う。  左右フックで前に出るウーリスに、与座は左ミドル。右ローからの左フック。ウーリスは手数を出すが、与座はガードまたはかわしていく。さらにパンチを出し続けるウーリスをガードを固めて押していき、左フック。胴廻し回転蹴りも繰り出し、最後は左フック。  与座が完勝とも言える内容で判定3-0の勝利を収めた。
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