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【PANCRASE】「フェザー級暫定王者決定戦」無敗ラジャボフ「UFCファイターになりたい。PANCRASE王座を獲得すれば、多くのチャンスが訪れる」×木下尚祐「ラジャボフは1発の怖さと丁寧な試合運びも。5R通して集中力を継続させる」=6月28日(日)ニューピア

2026/06/25 12:06
 2026年6月28日(日)東京・ニューピアホール)で『PANCRASE 363』(U-NEXT配信)が開催される。  メインイベントのフェザー級では、正規王者・栁川唯人の『ROAD TO UFC』参戦に伴い、PANCRASE無敗ランカー同士による「暫定王者決定戦」が組まれ、同級1位のオタベク・ラジャボフ(タジキスタン)と、2位の木下尚祐(リバーサルジム横浜グランドスラム)が対戦する。 ▼PANCRASEフェザー級暫定王座決定戦 5分5Rオタベク・ラジャボフ(タジキスタン/TAJMMAF GYM)1位 5勝0敗木下尚祐(リバーサルジム横浜グランドスラム)2位 13勝6敗1分  ラジャボフは、PANCARSE参戦以来、バンタム級での高城光弘戦、フェザー級での遠藤来生戦、Ryo戦と、全てをフィニッシュで飾り、圧倒的な存在感を示してきた。  前回の来日時には、フェザー級に上げて「自分はMMAファイターなので、打撃でも寝技でもすべての技術の自信を持っていて、それはバンタム級でやっていた時よりもかなりコンディションが良いのでより自信を持っています。それは減量幅が少なくなったことが一番大きい。おそらく以前のバンタム級の時よりもパフォーマンスが上がっている」と語っていたラジャボフ。その言葉通りの初回TKOを2試合連続でマークした。  今回、対する木下は、スクランブルの強さに加え、ハイレベルな打撃と寝技を武器に、小森真誉、遠藤来生、敢流、シン・ジェヨンを相手にPANCRASE4連勝をマークしている。  ラジャボフは、木下を「良いファイターだと思う。良い打撃を持っているし、気持ちも強いし、経験もある」と高く評価し、警戒しつつも「この試合はお互いにとってタフなファイトになると思うが、私はどの局面でも戦えるように準備している。相手が打撃がしたいなら打撃を、レスリングがしたいならレスリングを、グラップリングがしたいならグラップリングをやっても良い」と、往年の名レスラーばりの言葉で、全局面で戦えるとした。  フェザー級には、同じ中央アジアでキルギスのカリベク・アルジクル ウルルが3位につけており、7月26日(日)のニューピア大会で三宅輝砂との対戦が決定。元王者に勝利することで、あらためて王座戦線への浮上を狙っている。  カリベクについてラジャボフは、前回の来日時に「もちろんカリベクの活躍は知っている。自分はタジキスタンで同じ中央アジアの選手がこうして活躍しているのは非常に嬉しい。そしてお互い同じ目標を現時点では持っている──PANCRASEのベルトを狙うということ──いつか戦うことがあるかもしれないと見てもいる。カリベクと会ったことは無いけど、共通の友人はいて、打撃が非常に上手くて、常に打撃戦を好んでいるなという印象だ。(もし戦うことになったら?)今戦ったとしても、自分はまあ自信があるけれども、いまはそういうことはあまり考えずに、もしPANCRASEで今後、試合が組まれるのであれば、エキサイティングな試合はできると思っているよ」と対戦は厭わないことを語っていた。  また「中央アジア勢の強さの秘密」を問われ、「中央アジアの選手の活躍は知っているけど、それらの選手がすべて強いというのはステレオタイプだと思う。特に大きな秘密は無くて、みんなどの国にいても同じだ。ただ、強いて言うならば、我々は非常にハードワークをする選手が多くて、とても大きな目標を持ってやっている。そこが違いなのかもしれない」と高い目標を掲げることと厳しい練習への取り組みこそが強さに繋がっているとした。  木下との試合を経て、暫定王座を獲得した暁には王座統一、その先も見据える。 「今はこの試合に勝つことに集中しているが、インシャラー(もし神が望むなら)私が暫定王者を獲得したら、正規王者の栁川選手と戦っても良いし、それ以外の一番のコンテンダーと試合をしても良い。そして、もちろん私自身もUFCファイターになりたい。PANCRASEでタイトルを獲得したら、多くのチャンスが訪れると思っているんだ。私が日本代表としてRTUに参戦しても良いよ」と、海外ではUFC Fight Passで配信されるPANCRASEで王座を獲得して、UFCへのチャンスを広げたいとした。  以下は、PANCARSE公式での両者のインタビュー。 [nextpage] オタベク・ラジャボフ「木下戦はタフファイトになると思うが、どの局面でも戦えるように準備している」 ──インタビュー受けて頂きありがとうございます、今回「暫定」ではありますがプロキャリア初のタイトルマッチになりますね。今はどんな気持ちですか? 「とても素晴らしい気持ちだよ。全てが良い調子で試合を楽しみにしている」 ──前回の試合は昨年末に行われた『PANCRASE360』大会以来となり、半年ぶりの試合になると思います。この半年間はどのように過ごしていましたか? 「本当は5月31日が試合と聞いていたが、6月大会に変更になったんだ。最後に試合をした日から今まで毎日、朝夕と練習の日々を毎日送っているから、いつでも準備は出来ているし、私にとってそれは日常だ」 ──ラジャボフ選手はIMMAFで豊富なアマチュアキャリアを築き、IMMAFで世界王者になった後に、PANCRASEでプロデビューしたと思いますが、それはあなたのキャリアにどんな影響を及ぼしましたか? 「私はアマチュアキャリアを通して数々の事を学び、経験を積んだ。王者にも2度なり、素晴らしい経験を積ませてもらったと思っている。プロ選手を目指すならアマチュアで多くの経験を積むべきだと私は思っているよ」 ──今回の試合を通して、観客にラジャボフ選手のどんな部分に注目して欲しいですか? 「ブラザー、私はMMAの全てのシチュエーションにおいて何が起きても対応出来るよう日々トレーニングを積んでいる。対戦相手が打撃がしたいなら打撃を、レスリングがしたいならレスリングを、グラップリングがしたいならそれをやっても良い。ただ個人的には打撃で相手を倒したいと思っているよ。日本のファンには私が全ての局面で高い技術を持っていることを知ってもらいたいね。楽しみにしておいて欲しい」 ──対戦相手の木下尚祐選手の印象について教えてください。 「木下選手は良いファイターだと思うよ。彼は良い打撃を持っているし、気持ちも強いし、経験もある。この試合はお互いにとってタフなファイトになると思うが、私はどの局面でも戦えるように準備しているよ」 ──今回の試合に勝つ上で一番重要になるポイントを教えて下さい。 「ブラザー、私はどんな局面でも戦えるんだ。ノックアウトしてもいいし、サブミッションを極めても良いし。ただ先ほど言った通り、私は基本的には常にスタンドの打撃で相手を倒したいと思っているよ」 ──フェザー級正規王者の栁川唯人選手は残念ながら『ROAD TO UFC』(RTU)1回戦で負けてしまいましたが、試合はご覧になりましたか?栁川選手に対する感想はありますか? 「彼が負ける部分のハイライトだけ見たよ。対戦相手は強そうだったね、彼(栁川選手)には何か問題があったのかもね。分からないよ。ただ彼が負けたのはノーグッドだね」 ──暫定王座を獲得した後の展望について教えて下さい。正規王者を獲りたい、他団体に挑戦したいなど正直に教えて頂きたいです。「インシャラー(もし神が望むなら)私が暫定王者を獲得したら、正規王者の栁川選手と戦っても良いし、それ以外の一番のコンテンダーと試合をしても良いよ。ただ今はこの試合に勝つことに集中している」 ──ラジャボフ選手の格闘家としての目標について教えて下さい。キャリアを通して何を成し遂げたいですか? 「プロ格闘家なら全員がそう思っていると私は思っているけど、もちろん私自身もUFCファイターになりたい。PANCRASEでタイトルを獲得したら、多くのチャンスが訪れると思っているんだ。RTUに出ても良いしね。私が日本代表としてRTUに参戦しても良いよ(笑)」 ──ところで、ラジャボフ選手は休日は何をして過ごしていますか? 「休日はコーヒーを飲んだり、ポッドキャストを聞いたり、映画を観たり、本を読んだり、UFCや他のMMAの試合を見て分析したり、家族と時間を過ごしたり……そんな感じかな」 ──休日にもMMAの試合を見たりするのですね。最後に、今回の試合を観るファンにメッセージをお願いします。 「日本のファンの皆さんこんにちは! もう少しでファイトキャンプを終えて東京に向かいます。私の試合を楽しみに、是非待っていてください」 [nextpage] 木下尚祐「いよいよだなと。PANCRASEフェザー級日本人で自分が一番強い」 ── (『PANCRASE 363』会見に続き)インタビュー受けて頂きありがとうございます、今回の試合は正規王者の栁川選手のRTU参戦による「フェザー級暫定王座戦」となりますが、試合が決まった際の率直な感想をお聞かせ下さい。 「自分が挑戦者になる予感はしていて、この時の為にずっと準備してきたので、いよいよだなという感じがします」 ──木下選手はプロデビュー後にZST、DEEPを経てPANCRASEへ戦う場を移されたと思うのですが、何故PANCRASEを選んだのですか? 「階級をバンタム級からフェザー級に上げる時のタイミングが重なったのと、同門(リバーサルジム横浜グランドスラム)の伊藤盛一郎選手が王座を獲得した姿を間近で見たこと、PANCRASEの無骨さがカッコ良いと思い選びました」 ── 今回の試合を通して、木下選手のどんな部分に注目して欲しいですか? 「PANCARASEに参戦して以来フィニッシュが出来ていないのですが、常にフィニッシュに向かって動いてはいるので、最近はそれらの動きが噛み合い始めていると自分は思っています。今回はちゃんと“殺しもあるんだぞ”という所を見せたいです」 ──対戦相手は無敗のIMMAF世界王者のラジャボフ選手になりますが、対戦相手のどんな部分を警戒していますか? 「ラジャボフ選手はレスリング、下からの仕掛け、ストライキング、どれも兼ね備えていて、技術のある選手だと思います。それなのに意外に慎重かつ丁寧な試合運びをする選手なので、警戒すべき点は沢山ありますね」 ──今回の試合に勝つ為に、一番重要になるポイントを教えて下さい。 「ラジャボフ選手は破壊力のある1発の怖さを持ちながらも、丁寧な試合運びをしてくる選手なので、5R勝負になる事を見据えた上で集中力を継続させる事が、この試合に勝つ上で大事になってくると思います」 ──フェザー級正規王者の栁川選手は残念ながらRTUで1回戦で負けてしまいましたが、試合はご覧になりましたか? 「はい、見ました。栁川選手が世界と戦う姿にリスペクトは抱きながらも、自分であればまた違った戦い方が出来たのではないかと思いました」 ──暫定王座を獲得した後の展望について教えて下さい。正規王座を獲りたい、他団体に挑戦したいなど、正直に教えていただきたいです。 「王座統一が出来るならばしたいですね。もちろん世界最高峰の舞台を目指す気持ちは持ち続けていますが、PANCRASEのフェザー級は他団体と比較しても頭一つ抜けていると思うので、防衛戦をして自分の強さを証明していくのも良いと思っています」 ──木下選手の格闘家としての目標について教えて下さい。格闘家としてのキャリアを通して何を成し遂げたいですか? 「格闘技をやれている事が、シンプルに毎日楽しいです。サポートしてくれている人々や家族への感謝を忘れず、1日1日に集中して日々を送っていくことが大事だと思っています。その先に何が見えるのかはまだ分からないです」 ──ところで、木下選手の趣味について教えて頂きたいです。休日などは何をして過ごすのが好きですか? 「犬の散歩をしたり、風呂に入ったり、焼き肉かステーキを食べたりしていますね(笑)」 ──前回の木下選手の試合にラッパーの般若さんやRed eyeさんが応援にいらっしゃっていましたが、Hip Hopはお好きなのですか? 「Hip Hopは好きです。般若さんは個人的なお付き合いがあり、奥様やご家族とも交流させて頂いています」 ──最後に今回の試合を観るファンの方々にメッセージをお願いします。 「PANCRASEフェザー級には良い選手が沢山集まっている中で、この選手が良いんじゃないかなど色々な意見があると思いますが、現在フェザー級で並んでいる日本人の中で自分が一番強いと思っているので、それをお見せする日になると思っています」
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