持ち前の強打で「相手を爆発させる」と言い放った木村
2026年6月21日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『REMY presents KNOCK OUT.65~THE KNOCK OUT 2026~』(U-NEXT配信)に出場する選手の公開練習が、9日(火)都内にて行われた。

KNOCK OUT-UNLIMITED -73.0kg契約3分3Rで、元HEATライト級王者・草MAX(グラバカ赤羽)と対戦する、木村“フィリップ”ミノル(Battle-Box)がミット打ちを行った。オープンフィンガーグローブを着用し、パワフルなミットに叩き込んだ。
「試合が楽しみです。もう今はそれだけですね」と木村。前回初のUNLIMITEDルールの試合ではスパイク・カーライルにいきなりテイクダウンされ、パウンドをもらってまさかの1R26秒でのKO負け。

ほろ苦いUNLIMITEDルールデビュー戦となったが、「反省だけですね。そこには深い反省もありつつ、とりあえずしっかり反省して、次もっと強くなるために、もっと良くなるためにはどうすればいいかを考えながら毎日過ごしてきました」という。
草MAXはMMA戦績9勝13敗3分。カーライルと同じ戦法で来ることも想定しているかと聞かれると「もちろん何をされてもいいような想定をして練習してます。ベテラン選手なので、いろいろな引き出しを持ってやってくると思うので、何が来ても焦らないように自分のベストな自分の戦い方をできるようにやろうと思っています」と、あらゆる局面を想定して練習しているとした。

改善点は「組みの部分。レスリングとか下になった時のグラウンドの展開でもっとやらなきゃいけないことを、基本とか対策をやったりして。あとは自分の得意な部分を伸ばす練習、どちらもやってますね」と、テイクダウンされて下になった場合の対処をしているとする。
草MAXはここ数年キックボクシングの試合を行っており、打撃の方にも自信があると思われるが「自分は打撃のスペシャリストだと思ってるので、ちょっとやそっとのMMAファイターの打撃には何も驚くことはないので自分らしくやろうと思います」と、打撃に関しては恐れるに足らず。

26秒でKO負けを経験して気持ちが折れかかったことはなかったのか、との問いには「僕は生まれた時から格闘技やるって決めて、ずっとここまで大きくなってるので、そのぐらいで諦めることはない人生を今まで歩んできたので。このぐらいの試練は何回もあったし、過去にもこのぐらいの壁はたくさん乗り越えてきたので、僕にとっては凄く小さなことです。乗り越えます。大丈夫です」と、試練を乗り越えてみせると意気込む。
木村選手の勝利を期待してるファンにはどんな勝利を見せたいか、と問われると「もう木村“フィリップ”ミノルらしい、また今までのKO勝利の中にもう一つの素晴らしいKOをもう1個付け足したいですね」と、過去に見せてきたKOに新たな歴史を加えたいとした。

今大会では観客を総立ちにさせるような特別なKOには、ダブルアップボーナス(ボーナスが2倍になる制度)が採用される琴も発表され、「いつもダブルアップみたいな試合してるので今更どうってことはないですけど、必ず自分らしく頑張ります」と、ダブルアップボーナス間違いなしとの自信を見せた。
前回の試合の後、カーライルとは仲良くなったということからアドバイスはあったかとの質問には「彼はMMAという競技でずっとトップでやってきた選手だし、そこで自分は学べるものは素直に何でも学びたいという気持ちで、いろいろお会いして話してもらったり。もちろん技術的なアドバイスもたくさんありましたし、戦いにおいてのアドバイス、あと心構えとか、お互いの思っているものが違かったりするので、そこを意見交換しながらいい時間が過ごせました」と、かなりの学びがあったようだ。

「試合までの向き合い方とか、 MMAというそのものの、もっと深掘りした説明とか、いろいろな話を結構深くしたので、自分にとって有意義な時間でしたね。今回はUNLIMITEDルールなんですけれど、MMAを見据えてやってるので、その中でも刺激的な日になりましたね。それを活かせたらもっとレベルアップできた自分になれるかなって思います」

オープンフィンガーグローブによる木村の強打がまだフルヒットしていないが、もし相手に当たればどうなると思うかと聞かれると「相手は破裂すると思います。脳みそが吹き飛ぶと思います。凄いものを見せようと思えば見せられますよ。それを今蓄えて頑張って溜めている状態です。楽しみにしてください。爆発させます、相手を」と言い放つ。

勝利をあげたその先には何を見ているのか、との質問には「UNLIMITEDのベルト、その先のMMA。僕はいろいろなチャレンジをやっていきたいタイプの選手なので、どんどん自分の可能性を広げていくためにも、UNLIMITED、MMA、キックボクシングはもうやるつもりはないですけれどオープンフィンガーのムエタイルールだったら凄くやりたいってまだ思ってるので、その辺もいろいろチャレンジしていきたいです。でも、メインはMMAでちゃんと強くなれるように。ファイターは全て出来てこそだと思うので、今そこの道のりの途中ですね」と、様々なルールにチャレンジしていきたいと語った。



