MMA
インタビュー

【RIZIN】扇久保からベルト奪取の神龍誠、「二の手、三の手まで考えられた」「試合は試合、感情は感情。やることをしっかり決めて的確に戦った」

2026/06/09 18:06

扇久保先生には負けても勝っても「ありがとうございました」と言っていた

──チャンピオンベルトを持ってみた感触、感想を教えてください。

「感触……、かっこいいっス。感触……、でもめっちゃ重たいなって思いました。二日前にも僕、撮影で着けたんですけど、これは絶対手に入れなくちゃな、俺のものにしなきゃと思って、ま、それが実現できてよかったなって思います」

──ベルトを飾る場所はもう決めてる?

「うーん。いや、しばらく家っすかね(笑)。今日はベルトと一緒にこうやって(抱いて)寝たいです」

──試合展開でひとつポイントになったのが、神龍選手のヒジで扇久保選手が流血した場面ですが、あのヒジは元々作戦として狙っていた攻撃だったのでしょうか?

「狙ってました。うん。やっぱりAパターン、Bパターン、Cパターンで、もうこう来たらこうするっていうのは徹底的に考えてやってましたね」

──それはカットを狙ってたということなんですか?

「はい。ヒジってやっぱ切れるじゃないですか。それ狙ってたんで。でもやっぱいざ切ったら“あ、何、当たったんだ?”みたいな。ここ(頭)、血がドバーって出てたから“俺の血かな?”って最初思って。でも僕の血じゃなくてよかったです」

──試合後のマイクでも扇久保選手を「先生」と呼んだりして、今までの長年の因縁は清算されたのでしょうか。

「まあ本当に色々あったっスよね。うん。色々あったけど、やっぱりここまで本当にあの人に勝つっていうためだけに生きて、あの人のおかげで強くなれたのかなって思うんで、そこに対して本当にありがとうございましたっていう気持ちを伝えました」

──ララミー選手は足首を痛めているそうで、それ次第でもありますが、大晦日に神龍選手のベルトに挑戦したいと。半年以上、開きますが、いかがですか。

「結構空けるんですね(笑)」

──神龍選手はもっと早く?

「僕はコンスタントに試合したいタイプなんで。やっぱりお金も稼ぎたいし、現役っていつまでもやれるもんじゃないから。僕はたくさん試合して、たくさん稼いでってやりたいから。次の試合も、大晦日の前に1試合やりたいなって」

──9月の京セラドーム大阪とか?

「オファーが来たら、もちろん出ます」

──ではララミー選手の前に誰とやるとなったら? 因縁のある伊藤裕樹選手とかはどうですか?

「全然いつでも。明日でもやります」

──チャレンジャーには、相応しいと思いますか。

「相応しくないと思うけど、いつでもやります」

──フライ級の三代目のチャンピオンとして、どんなチャンプになりたい、どうRIZINを引っ張っていきたいと思いますか。

「うーん。やっぱりみんなが憧れるようなチャンピオンになりたいですね。なんだろう。今までヒールやったりいろんなことがあって、目立とうとしていたんですけど、ちゃんと強くてかっこいいチャンピオンになれたらいいな、って思います」

──初代王者の堀口恭司選手にも報告しなくてはいけませんね。

「そうですね、これから連絡します」

──扇久保選手にマイクで「扇久保……先生。あなたのことを嫌いだったし、いろいろあったけど、あなたのおかげで強くなれました」と。ああいうことを言うだろうという思いがあったのか、あれはあの場で出た言葉だったのでしょうか。

「いや。ああ、でも『ありがとうございました』は言いたかったです。チャンピオンになって、色々あったけど、試合をしてもらったこと、ここまで強くなったことをありがとうございましたと言いたいとは思っていました」

──では勝利して王者になっていなかったらそういう言葉は出てこなかったですか。

「いや、もし負けていたとしても、試合してもらったことに対して、ありがとうございましたと言うのは礼儀だと思うので、負けても勝っても、言っていましたね」

──そういうなかで、あまり行きすぎないということを気にしていた試合だと思います。気持ちが出過ぎないように。扇久保選手がどんどん(気持ちを)ぶつけてきた時も、自分のマインドセットはコントロールできて戦い抜けましたか。

「そうですね、常に冷静に。前回やった時に気持ちが昂りすぎて、よくない方向に出たので。試合は試合、感情は感情。やることをしっかり決めて的確にやるっていうのを意識しました」

──いつも勝ったら炭酸(飲料)ですが、今日のは?

「REAL GOLD。いや、水抜き終わったらメッチャ美味しくて。水抜き終わる時ごとに求めるものが違いますね。FANTAとか。今回は水抜き終わって、REAL GOLDめっちゃ飲みてえと思って、マネージャーに買って来てと言って、買って来てもらいました」

──扇久保選手が前回に比べてスタンドで圧をかけて大きいパンチ、というようなことが目立ったと思います。今回みたいに来てくれたほうが、落ち着いた試合運びをするのに楽ではありましたか?

「いや。全然どのパターンでも考えていたので。どのパターンで来ても問題なかったと思います」

──このパターンも想定済みでしたか。

「はい、想定済みです。本当にたくさんイメトレしてきたので。そのなかのひとつでした」

──仙台のテレビやラジオに色々出演し、ゆかりのある方の応援もたくさんあったと思います。地元のファンの方にメッセージをお願いします。

「本当にたくさんの声援ありがとうございました。戦っているときにメチャクチャ声援が多くて、なんかメッチャ嬉しい気持ちになりました。地元最高だなって思います。これからも僕が格闘技で東北・仙台盛り上げるので、ぜひ応援よろしくお願いします!」

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