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【DEEP】ライト級王座戦・大原樹理vs.倉本大悟、ウェルター級王座戦・嶋田伊吹vs.ストラッサー起一、酒井vs.荒東、関原vs.力也、五明vs.椿、直樹が木下カラテをRNC、寺崎が魚井を完封、日比野は反則負け、ケンシロウが中谷下す、秋元強真の兄・優志がTKO勝ち=速報中

2026/03/20 17:03
 2026年3月20日(金・祝)東京・後楽園ホールにて、『DEEP 130 IMPACT』(U-NEXT/DEEP YouTubeメンバーシップ配信)が開催されている。前日計量は全選手が計量をパスした。 ▼DEEPライト級タイトルマッチ 5分3R大原樹理(KIBAマーシャルアーツクラブ)王者 70.25kg倉本大悟(JAPAN TOP TEAM)挑戦者 70.20kg  DEEPライト級タイトルマッチ。  王者の大原は、23年2月、韓国でDEEP×BLACK COMBAT対抗戦に臨むとユン・ダウォンを1R KOし、5月にV2。9月、BLACK COMBAT王者イ・ソンハとのW王座戦で1R一本負けを喫し、王座陥落。その後BLACK COMBATで3戦を経て24年9月、韓国でイ・ソンハと再戦。2R ニンジャチョークで一本勝ちでリベンジしBLACK COMBAT王座を戴冠したが、12月にはムン・ギボムに判定負けで王座陥落。  2025年5月『RIZIN WORLD SERIES in KOREA』で体重超過のジョニー・ケースの右オーバーハンドにKOされるも試合はノーコンテストに。25年11月の『DEEP 128 IMPACT』で、ライト級正規王者の野村駿太が怪我により防衛戦ができなかったため、2年ぶりDEEP参戦で「DEEPライト級暫定王座戦」を神田コウヤと争い、2R TKO勝ちで王座についた。35歳。  その同日に倉本もDEEPで勝利。フルコンタクト空手と柔道がベースの挑戦者・倉本は、21年9月のBreaking Down 2を経て、22年9月にDEEPでプロMMAデビュー。24年3月のDEEPで川名雄生に判定勝ちすると、5月に北岡悟に1R TKO勝ちで5連勝。24年11月のRIZIN名古屋大会でRIZINに初参戦、キム・ギョンピョに1R TKO負けを喫したが、25年3月にトミー渡部に3R TKO勝ちで再起。11月の『DEEP 128 IMPACT』で大木良太を2R TKOに下して再び連勝街道に乗って王座挑戦を決めた。31歳。 倉本「ジャパントップチームの倉本です。(大原は)自分がデビューした頃からずっと最前線でやってきた選手だと思うんで、明日自分と思いっきりバチバチの殴り合いしてその上で僕は勝ちたいと思うんで、明日お願いします」 大原「全力で叩き潰しに行きます。以上です。応援よろしくお願いします」  8勝2敗、JTTの倉本は事前インタビューで「デビューして3年半ぐらい。今は全然やり合えるし、全然勝てるなっていうような感覚ではあるんで、ストライキングだと負けないかなって思ってます。(大原は)懐に入られたらポコンって逝っちゃう」と、接近戦を含めた打撃に自信。 「どっちか血まみれになるか倒れるかみたいな戦いにはなると思うんで、それを楽しみにしてもらえばなと思います」と激闘を予告し、「相手が大の字で倒れるような、ブッ倒れるような倒し方して、みんなに印象付けれるような。でも普通にやれば勝てると思ってるんで、ブッ倒しちゃおうかなっていう感じです」とKO決着を宣言する。  迎え撃つ37勝22敗2分2NCのベテラン大原は、「まあ、まだ早いよねっていう気はありますね。いい記念にはなるんじゃないですか、本人には」と王座挑戦は時期尚早とバッサリ。  弱点の指摘にも「何人も何人もがそれ言って俺に打撃でやられてますからね。勝てんならどうぞやってくださいと。絶対負けないんで」と、インファイトの迎撃には慣れているという。  倉本の「血まみれ」発言には「そこに引きずり込めたらだいぶこっちに有利かなと思うんですけど。変な風に気抜いたら一発でこっちも仕留められると思うので、そこはすごい気をつけながら仕留めに行きたいなと思います」と、一発に警戒しながらも「ドロドロのところで競り勝つっていうのも武器になりつあるし、意地ですかね」と、王者たる所以を見せるとした。  大原は最後に「サッカーボールか踏み付けでフィニッシュしたい」と、長年J-MMAならではのストライキングスクランブルを見せてきたフィニッシュを予告している。 [nextpage] ▼DEEPウェルター級タイトルマッチ 5分3R嶋田伊吹(FIGHT HOLIC)王者 76.85kgストラッサー起一(総合格闘技道場コブラ会)挑戦者 77.05kg  嶋田は、MMA13勝6敗中、6のサブミッション勝利を誇る。30歳。2023年2月に住村竜市朗のDEEP最後の試合でスプリット判定負け。2023年11月、鈴木琢仁に判定勝ちを収めると、2024年4月に佐藤洋一郎と再戦も一本負け。7月に阿部大治に1R リアネイキドチョークで一本勝ちで再起を遂げると、12月大会で元王者の鈴木槙吾にも1R 腕ひしぎ三角固めを極めて2試合連続一本勝ち。  25年9月の『DEEP OSAKA IMPACT 2025 4th ROUND』で、ウェルター級王者・角野晃平に挑戦し、判定勝ちで王座奪取。試合後のケージの中で「ベルトを獲ったからといってまだ終わりではないので、ウェルター級まだ強い人が残っていると思いますけれどね、ストラッサーさん。お願いします」と言うと、解説席にいたストラッサー起一がケージイン。  ストラッサーはマイクを持つと「まずは勝利おめでとうございます。自分がDEEPに上がってきたのはチャンピオンになるためです。ぶっ倒すので待っていてください!」と宣戦布告。嶋田が何か言葉を返すと、ストラッサーは「なに喋ってんねん。お前、俺にビビってるだけやろ。いつでも勝負したるわ。かかってこい」と挑発。マイクを奪い取った嶋田は「今はあなたの舞台じゃないです。はい、またお願いしますね。今日はありがとうございました。また休んで頑張ります」と締めくくった。放送席に戻ったストラッサーは「コイツの喋り方が気持ち悪いので、マジでボコボコにします。久しぶりにボコボコにしたいと本気で思いましたね。あんなヤツはDEEPのチャンピオンにふさわしくない。俺が掃除してやる。ナメんなよ、コラッ!」と怒り心頭だった。  ストラッサーは、PANCRASEで王座に挑戦し、HEATでウェルター級王者となった後、UFCに参戦し、3勝2敗と勝ち越してRIZIN、Bellatorでも活躍。2024年3月の『RIZIN LANDMARK 9』でイゴール・タナベと対戦予定だったが、イゴールの体重超過で試合中止に。  2025年2月マレーシアでの『FIRE CAGE Fighting Championship』でグレイゾン・チバウとウェルター級タイトルマッチ(5分5R)が決まっていたが、チバウが負傷欠場。同大会のセミファイナルでロランド・デイとライト級タイトルマッチを戦うはずだった元UFCのディエゴ・ヌネス(ブラジル)がスライド出場し、ストラッサーと対戦。ヌネスが1R 右フックでKO勝ち。25年9月に、7カ月ぶりの再起戦でDEEP初参戦。元王者の佐藤洋一郎と対戦し、判定勝ち。3年10カ月ぶりの白星を掴んでいた。44歳。 嶋田「いつも通り自分のやることをやるだけです。全力で叩き潰しに行きます。よろしくお願いします」 ストラッサー「嶋田をボコボコにして僕がチャンピオンになりたいと思います。あと世間で、僕のことを評価そんなにされてないかもしれ ないですけど、お前ら見とけよ。俺の姿見せてやるから。以上です」 [nextpage] ▼DEEPメガトン級 5分3R 酒井リョウ(レンジャージム)111.05kg荒東“怪獣キラー”英貴(パンクラス大阪稲垣組)126.75kg  酒井は、2022年11月に赤沢幸典を1R KOに下し、DEEPメガトン級暫定王座につくと、23年7月に水野竜也を1R TKOで防衛成功。9月にBLACK COMBATとの対抗戦でヘジュン・ヤンに一本負け後、24年3月にロッキー・マルティネスとの王座統一戦で判定負けし王座陥落。  24年11月に長谷川賢に負傷判定勝ち。しかし、25年3月、RIZINでエドポロキングをテイクダウンも2R ロープを蹴られてスイープされて逆転のTKO負けを喫した。25年8月に「DEEPメガトン級王座決定戦」で関野大成と対戦し、大成の左ストレートからのサッカーキック2発でKO負け。2連敗中だ(※その後、関野はROAD FC王座挑戦)。  対する元GRACHAN王者の荒東も2連敗中。柔道を11年間経験し、タイ移住2年目にムエタイを始め、2018年から本格的にMMAの練習を開始。2019年8月にタイのFMDでプロデビュー。帰国後はGRACHANに参戦し、2023年2月、トーナメントを制してGRACHAN無差別級初代王者となった。10月にはRIZINに初参戦、貴賢神を相手に2R逆転TKO勝利でインパクトを残し10戦無敗に。しかし、2024年7月のフランス『Hexagone MMA 19』でMMA初黒星。12月、GRACHANで大場慎之介にパウンドでTKO勝ちして再起を遂げるも、25年6月のRIZINでシナ・カリミアンに判定負け。地元で再起を図った25年9月の前戦でも韓国のベ・ドンヒョンに3R TKO負けでGRACHAN王座から陥落している。 荒東「今回は、DEEP初参戦、思い切ってやって、荒東“怪獣キラー”ここにあり、というような試合にして、次戦につなげたいと思います。 よろしくお願いします」   酒井「他団体からDEEPに来てくれて荒東選手、ありがとうございます。自分もなかなか対戦相手、結構みんなやっちゃってるんで、なかなか恵まれないんですけども、最近は、2年前もロッキーに負けて、去年エドポロ選手に負けたんで、今年は三度目の正直ってことで、明日は爆発させたいと思います。皆さん応援よろしくお願いします」     [nextpage] ▼DEEPフライ級 5分3R 関原 翔(K-PLACE)57.20kg力也(FIGHT FARM)57.05kg  関原は、2022年5月の伊藤裕樹戦で硬膜下血腫の大怪我から、グラップリング戦を経て、2024年5月のマサト・ナカムラ戦で2年ぶりに復帰し判定勝ち。9月に杉山廣平にもスプリット判定勝ちすると、12月にONE帰りの本田良介と対戦。本田のダウン後の反則のヒザ蹴りでDQ勝利に。  25年5月に村元友太郎にスプリット判定負け。8月の前戦で元PANCRASE王者の北方大地に判定3-0で勝利し再起を果たしている。34歳。  対する力也は、24年3月にバンタム級で小崎連に敗れるも、5月に山本有人に判定勝ち。9月に鹿志村仁之介に一本負けしたが、11月に吉田陸を肩固めに極め、25年3月に58kg契約で原虎徹をサウスポー構えからの右フックで1R KO。25年8月にフライ級で本田良介と対戦。左右連打から首相撲ヒザで追い込むも、テイクダウンからバックを取られてRNCで一本負け。柴田“MONKEY”有哉の欠場で緊急参戦となった25年9月の試合では、58.5kg契約で濱口奏琉を左右連打で1R TKOに下した。そして、25年12月の前戦で安谷屋智弘と対戦。左ストレートでダウンを奪い、安谷屋の腕十字をスラム、パウンドアウトして1R TKO勝ち。2連勝をマークした。33歳。  ともに組みも強いが、剛の力也に柔の関原。上り調子の両者のフライ級戦は、公式プレスリリースには「村元友太郎の持つフライ級のベルトへの挑戦権を賭けた」試合とされている。 力也「会場がぶち上がる試合して全力で倒しに行きます。応援よろしくお願いします」 関原「2回目の対戦になるんですけど、力也選手、すごい強いんで、初めて戦う相手だと思ってしっかり、バッチバチのバチで戦っていきます。よろしくお願いします」 [nextpage] ▼DEEPフェザー級 5分3R五明宏人(JAPAN TOP TEAM)66.30kg椿 飛鳥(フリー)66.10kg  JAPAN TOP TEAM所属の五明は8勝5敗の29歳。今年開催されたDEEPフェザー級GP2025では、一回戦では中村大介に判定勝ちしたが、準決勝で高橋遼伍に判定負けで敗退。  25年9月の前戦で関鉄矢に判定負けで2連敗中。30歳。  椿は、23年10月に齋藤翼にスプリット判定勝ち後、24年3月に結城大樹に判定勝ち、7月にたておにスプリット判定勝ちと接戦を制しての3連勝。25年3月に修斗世界フェザー級王者SASUKEに挑戦したが、2R リアネイキドチョークで一本負け。『BREAKTHROUGH COMBAT0』では、Progressルールで城戸泰介、大脇征吾にポイント勝利するなどケージグラップリングを強化。6月にトライデントジムを離れフリーとなったことを報告、LIT GYM TOKYO ほかで出稽古を積み、25年11月にDEEP初参戦。牛久絢太郎のヴォンフルーチョークに1R 一本負けを喫した。五明と同じ30歳。 椿「去年、転職初日つまづいてしまったので、明日はいい転職スタートを切れるように頑張りたいと思います。応援よろしくお願いいたします」 五明「DEEPはそんな甘くないってとこを見せます。倉本さんのタイトルマッチがあるんで、しっかり俺が勝って、倉本さんのチャンピオンに繋ぎます。押忍」 [nextpage] ▼DEEPフェザー級 5分2R ×木下カラテ(和術慧舟會HEARTS)66.35kg→66.25kg[1R リアネイキドチョーク]〇直樹(FIGHTER'S FLOW)66.25kg  和術慧舟會HEARTS所属の木下は9勝10敗1分の29歳。24年12月に韓国で行われたBLACK COMBAT13に出場したが、キム・ミンウに1RKO負け。  25年6月にはKNOCK OUTに出場し、KNOCK OUT UNLIMITEDルールで高塩竜司に2RKO勝ちも、25年9月のDEEPで相本宗輝に14秒、右フックにダウンしTKO負け。  直樹は、剛柔流空手を12歳まで経験、全日本大会優勝。2014年4月にRISEでプロデビュー。空手仕込みの間合いと瞬発力を武器に活躍し、19年11月 初代スックワンキントーンスーパーライト級王者に。20年10月の-63kgトーナメントでは優勝候補の白鳥大珠に下馬票を覆すTKO勝利を挙げ、準優勝。 21年 1月、秀樹に5R判定勝利で第7代RISEライト級王者に。2025年5月のDEEPでMMAデビュー。SB王者で柔道のバックボーンを持つ奥山貴大を相手に1R ジャブを効かせ、たたみかけると最後は右ストレートを突き刺し僅か1分48秒でのKO勝利を挙げたが、2戦目の超RIZIN.4でベテランの芦田崇宏に判定負け。25年11月の前戦DEEPで三井俊希の左フックに1R TKO負けで2連敗を喫した。 直樹「ちょっと前回の11月の試合で、皆さんの期待裏切ってしまったんで、今回、すっげえレベルで進化してるんで、ま、もう1度俺に期待しとい てください」 木下「すぐ直してきます。直樹選手と思いっきり、バチバチ行きたいと思うんでよろしくお願いします。押忍」  1R、ワンツーからいきなり木下はシングルレッグへ。直樹はバック狙いから先に腕を回してリアネイキドチョークへ。グラウンドに引き込み両足フックで絞めると木下が失神した。 [nextpage] ▼DEEPバンタム級 5分2R ×魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)61.45kg[判定0-3] ※18-20×3〇寺崎昇龍(Fight Holic)61.06kg  24年の復帰から白星と黒星を交互に繰り返している魚井。平松翔のギロチンに一本負けから、梶本保希に判定勝ち。小崎連に判定負けから赤田プレイボイ功輝にスプリット判定勝ち。25年9月の前戦では春日井“寒天”たけしに判定負け。四十路に入ったフルスイングは間合いを制するストライカーとの対決で再び白星を掴めるか。  寺崎は2017年の第4回JFKO全日本大会の軽量級決勝で秋元皓貴と対戦して延長戦で敗れて準優勝。2018年の第1回JFKO国際大会の軽量級でもベスト4。24年8月に脇田仁に1R TKO勝ちすると、12月に生田大雅に判定勝ち。25年4月に黒岡裕真との極真対決を2R リアネイキドチョークで一本勝ち。6月に谷岡祐樹を1R KOに下し、4連勝をマーク。しかし、25年11月に唐沢タツヤにスプリット判定負けで初黒星を喫した。 寺崎「いい試合して会場を盛り上げます。応援よろしくお願いします」   魚井「練習に付き合ってくれた人、目の前の対戦相手、あとお客さん、全員裏切らんような試合したいんで、やります。よろしくお願いします」    1R、ともにサウスポー構え。ワンツーの左の寺崎に、フェイントからワンツーの左オーバーハンドの魚井。寺崎は組んで押し込むがそこに左右を突く魚井。突き放す。ブレーク。  同じ展開から四つでブレークもワンツーの左で前進の魚井はヒザからパンチ。そこに組んだ寺崎がテイクダウンも魚井はガードから蹴り上げで立ち上がり。すぐに詰めて組む寺崎だがブレーク。  右ジャブを突く寺崎。さらに左にバランスを崩す魚井だが戻すと、押し込む寺崎に宇尾氏は足踏み。ブレーク。互いに右の蹴り、左が交錯も近距離で詰めて回転は寺崎。  2R、魚井の右ハイをかわした寺崎。右ジャブをかすめると2発目に魚井は左オーバーハンドを狙うがかわす寺崎の左ローに左オーバーハンドの魚井。その打ち終わりにテイクダウンの寺崎だが、深追いはしない。  立つ魚井の入りに寺崎はヒザ。さらにダブルレッグテイクダウン。ガードを作る魚井は下からヒジと蹴り上げ。腰を切る寺崎に、スペースを作って立った魚井。  すぐに詰めて左の打ち合いは寺崎。その圧力に下がり気味の魚井。テイクダウンも混ぜて立ち上がりの魚井を四つからヒザを突いてゴング。  判定は3者20-18で寺崎が勝利。魚井の間合いにさせず、前がかりになったところにテイクダウンを合わせてフルマークの判定勝ち。   [nextpage] ▼DEEPバンタム級 5分2R ×日比野“エビ中”純也(フリー)61.65kg[1R 反則] ※日比野がグラウンド状態で反則のヒザ蹴り〇山本有人(リバーサルジム東京スタンドアウト)61.65kg  2023年7月のDEEP114で鹿志村仁之介に判定勝ちするなど4連勝を飾った日比野だが、23年10月のRIZINで後藤丈治に一本負けを喫すると、窪田泰斗に2度敗れ、雅駿介にも1R TKO負けで3連敗。  25年6月のDEEP大阪大会では、MG眞介の反則のグラウンドポジションでの頭部へのキック攻撃を受けるなど脳へのダメージが心配された。そんな中、今回の山本有人戦が9カ月振りの復帰戦に。米国グラップリングのNAGAエキスパートクラスでベルトを巻くなど、寝技の強化にも取り組んできた。  山本は、ハルク大城、力也の実力者相手に2連敗後、2024年11月に山口コウタ、25年3月のDEEP124で朝比奈龍希をマットに沈めた。7月に中国WKG & M-1 GlobalのメインでROAD TO UFCにも出場したダーエミィスウ・ザウパースーに1R スロエフストレッチで一本負けを喫したが、11月のDEEP128では高野優樹に判定勝ちで再起を遂げている。 日比野「しっかり復活して、3日後にエビ中のカレンダーお渡し会があるんで、 しっかり直接推しの安本彩花ちゃんに『復活したよ。勝ったよ』って伝えれるように頑張りますので、応援よろしくお願いし ます」 山本「しっかり倒して、バンタム級戦線の中でしっかり存在感を証明できればと思います。よろしくお願いします」  1R、日比野が右を振ってケージに詰めてテイクダウン狙い。ボディロックからヒザを突いた日比野だが、山本がヒザをマットに着いたグラウンド状態で顔面に入り中断。 [nextpage] ▼DEEPライト級 5分3R〇ケンシロウ(FIGHTER'S FLOW)70.70kg[判定3-0] ※19-19マストケンシロウ×3 ×中谷優我(BRAVE GYM)70.70kg  ケンシロウは、柔道で高校総体東海大会優勝、全国高校柔道選手権3位の実績。MMAを仕事の関係で一度は辞めるも再開し、2024年11月のDEEP TOKYOでプロデビュー。野尻大輔をKOに下すと、25年4月に今市凌太を2R TKO。5月には“ミスター BD”川島悠汰に判定勝ち。  9月のDEEP127では石塚雄馬をリアネイキドチョークで極めるなどデビューから4連勝を飾った。税理士としても活躍するなか、RIZINでも勝利している中谷優我に勝利し王座戦線にアピールできるか。  2022年12月のINOKIBOM-BA-YEで奥田啓介に一本勝ちを収めた中谷は、2023年7月のDEEPで井上竜旗に判定負け。2月のDEEP117でコマネチゆうたを破り、2024年の『格闘代理戦争』で青木真也コーチの下で出場するが準決勝で敗れた。25年5月のRIZINでJTTの佐々木大に判定勝ち、11月のDEEP TOKYOでは元Krush王者のアニンタ・アリにMMAの厳しさを見せつけ判定勝ちするなど3連勝中。ともに柔道ベース。勢いに乗る無敗のケンシロウに初黒星をつけるか。  中谷「一つの節目、後悔のない試合をしたいと思います。お願いします」   ケンシロウ「デビューから今4連勝中で、次5戦目なんで5連勝したいと思います。“DEEPライト級のダークホース”として紹介していただいてますけれども、明日は、確定申告明けの税理士と思えない動きを見せて“本命”だと思わせますんで、応援よろしくお願いします」      中谷のセコンドには野村とロータスの八隅代表。    1R、ワンツーからすぐに右で差して組む中谷にケンシロウは左小手で崩して離れる。ワンツーでケージまで詰めて右で差して押し込みからダブルレッグへ。差し上げて左小手のケンシロウ。 「アクション」の声。離れてワンツーから詰めるのは中谷。やはり右で差して崩し、左小手のケンシロウは内股の投げ合いも両者残し。離れ際はともに当たらず。  2Rも右を突いてケージまで詰めて組む中谷に、ケンシロウは右ヒザを狙う。右で差して押し込む中谷を突き放したケンシロウ。ついに中谷のシングルレッグを切ってバック狙いも足をかけさせない中谷が立ち上がり。  離れると互いにジャブの刺し合いから右を当てて前に出る中谷。突き放して右ストレート、左ハイのケンシロウ。ガードする中谷は徹底して組み。最後にケンシロウもシングルレッグに入ったところでゴング。  判定は3-0(19-19マストケンシロウ3者)で、TDを切って右ストレート、際の打撃を入れたケンシロウが勝利した。   [nextpage] ▼DEEPライト級 5分2R〇鈴木大晟(パラエストラ八王子)66.10kg[1R 3分25秒 TKO] ※鉄槌×奥村歩生(T・GRIP TOKYO)66.05kg  鈴木は、アマチュアで2023年11月にRIZIN甲子園で優勝した横内三旺をKOし、2024年11月に柔道インター優勝の有馬雄生を下すと、26年3月のDEEP TOKYOでプロデビュー。  平石光一をリアネイキドチョークで極めて白星発進。9月に今村豊を秒殺した。12月には藤井連を2R RNCに極めるなどプロデビューから3連勝。  修斗からDEEP初参戦の奥村は、幼い頃からブラジリアン柔術で活躍。高校でMMAを始め、22年のアマチュア修斗全日本選手権ライト級で優勝するなどアマ17戦15勝の戦績を残した。24年10月の修斗でプロデビューし、25年1月の新人王トーナメント決勝でヒカルに判定で敗れ準優勝。3月に谷井翔太を2R 三角絞めに極めている。6月からパラエストラTBからT Grip Tokyoに移籍すると共に主戦場を変えてDEEP初陣に臨む。奥村「もうやるだけなんでとにかく全力で頑張ります。鈴木選手よろしくお願いします」 鈴木「第1試合目、俺が会場ぶち上げるんで注目お願いします。応援よろしくお願いします」      1R、左ローから入る鈴木に奥村はダブルレッグテイクダウン。ケージ背に上体立てる鈴木は立ち上がりギロチンスイープで上になると、インサイドガードからパウンド。腕十字狙う奥村に鉄槌を連打。右足を抱えに行く奥村だが動けず。レフェリーが間に入った。     [nextpage] オープニングファイト(17:40開始) ▼DEEPフライ級 3分2R アマチュアSルール〇秋元優志(JAPAN TOP TEAM)57.15kg[2R 1分22秒 TKO]×谷口仁歩(NEX SPORTS)56.70kg  超新星・秋元強真の兄である秋元優志は2023年12月のDEEP117のアマチュアファイトで琥にKO負けを喫し、JAPAN TOP TEAMに移籍後にブレイキングダウンでジョリー、関谷勇次郎と戦った。弟の活躍に刺激され25年12月のDEEP東京大会で再びMMAに挑戦したが国分獅斗にスプリット判定で敗れた。  対する谷口は、シュートボクシングで2勝1敗と勝ち越すなど鋭い打撃と卓越した格闘センスを武器に名古屋行われているアマチュアDEEPで着実にキャリアを積み上げてきた。25年4月の前戦DEEP NAGOYAで村田和生に2R TKO勝ち。 谷口「秋本選手、パンチの勢いがあって、すごい気持ちいい選手なんで、僕も全部出し切ってしっかり勝ちに行きたいと思います」 秋元「完璧な試合して自分が必ず勝つんで応援お願いします」  セコンドに秋元強真がつく優志。  1R、ともにオーソドックス構え。秋元は右カーフ。谷口のワンツーをかわす秋元は右を伸ばして谷口の組みを切る。詰めて右テンカオの秋元。谷口は左前手フックで飛び込み。右を当てた秋元は詰めて右ローも。  2R、谷口のシングルレッグを切る秋元。谷口もワンツーの右、右ローを返すと、秋元は右フックを当てて左右ラッシュからボディも突くと、崩れた谷口は左まぶたから大出血。  コーナーからバトンが投げ入れられた。秋元がTKO勝ち。 [nextpage] ▼DEEPバンタム級 3分2R アマチュアSルール 〇高尾凌生(JAPAN TOP TEAM)61.50kg[判定3-0] ※19-19マスト高尾×2、20-18×河島ノブヒデ(KATANA GYM)61.45kg  高尾は、K-1アマチュアで東日本大会と全日本大会で優勝。朝倉海に影響を受け、JTTでMMAを始めた。僅か7カ月後の25年10月のDEEP浜松大会で小笠原孝成に判定勝ちすると、12月のDEEP東京大会で菊池佳歩に1R TKO勝ち。  河島はバスケットボール、空手、アメフトなど様々なスポーツの経験を持ち、2024年10月のNKBのアマチュアキックでKO勝ち。12月のDEEP東京大会でMr.サタンをパウンドで沈めている。 河島「せっかく の相手繋げてもらったんで、リスペクトを持ってぶっ飛ばしに行きます」 高尾「バチッと勝って先輩方に繋げます。応援お願いします」  1R、低い構えの河島がシングルレッグからドライブもケージ背にする高尾。力使う河島に差し上げる高尾だが、すぐに組み直す河島。ニンジャチョーク狙う高尾をシングルで押し込み、離れ際に両者左右でゴング。  2R、低い構えの河島に高尾は左ミドル。しかし詰める河島がシングルレッグ。切った高尾になおも河島はシングルレッグ。片足立ちでこつこつ鉄槌の高尾は、組みを切ってバックに。リアネイキドチョーク狙いも最後に河島が外して立ってゴング。
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